見出し画像

こたつ記事の書き方【vol.32】

このnoteでも何度か触れていますが、こたつ記事とはネットを中心に集めてまとめた二次情報の記事のことです。

Webメディアの多くは、この二次情報のコンテンツが大半を占めます。クラウドソーシングもたいていは二次情報の執筆になります。二次情報が多いのは、取材による一次情報は時間と手間とコストがかかるからです。また、Webメディアはビジネスとして成立させるにはある程度記事の本数が必要になってくるため、取材記事を制作する時間も予算もないのが実情です。

そのため、多くのメディアはできるだけコストを押さえて記事の本数を優先することになります。メディアは検索の上位表示を狙ってクラウドソーシングなどを利用して、大量のコンテンツを安く生産します。担当者1名で毎日10本毎月300本の記事を更新していくメディアも珍しくありません。中には1本1万〜2万字の記事を毎日100本更新するという例もあります。しかし、これではコンテンツの品質を保つのは非常に難しいと言わざるを得ません。

とはいえ、じつは取材をする一次情報より二次情報の記事のほうがある意味書くのは難しかったりします。なぜなら二次情報は常に盗作のリスクが伴うからです。

ここから先は

2,221字
この記事のみ ¥ 100

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?