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多様性を考える。

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「多様性」をキーワードに、色々なことを考えます。
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記事一覧

vol.12 『ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー』

vol.12 『ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー』

ブルーは『悲しみ』、または『気持ちがふさぎこんでる』ってことだよ。

今回紹介する本のタイトル、ブレイディみかこ氏の『ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー』

著者の息子さんがノートの端に書いたこの言葉。

息子さんは「ブルー」の意味を「怒り」を意味して使ったらしい。

天才か。

ワードセンスが光る本著は、多文化共生、異文化理解についてエッセイ形式で日本人にも分かりやすく解説してくれている

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vol. 8 「時間」を考える。

vol. 8 「時間」を考える。

「時間がない」

「毎日忙しい」

そう思ったことがない人はおそらくいないだろう。

お金は無限、時間が有限

時間はどの人間にも平等に与えられた唯一のものであることを、まず自覚する必要がある。

今回は、時間を意識するために考え方や実際にやってみたことを整理する。

考え方としては、時間を数値化して、終わりを認識する
行動としては、必要だけど後回しにしていたことをする

である。

【終わりを認

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vol.7「主体性」を考える。

vol.7「主体性」を考える。

「刺激と反応の間には選択の自由がある」

スティーブン・R・コヴィーの『7つの習慣』で、この言葉に出会った。

この言葉で最近自分のものの捉え方と感じ方が変わった。いい方向に変わった。

コヴィーによれば、これは人間の本質を支える基本的な原則である。

つまり、

何が起きても(刺激)、それが自分に与える影響(反応)を自分自身の中で選択することができる。

ということだ。

今回は、「主体性」とは

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隣の家族は青く見える #1 のぞきたくなる!!ひとつ屋根の下に住む家族達の秘密とは!? #TVer #隣の家族は青く見える
https://tver.jp/feature/f0076008

私の大好きなドラマがTVerで💙

https://note.com/kanard/n/n44cafbe2c15b

記事もぜひ↑

【連続テレビ小説】花子とアン(133)「アンとの出会い」 https://plus.nhk.jp/watch/st/g1_2021062518170

「なぜ皆さん…あんなふうに一色になれるのかしら。ああなれたらきっと楽でしょうね…。でも私はついていけないわ。」
蓮子の言葉、めっちゃ刺さる。
#連続テレビ小説 #花子とアン

vol.6 「肩書き」を考える。

vol.6 「肩書き」を考える。

「先生」

そう呼ばれる職場で働いている。

自分が「先生」と呼ばれることにまだ慣れない。

自分のことを自分で「先生ね、」と語り出し始めることに非常に違和感を覚える。

コミュニティに属していると、少なからずその中での役割というか、差別的な用語になってしまうかもしれないが身分を与えられる。

そのひとつが「肩書き」である。

「肩書き」とは。

姓名の脇などに、職名、官位、居所などを書き添えるこ

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vol.5 「家族」を考える。

vol.5 「家族」を考える。

最近、無料配信のドラマが多くて、ドラマ好きには大変ありがたいことになっている。

そんな中、日テレ系で放送していた松雪泰子主演の『Mother』というドラマを観た。芦田愛菜ちゃんが天才子役だと言われるようになったドラマ。「母性」をテーマに母娘の関係を描いている。

血の繋がりがいかに表面的な関係であるか、このドラマを観て改めて考えた。

「家族」とはなんなのか。

アメリカの人類学者ジョージ・マー

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vol.4 「想像力」を考える。

vol.4 「想像力」を考える。

想像力。 imagination (イマジネーション) の方。

GW後半、友人の紹介で初めて「読書会」に参加した。
20代の人たちが本の紹介とそれに関するディスカッションを行う。

非常に勉強になった。頭がグルグル回るこの感覚は、大学院での授業以来で終始ワクワクした。

この会に参加して、あるキーワードが思い浮かんだ。

「想像力」である。

この読者会に参加していた人たちの口からは、「もしも○

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vol.3 「言葉」を考える。

vol.3 「言葉」を考える。

言葉。 コトバ。 

言語。 language.

私にとって大事なもの。

人間として生きていくのなら、言葉を大切にしたいと思う。

英語を勉強して一番良かったと思うことは、人間として生きていくんだと思えたこと。

どうして人は言語を話すのか。

人間はどうやって言語を習得するのか、大きく2つの意見がある。
(私のざっくりとした意見なので正しい情報はGoogle scholar 先生に聞いてくだ

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vol. 2 「平等」を考える。

vol. 2 「平等」を考える。

「『平等』と『均等』は違う」

去年、サポーター活動をしていた小学校の道徳の授業で見た絵を時々思い出す。

3人の子どもがフェンス越しに野球の試合を観ている。

小さい子ども、中ぐらいの子ども、背の高い子ども。

フェンスが邪魔で野球がよく見えないため、3人とも台が必要である。

台を「均等」に与えるなら、3人とも同じ高さの台から野球の試合を観戦することになる。「平等」に与えるならば、フェンスから

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vol. 1 「普通」を考える。

vol. 1 「普通」を考える。

去年の自粛期間。おうちに引きこもり。

どこか懐かししいと思っていたら、留学中の冬休みの生活にとても似ていることに気がついた。ホームステイをしていたお家の居心地の良さを今でも覚えている。

旅行に出かける以外は、ほぼ家と近所をうろつく生活をしていた。そういえば、旅行から帰って家に着いた途端、高熱が出たな。ママが心配してジンジャエールを持ってきてくれた。「ジンジャー」 が入ってるから風邪に効くって言

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vol. 0 はじめに

ふと思ったこと、感じた疑問、浮かんだアイデア。

みなさんはどうしていますか。

日々の生活で思ったこと、考えたことについて「多様性」が軸になるように、書き溜めていこうと思います。

書く目的は2つ。

① 自分の考えを文字化して整理する。(アウトプット活動)
② 誰かに読まれるという意識を持って書く力をつける。素敵な文章が書けるようになりたい。

自分のメモ帳に残しておけば良いかなと思っていたけ

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