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うたかたの日々

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個人的な日記みたいなものです。特にオチもないし、教訓もありません。
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2021年5月の記事一覧

「捨てる」を考える。安泰寺のドキュメンタリーを見て。

「捨てる」を考える。安泰寺のドキュメンタリーを見て。

帰省した折に、父が録画していた安泰寺のドキュメンタリーを見た。
安泰寺というのは、兵庫県の人里離れた山奥に居を構え、自給自足と瞑想修行に重きを置いた禅寺だそうだ。そして、その門を叩くのが外国人であることも珍しくない。

曹洞宗の総本山である永平寺のドキュメンタリーはいくつか見たことはあるが、この安泰寺という寺のことを知ったのは初めてだ。
ネットで調べてみると、ちらほらと情報が出てくるので、どうやら

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今日もお休みします。

今日もお休みします。

今日は法事で田舎に帰省して来ました。
疲れたので、今日はお休みします。
また明日お会いしましょう。

七転び八起きする人を尊敬します。西尾康晴さんのYouTubeは面白くて、美味しい。

七転び八起きする人を尊敬します。西尾康晴さんのYouTubeは面白くて、美味しい。

コロナ禍である。好き勝手に海外旅行にも行けやしない。昨年は、ぼくも新しいことに挑戦してみよう、というほど大袈裟なものじゃないけど、これまで人生でやってこなかったことをやってみようと思っていた。

その一つが海外旅行で、特に東南アジアや南米に行ってみたいと思っていたら、このコロナ騒動だ。
本格化するギリギリのタイミングでタイのバンコクには旅行できたのだけど、今思うと本当に遊びに行っておいて良かったと

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結局ぼく達にできることは、祈ることだけだ。

相変わらず通勤電車の中で瞑想をしている。
混んでいないので、ゆったりと座れて、結構集中して瞑想できている気がする。まあ、推奨されるやり方ではないですけどね。

本当の瞑想とか、マインドフルネスとか、ぼくは専門家じゃないから良く分からないけど、個人的には瞑想による変化を感じている。

こうして毎朝瞑想していると、この行為は、様々な宗教が神を敬うのと同じことをしているのではないか、と心当たる。

ぼく

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一度、騙す側に回ってみては?疑うことの意味について

何年か前、とある商売をする為に、いくつかの小さなフリーペーパーやweb媒体にインタビュー記事を載せて貰ったことがある。

すると、何人かの知人から、「載ってるの見たよ!凄いね!」と声をかけられた。
凄いね!と言われれば、ひねくれ者のぼくだって、そりゃあ、悪い気はしない。

インタビューして貰い、別の場所に移動して、またインタビューなんて、忙しくしていたら、まるで芸能人みたいだな、と思って調子に乗っ

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月並みだけど、良い時も悪い時もありますよね。

月並みだけど、良い時も悪い時もありますよね。

こんなご時世ですし、みなさんも何かとストレス溜まることってあると思うんです。

どうやら、緊急事態宣言も再び延長されそうだし、雇用調整助成金が切れて、大量の失業者が出るとか、いよいよ大不況が来るとか、安全性のいまいち良く分からないワクチン打てとか、ホント中々希望が見出し辛い世の中ですね。

それとも、そんな風に世界が灰色に見えているのは、ぼくだけで、みなさんには薔薇色に見えているのでしょうか。

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打つべきか、打たざるべきか。ワクチンについて、両親と話してみた。

打つべきか、打たざるべきか。ワクチンについて、両親と話してみた。

ここ最近、大きく頭を悩ませている。
高齢の両親のワクチン接種の有無についてだ。

少し前まで、ワクチン問題は自分の周りには、まだしばらくは関係のない話だと思っていた。

しかし、最近SNSで話題になっていたファイザー社の副社長とされる方の告発映像を見て、これはどういうことだろうか、と気になり始めた。
その映像を流行りの陰謀論だろう、と受け流すのは簡単なことだ。

ぼくは気になって、両親に連絡をした

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今日はお休みします。

今日はお休みします。

こんばんは。
気がつけば100記事超えて、書いてました。
連続投稿も約2ヶ月間やってきました。

ここ数日、皆さんにも大いに関係ある、ある問題について、頭を悩ませておりました。

おかげで、大分気分も鬱々としておりましたが、仕方ないですね。そんなご時世です。

そこで感じたことも、またここで書けたらと思います。

ずっと鬱々と考えていると、自分自身がまいってしまいそうなので、白ワインと美味しいご飯

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マナーを強要する人とは、多分分かり合えないだろうな

マナーを強要する人とは、多分分かり合えないだろうな

いつも楽しく読んでいる野本響子さんのnoteに、こんな記事がありました。

「マナー」…
こいつは厄介な代物です。

以前、郵便局の窓口で郵便物を出そうとしたら、こんなことがあったのを思い出しました。

ぼくが窓口に作られた列に並んでいると、推定年齢60歳前後くらいの女性が、ぼくの前で、郵便局の窓口担当の職員さんに、クレームを言っているんです。

聞こえてくるクレームの内容は、郵便局の窓口社員さん

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瞑想を使って、傍若無人なおっさんを慈悲深く見守る方法

瞑想を使って、傍若無人なおっさんを慈悲深く見守る方法

マインドフルネスを続けているおかげで、傍若無人なおっさんに、腹をたててもしようがないな、と思えるようになってきました。

ぼく的には、これはとても大きな成長なんです。

マインドフルネスの中に慈悲の瞑想という訓練があります。
あまり心良く思っていない人物を思い浮かべて、その人の幸せを願うというものなのですが、ぼくはまだ傍若無人なおっさんの幸せを願えるほど、慈悲の心を持ち合わせていません。
いつか、

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キャッシュレスの罠に嵌った、ぼくの失敗談

キャッシュレスの罠に嵌った、ぼくの失敗談

久しぶりに失敗してしまった。

世間では、キャッシュレス決済全盛で、キャッシュレス決済できないお店は、時代遅れな、ちょっとダサい印象になってしまう。

〇〇payを、◯◯ウォッチに取り込んで、腕時計を決済機にかざす姿はいかにも未来的だし、かざしている当人も得意げだ、と思うのは、ぼくのようなアナログ人間のひがみだろうか。

なんだか、じゃりじゃりと小銭をいじって、
支払いをする自分が少し恥ずかしくな

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競走馬の哀しみ

競走馬の哀しみ

ぼくは賭け事の類をまったくしないので、競馬がどういう仕組みで行われているのか、まったく知らない。

職場で暇な時間に、上司と雑談していると、競馬の話になった。

近く、オークスというレースがあり、それは3歳の牝馬達(メス)のレースらしい。
逆にダービーというのは、3歳の雄馬達(オス)のレースのことらしい。
考えてみれば当たり前だが、馬にも男がいて、女がいる。馬の世界でも、男も女も競争社会に参加しな

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リバプールが起こした小さな奇跡

リバプールが起こした小さな奇跡

日本時間の昨夜2時半頃、世界中のリバプールファン達は、叫び、飛び跳ね、喜びを共有した。
あの瞬間、リバプールという信仰で結ばれた信者達は奇跡を分かち合った。

なんのこと?

とお思いの方は、以下をお読みいただきたい。

リバプールというのは、サッカーイングランド1部、通称プレミアリーグに所属するサッカーチームだ。

このチームは、一言で言えば、「熱い」のだ。

ざっくりと、チームの紹介をしよう。

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憧れの国フランスの知られざる姿、オマール・シーの「ルパン」を通して見る、今のフランス。

憧れの国フランスの知られざる姿、オマール・シーの「ルパン」を通して見る、今のフランス。

20歳の頃、ぼくは南仏のアヴィニョンを訪れた。

そして、フランスという国はなんて美しくて、良い国なんだろうと思った。
街は太陽が降り注いで綺麗で、食べ物は美味しく、人々も朗らかで美しかった。

初めての渡仏以来、ぼくはいつの時代も一定数存在するであろう"フィガロ"を購読するようなパリに憧れるキラキラOLと同等、いやそれ以上に、フランスという国の文化、フランス人の人生観、パリの美しい街並みに今も憧

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