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他の方々の記事で、深く考えさせられるものや、私の記事の中で後で引用してみたい記事を集めています。
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【無料】 『取材・執筆・推敲』ガイダンス

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ガイダンス ライターとはなにかライターは「書く人」なのか
ライターとはなにか。

なにを書く人のことを、ライターと呼ぶのか。

ガイダンスのはじまりは、この問いから考えていきたい。

字義どおりに考えるなら、write(書く)に行為者をあらわす接尾辞(-er)をつけたライターは、「書く人」である。しかし、職業としての「書く人」たちを挙げていけば、ほかにも大勢いる。小説家、詩人、エッセイスト、コラム

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文字起こしアプリ「notta」がすごい

文字起こしアプリ「notta」がすごい

今年に入って、2時間近い取材が何本も続いた。テープ起こし(あ、以下文字起こしにします)は、私が社会人になった時に初めて仰せつかった仕事で、今でも取り掛かるたび思い出すことがいろいろ・・・

余裕がある時は、自分でやるようにしている。その時の声の調子とか、相槌は、文字ではよく伝わってこないから。

文字起こしにかかる時間は、だいたいインタビュー録の三倍(と、当時習った)。そんな時間どこにもなくて、か

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インタビュー記事の4つのスタイル【vol.36】

インタビュー記事の4つのスタイル【vol.36】

インタビュー記事といってもそのスタイルはさまざまです。今回はインタビューをしたとき、どんなスタイルの記事にするのが最適なのか、以下の4つのスタイルについてその特徴と使い方について紹介します。

1. 一人語り
2. 質疑応答
3. 対談
4. 報道

1. 一人語り インタビュアー(ライター)の存在を消して、インタビュイー(取材対象者)の言葉のみで表現するスタイルです。

いわゆるゴーストライター

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読みたいnoteと読まないnote【vol.23】

読みたいnoteと読まないnote【vol.23】

いま、noteは登録者数380万人(2021年4月時)だそうです。最近は企業やプロの参加も増えてきているようですが、やはりまだ個人のクリエイターや趣味で書いている人が多い印象があります。

私自身、いろいろな人のnoteをフォローして読みますが、目的は主に3つあります。ひとつは仕事で依頼できるライターを探すため。2つめは自分が学びたい知識を得るため。そして、最後が純粋にエンターテインメントとして楽

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「編集者力」のつけ方のnote

いまどき使えるweb編集者になりたい春乃こぐまです。

雑誌編集を経て、オウンドメディアの編集担当者としてwebの世界で格闘中。勉強のためnoteで書かれた「編集」に関する記事を集めてみました。

※新しい記事、随時追加していきます

■ そもそも、編集者の役割・仕事って?出版社出身の編集者でオウンドメディアの担当になった人間は、この問いに端的に答えられる必要があるのかも、と今更ながら、思っていま

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こたつ記事の書き方【vol.32】

こたつ記事の書き方【vol.32】

このnoteでも何度か触れていますが、こたつ記事とはネットを中心に集めてまとめた二次情報の記事のことです。

Webメディアの多くは、この二次情報のコンテンツが大半を占めます。クラウドソーシングもたいていは二次情報の執筆になります。二次情報が多いのは、取材による一次情報は時間と手間とコストがかかるからです。また、Webメディアはビジネスとして成立させるにはある程度記事の本数が必要になってくるため、

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Googleのアドバイスに耳を傾けよう【vol.31】

Googleのアドバイスに耳を傾けよう【vol.31】

ライターをやっている方なら、SEOという言葉を聞いたことはあるかと思います。

Google検索で上位表示を狙うことをSEOと言いますが、記事をより多くのユーザーに届けるために、適切なキーワードと文脈でコンテンツを構築することは必須です。

SEOのことは詳しくないけどライターとして大丈夫かな?という不安を抱く方もいるかもしれません。

しかし、心配は無用です。

SEOと言っても、特殊なスキルが

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「尖った文章」ってなんだ?【vol.30】

「尖った文章」ってなんだ?【vol.30】

前回、「いい文章」より「尖った文章」をめざせ、とお伝えしましたが、では「尖った文章」とはいったいどんな文章でしょうか?

「尖った文章」とは、唯一無二ということです。

ナンバー1ではなく、オンリー1ということです。

ほとんどの人は、キムタクや福山雅治になれなくても、みんな普通に仕事をして、普通に恋をして、普通に幸せを手に入れることができます。恋をしたら、誰もが「この人しかいない!」と思うのでは

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フリーライターの率直なところを話そう[お金編]①「文字単価0.2円」を、どう考える?

フリーライターの率直なところを話そう[お金編]①「文字単価0.2円」を、どう考える?

 クラウドサービスを通して仕事を探したことがあるライターなら、おそらく一度は見たり聞いたりしたことがあるでしょう。「文字単価0.2円」という、背筋の寒くなる発注を。
 書いても書いてもお金にならず、いつまでも独立できた気持ちになれない、それはそれは恐ろしい底無し沼への入り口、それが1文字0.2円の世界…

 ある人は「ライティング能力の搾取だ」と言い、ある人は「発注する側の問題を受注する側が拡げて

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ライターも二刀流の時代【vol.22】

ライターも二刀流の時代【vol.22】

今年は海の向こうで二刀流の大谷翔平選手の活躍がすごいことになっていますが、二刀流というのはもはや時代のトレンドという気もします。

サッカーの本田圭佑選手などは二刀流ところか、肩書が多すぎて自ら“挑戦者”という肩書を名乗っているくらいです。お笑い芸人の西野亮廣氏は絵本作家でもあり、イベントプロデュサーでもあり、企業コンサルタントでもあり、単にエンターテイナーではくくれないほど幅広い領域で活躍してい

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「書く」ことは「聴く」こと【vol.19】

「書く」ことは「聴く」こと【vol.19】

「聞く」と「聴く」の違いをご存知でしょうか。

「聞く」は英語で言えばhear、「聴く」はlisten。より集中しているのが「聴く」ですね。音楽を聴く場合も仕事をしながらBGMとしてなんとなく流しているときは「聞く」ですが、ヘッドホンで集中して「聴く」、コンサートで「聴く」となるわけです。

いい原稿を書くためには、実りのあるインタビュー(取材)が欠かせません。人間はどんな情報をアウトプットをする

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酒瓶の裏ラベルは、CDのライナーノーツと同様だ。

酒瓶の裏ラベルは、CDのライナーノーツと同様だ。

昔は日本酒のラベルといえば、達筆な筆文字で銘柄が縦に書かれているだけのようなものしかなかったが、この10年くらいの間にどんどん変わってきている。
ローマ字で横書きの銘柄、可愛い動物のイラストやモダンなデザイン、紙のラベルを貼るのではなく瓶に直接プリントされたものもある。

たとえば、こんなのとか……

こんなのもある(笑)。かわいいよね。

思わず「ジャケ買い」してしまいそうになるし、日本酒は難し

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無名人インタビュー:採用広報ライターの人

無名人インタビュー:採用広報ライターの人

不思議な不思議な不思議なこともあるもので、なんだか無名人インタビュー参加者には、人事、採用関係のビジネス者多いんですよね。人事や採用担当者。
わかります?
つまり、人に興味があるということと無名人インタビューは関連性があるってことじゃあないのでしょうか?
あるよ。
ということでえ、採用広報や採用コラムをメインに手掛けているライター・一緒俐(いおり)さん回、お楽しみください!

今回ご参加いただいた

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こたつライターはなぜ取材記事を書かないのか?【vol.16】

“こたつライター”と呼ばれる種類のライターがいます。いわゆるネットから情報をかき集めて1本の記事に仕上げるライターのことを言います。外に出かけて誰かに取材しなくても、こたつでゴロゴロしながら原稿が書けるため、このような名前がつけられました。

私もたまにやむを得ずこたつライターをやることはありますが、できればやりたくない仕事です。原稿料は安いし、時間はかかるし、楽しくないし、消耗戦でしかないからで

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