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#ブランディング

ブルーボトルコーヒーが自動販売機を置くワケ

ブルーボトルコーヒーが自動販売機を置くワケ

先日、吉祥寺でこんな自動販売機を見かけました。

なんと、あの「サードウェーブ」という言葉とともに上陸したブルーボトルコーヒー専用の自動販売機です。

まっしろなボディーに青のブランドロゴがひときわ映えるデザイン。前を通りかかった人が思わず足を止め、まじまじ見つめているのが印象的でした。

ラインナップは水出しのコーヒー缶が3種類、コーヒー豆が3種類。加えてインスタントコーヒーと羊羹まで並んでいま

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【ストリートバー開業記④:グラフィック】お店のイメージを形作るグラフィックデザイン

【ストリートバー開業記④:グラフィック】お店のイメージを形作るグラフィックデザイン

こんにちは。井澤卓です。

仲間とデザイン会社を経営しながら、会社のメンバーで飲食店"LOBBY"を経営しています。

このnoteは、僕達が新店舗"nephew"を立ち上げるに当たり、構想段階から作り上げる過程を書き連ねるシリーズです。

第一章〜第三章はこちらをご覧ください。

第四章の今回は、グラフィックデザインについて。

お店のビジュアルブランディングにおいて、グラフィックデザインは非常

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「選択と集中」「ブランド化」がスモールビジネスの武器になる

「選択と集中」「ブランド化」がスモールビジネスの武器になる

企業の寿命より人間の寿命の方が長い現在、1社にすべてのリソースをささげるのはリスクです。定年まで勤めたくても難しい方が増えている時代です。

そんな人生100年時代の今こそ、会社の外でも複数の軸足を持つ「パラレルキャリア」は有効な生存戦略です。

一方で、パラレルキャリアで個人でビジネスをはじめるときに、軸足が多すぎると1つ1つがおろそかになるリスクがあります。

多数の武器があることで売上があが

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やっぱ「第三者の評価」がいちばんの宣伝になるよね〜という話

やっぱ「第三者の評価」がいちばんの宣伝になるよね〜という話

CMを見て「購入」にまで至ることが減った買いものの仕方が変わってきました。

たとえば本。昔は新聞広告で見て何の迷いもなく本を買うことがありました。本屋さんで偶然見つけてそのまま衝動買いということもありました。「あ、これおもしろそう」と思ってそのまま買うことが多かった。

でも最近は「Twitterで誰かがオススメしていたから」とか「口コミでおもしろいって聞いたから」というケースがほとんどになりま

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最後まで「コモディティ化」しないもの

最後まで「コモディティ化」しないもの

ビジネスの世界で「盗まれる」というのは、よくあることです。

ビジネスモデルが盗まれる。戦略をパクられる。がんばって書いたコピーをマネされる。

程度の差はあれ、模倣される、マネされる、パクられる、盗まれるというのは、ビジネスの世界ではよくあることなんだと思います。

それもそのはず。

「商品をよりよくしよう」「よりよいサービスにしよう」「効率的・生産的にしよう」と思えば、どんどんビジネスのレベ

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先にロゴを決めちゃわないで

先にロゴを決めちゃわないで

「ブランドを立ち上げたい。
 コンセプトとロゴは決まってます。
 プロダクトはまだこれから開発します。」

これ、すごくよくある話なんですけど、スタートとしては筋が良くない方法です。

例えるなら
「セッションしたことない。一曲も作ってない。でもバンド名とステッカーだけはできてます」

っていうくらい「あれ?」って話なんです。

・・・

とはいえ、わかりますよ!その気持ち!!

僕だって20歳の

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小商いをはじめるあなたに伝えたい。 小さなお店の考える「後出しじゃんけんのブランディング」の話

小商いをはじめるあなたに伝えたい。 小さなお店の考える「後出しじゃんけんのブランディング」の話

「ブランドアイデンティティってなんだと思いますか?」

お店をやっていると色んな人と会話をし、いろんな相談を受ける。

ノベルティを作りたい。
お店の看板を作りたい。
レストランのメニュー表はどのファイルを使ったらいいですか。

その時その時、自分にわかる範囲ではあるけれど、もてる知識と経験をフル動員してこたえてきた。

でも、文頭の「ブランドアイデンティティ」という言葉には困った。
実は、ブラン

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