#人材育成
“35%”はいつまで続くのか /第4回(最終回)
第3回は、「人材紹介会社を利用しなければ実現できない採用とは何か」について今後よりシビアに問われることになるであろうとの予測とともに、一方で現状においては、業界の成長期において人材紹介各社が行なってきた努力(①仕事の効率化、②増員と早期戦力化、③大きなデータベース)が皮肉にもその「介在価値」を希薄化させてしまっているということを述べました。
問題として挙げたのは、
1)本来「人」が介在するこ
採用企業が人材会社を使って成し遂げたいジョブとは②
前稿では、社会の大きな変化に伴って人材紹介事業者が価値の再定義を余儀なくされるのではないかと予測しました。
人材紹介に限らず、事業の意義や価値ついて考えるときに私が下敷きに用いるのはP.ドラッカー博士の『経営者に贈る5つの質問』です。
同書に限らずドラッカーの著作はその“厚み”に尻込みしてしまう人もいるかも知れませんが、エッセンシャル版や専門家の方のブログなどでも充分に学びを得ることがで