言い訳してもいい、まずは徹底的に自分を大事にする
やることなすこと全てが上手くいくわけがありません。
全てが上手くいかないことの方が多いのかもしれません。
自分のせいじゃないのに、その他のことが原因で上手くいかないことはたくさんあります。
言い訳をすると他の人は言うでしょう。
”それもこれも含めて全てはあなたの責任だ”
あなたのことを何も知らない人はそう言うでしょう。
私も散々DV夫に、そして夫から逃げた後はシェルターのスタッフに言われました。
知らない人には言わせておけばいいのです。
自分さえ知っていればいいのです。
自分だけが自分がどれだけ頑張ったのか、その頑張った分だけどれだけ悔しかったのかを知っていればいいのです。
私は何度もその悔しさを超えてきました。
乗り越えられてきたのかは分かりませんが、超えてはきました。
超えてくると言うより、その人にどう言われようが、どう思われようがという部分をスルーしてきたという感覚です。
それが泣きながら走り続けることだと思います。
それほど他人に構っている暇はなかったこと、それほど日々の生活に必死だったのです。
自分を変えることはとても大変です。
私はDM夫といた10年で完全に人の目(DV夫の目)を非常に気にする人間にでき上がっていました。
でもアメリカでゼロから始められたと言うのは、今となっては良かったのかもしれません。
たまたま公園で子供が遊び始めた子供のママと立ち話をしている時に、私シングルマザーだから〜とかは結構気軽に出てくるので、私も気軽に話しやすいです。
そして身の上話などが始まり、愚痴を言い合ったりして連絡先を交換して仕事を紹介してくれたり、いい遊び場所を教えてくれたり、ベビーシッターを紹介し合ったりなど仲良くなるスピードが速いのと情報は惜しみなくくれる人が多い気がしました。
そしてアメリカ人は思ってなくも?大袈裟に褒めてくれる人が多いです。
そして反応がポジティブで、自分が失敗しても笑い飛ばしてしまう人が多いです。
アメリカの会社で働いていた時も、そういう人たちにかなり救われました。
もちろん真剣に悩み、真剣に訴えてくる人もいますが、メキシコ人などは特に適当で優しく失敗した時や落ち込んで感情の助けが欲しい時は特にメキシコ人の人たちに頼りたくなります。
彼らも厳しい生活で支え合って生きている人が多いのも彼らが優しい理由なのかなと思います。
※もちろん厳しいメキシコ人もいます。。
辛い時は彼らのところに行って泣いたことも何度もありました。
日本人の人たちには気軽に言えないことが、なぜか彼らにはさらっと愚痴れたりするのです。
私の子供のような愚痴に笑いながら、延々と付き合い慰めてくれました。
私は自分と子供の状況により転職をし、引越しをしてきました。
どの会社にも嫌な人がいて、良い人もたくさんいました。
最初は意味がわからない仕事もやっていくうちに楽しくなり、同僚とも打ち解け、私生活でも助けてもらったりするようになり、どの会社も大好きで辞めたくありませんでした。
それでも一番大事なのは私と子供の生活です。
会社は私のメンタルを癒す場所ではなく、生活するための場所です。
辞めると申し出た時、もっと良い条件を提示していただいたときには涙が出ました。
1年も働いていない私のために違うポジションを用意してくれたり、在宅に切り替えられるように調整してくれた会社もありました。
それでも私は自分の目指すところに向かわなければいけません。
あの会社のオファーをどうして受けなかったのかと後悔することが、今でも時々あります。
彼らとずっと働きたかった、、と思う会社ばかりです。
それほどまだ自分がいる状況は簡単ではないと言うことですが、私はそのあたたかかった環境と私のためを思ってくれたオファーを捨てて選んだ道なのだから前に進まなければと思う原動力にもなっています。
愚痴っても前進し続けることが大事です。
私が私をいつも見ているからです。
怠け者な自分の部分も自分でちゃんと受け入れて、それで愚痴が出てしまうのならそれは自分に負けていると言うことです。
自分はもっとできるのに、自分で自分を甘やかしてしまっていると言うことです。
愚痴を言うことや、泣いて誰かに頼るのは自分の限界を知るためにも、自分に無理をさせないためにも、自分の心を大事にすることに繋がります。
自分の心を大事にすることは、自分の身体を大事することにつながり、自分の子供や周りの人たちの心や身体を健康にすることにもつながります。
なので愚痴ることを恥ずかしいと思わないでください。
ただ愚痴った責任は自分で取るのです。
泣いて愚痴って弱音を吐いて、聞いてくれる人はあなたの幸せを信じて、願っていくれている人です。
そんな人たちに出会えた私は最高に幸せな人間だと思います。
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