かいごの木

老人ホームで働いている「かいごの木」です。介護福祉士、介護支援専門員、認知症リーダー研…

かいごの木

老人ホームで働いている「かいごの木」です。介護福祉士、介護支援専門員、認知症リーダー研修などの資格を持っている、56歳男性です。介護業界に入る前は、色々な業種についていました。現在は、入居されている高齢者の幸せを実現するために日々努力しています。

記事一覧

あの人みたいに明るくポジティブに仕事ができたなら…

皆さんは、職場に「いつも明るくポジティブな人」っていませんか?同じ職場で働いていると、周りを照らすようなその人の姿勢に感心することがあると思います。 どんなに大…

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「上司に話しかけると心臓がバクバクするあなたへ」

上司に話しかけるだけで、心臓がバクバクしてしまう。そんな感覚を抱えている方は少なくありません。 特に、職場環境が少しでも緊張感のあるものであれば、その不安はさら…

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失敗のない人生など、どこにもない

人生を歩んでいると、誰もが何らかの失敗を経験します。どれだけ成功したいと願っても、完璧に物事を進めることは不可能です。 私自身も老人ホームで介護士として働いてい…

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職場の仕組みや考え方が自分と合わない時どうしていますか?

介護の仕事に携わっていると、日々いろんな課題に直面しますよね。 時には入居者さんとのコミュニケーションや身体的なケアだけでなく、職場内のルールや方針が自分の考え…

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高齢者介護にマンネリを感じた時に読んでください

介護の仕事をしていると、時折「マンネリ」を感じる瞬間があるかもしれません。 毎日同じルーティン、似たようなケア、変わらない環境。最初は新鮮でやりがいを感じていた…

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自信を失うことで更に不安が高まる方へ

私は介護士として日々高齢者の方々と接しています。その中で、多くの方が抱える共通の悩みの一つに、「自信を失うこと」があります。 特に、身体の不調や認知機能の衰え、…

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高齢者介護へのモチベーションが続かない方へ

私は介護士として働く中で、同じように「どうしてもモチベーションが続かない」と感じたことがある方も多いのではないかと思います。 介護の仕事は、心身共に大変な職業で…

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時間がない余裕がないと繰りかえすことに「さようなら」

皆さんは毎日「時間がない」「余裕がない」と感じることが多いでしょうか?特に介護の現場では、仕事が次々と舞い込み、時間に追われることが日常茶飯事ですよね。 私も、…

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人によって失敗の捉え方は違う

介護の現場では、日々様々な出来事が起こります。入居者様とのコミュニケーション、身体介護、生活支援など、多岐にわたる業務の中で、誰しもが一度は「失敗してしまった」…

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自分の「嫌」という感情へのかかわり方

私は日々の仕事を通じて、多くの人々と接する機会があると、自然といろいろな感情が生まれてきますよね。 その中でも「嫌だな」という感情は、時に避けられないものです。…

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かいごの木
10日前
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頼ることで後ろめたさを感じる方へ

私は介護の現場では、多くの方々がさまざまな形で他人に頼る状況に直面します。 しかし、頼ることができずに悩んでいる方々も少なくありません。 自分が他人に頼ることに…

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かいごの木
10日前
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心のひび割れの修復の仕方

介護の現場で日々を送るあなたへ。 ご多忙の中、この文章と出会って下さり、ありがとうございます。 「心のひび割れ」という言葉は、介護の現場で働く私たちにとって、決…

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かいごの木
12日前
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自分に許しを得るには?

私は日々、入居者様と向き合いながら、さまざまな感情に触れる仕事をしています。喜び、悲しみ、そして時には挫折や後悔も。介護の現場は感情の揺れ動く場所であり、そこに…

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かいごの木
12日前
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不安や落ち込みやすい人とそうでない人の差とは?

私は日々、入居者様やご家族、そしてスタッフの皆さんと接している中で、ふと感じることがあります。 それは、人によって不安を感じやすい人とそうでない人、また落ち込み…

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かいごの木
13日前
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介護の現場で感じる、脳の老化の個人差

介護の現場にいると、脳の老化には大きな個人差があることを日々感じます。 ある人は90歳を超えても記憶力がしっかりしていて、身の回りのこともほとんど自分でこなせるの…

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かいごの木
2週間前
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自分では頑張っているのになぜかうまくいかない

「自分では頑張っているのに、なぜかうまくいかない…」そんな気持ちになったことはありませんか?私も何度もその壁にぶつかってきました。 介護の仕事は、体力的にも精神…

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かいごの木
2週間前
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あの人みたいに明るくポジティブに仕事ができたなら…

あの人みたいに明るくポジティブに仕事ができたなら…

皆さんは、職場に「いつも明るくポジティブな人」っていませんか?同じ職場で働いていると、周りを照らすようなその人の姿勢に感心することがあると思います。

どんなに大変な日でも、笑顔を絶やさずに頑張っている人。その存在は職場の空気を一変させ、私たちの心に温かさをもたらしてくれるものです。

介護の現場では特に、そうした人たちが持つエネルギーが必要だと感じることが多いですよね。

高齢者の方々と接する私

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「上司に話しかけると心臓がバクバクするあなたへ」

「上司に話しかけると心臓がバクバクするあなたへ」

上司に話しかけるだけで、心臓がバクバクしてしまう。そんな感覚を抱えている方は少なくありません。

特に、職場環境が少しでも緊張感のあるものであれば、その不安はさらに増してしまうでしょう。おそらく、あなたもそんな一人かもしれませんね。

実際に、私自身も介護の現場で働き始めたばかりの頃、同じように上司に話しかけることが大きなハードルでした。

何を言われるんだろうか、自分の言い方が間違っていたらどう

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失敗のない人生など、どこにもない

失敗のない人生など、どこにもない

人生を歩んでいると、誰もが何らかの失敗を経験します。どれだけ成功したいと願っても、完璧に物事を進めることは不可能です。

私自身も老人ホームで介護士として働いていますが、日々の業務の中で失敗やミスを犯すことがあります。

それは決して避けられないものであり、介護の現場に限ったことではありません。

今回は「失敗のない人生などどこにもない」というテーマで、失敗にどう向き合い、どのように成長に繋げるか

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職場の仕組みや考え方が自分と合わない時どうしていますか?

職場の仕組みや考え方が自分と合わない時どうしていますか?

介護の仕事に携わっていると、日々いろんな課題に直面しますよね。

時には入居者さんとのコミュニケーションや身体的なケアだけでなく、職場内のルールや方針が自分の考え方と合わず、モヤモヤすることがあるかもしれません。

私自身も、介護の現場で働いている中で、何度か「このやり方、本当にベストなのかな?」と思うことがありました。

そんな時、皆さんはどうしていますか?

今回は、職場の仕組みや考え方が自分

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高齢者介護にマンネリを感じた時に読んでください

高齢者介護にマンネリを感じた時に読んでください

介護の仕事をしていると、時折「マンネリ」を感じる瞬間があるかもしれません。

毎日同じルーティン、似たようなケア、変わらない環境。最初は新鮮でやりがいを感じていたものが、時間が経つにつれて何となく単調に思えてしまうのは自然なことです。

でも、これは決してあなたが悪いわけでも、介護そのものがつまらなくなったわけでもありません。

むしろ、介護という仕事の深みや価値を改めて見つめ直す良いタイミングか

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自信を失うことで更に不安が高まる方へ

自信を失うことで更に不安が高まる方へ

私は介護士として日々高齢者の方々と接しています。その中で、多くの方が抱える共通の悩みの一つに、「自信を失うこと」があります。

特に、身体の不調や認知機能の衰え、日常生活での制限が増えることで、自信を失い、その結果として不安がさらに大きくなってしまうことがあります。

今回は、そういった不安や自信喪失に苦しむ方に向けて、少しでも気持ちが楽になるようなメッセージをお伝えできればと思います。

自信を

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高齢者介護へのモチベーションが続かない方へ

高齢者介護へのモチベーションが続かない方へ

私は介護士として働く中で、同じように「どうしてもモチベーションが続かない」と感じたことがある方も多いのではないかと思います。

介護の仕事は、心身共に大変な職業です。日々のケアやサポートに全力を注ぐ中で、時に「自分の限界かもしれない」と感じることもあるでしょう。

このブログでは、そんな介護の現場でのモチベーションの低下や疲れを感じる方に向けて、私自身の経験や学びを通じて、少しでも支えになる言葉を

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時間がない余裕がないと繰りかえすことに「さようなら」

時間がない余裕がないと繰りかえすことに「さようなら」

皆さんは毎日「時間がない」「余裕がない」と感じることが多いでしょうか?特に介護の現場では、仕事が次々と舞い込み、時間に追われることが日常茶飯事ですよね。

私も、かつてはそうした感覚にとらわれ、いつも焦りやストレスを感じていました。

しかし、ある日、ふと「本当に時間がないのか?」「余裕を作ることは不可能なのか?」と自問してみると、少しずつ違う視点が見えてきました。

今回は、そんな私の経験を通じ

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人によって失敗の捉え方は違う

人によって失敗の捉え方は違う

介護の現場では、日々様々な出来事が起こります。入居者様とのコミュニケーション、身体介護、生活支援など、多岐にわたる業務の中で、誰しもが一度は「失敗してしまった」と感じる瞬間があるでしょう。

「失敗」という言葉には、ネガティブなイメージがつきまといます。本当に失敗とは何なのでしょうか?辞書で「失敗」を引くと、「目的を達することができないこと」とあります。

介護の現場において、「目的」とは一体何な

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自分の「嫌」という感情へのかかわり方

自分の「嫌」という感情へのかかわり方

私は日々の仕事を通じて、多くの人々と接する機会があると、自然といろいろな感情が生まれてきますよね。

その中でも「嫌だな」という感情は、時に避けられないものです。しかし、皆さんはこの「嫌」という感情とどう向き合っていますか?

介護の現場では、「嫌だ」と感じることを我慢してしまうことが多いです。

入居者様や同僚とのやりとりの中で、相手を傷つけないように、またはプロとしての振る舞いを守るために、つ

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頼ることで後ろめたさを感じる方へ

頼ることで後ろめたさを感じる方へ

私は介護の現場では、多くの方々がさまざまな形で他人に頼る状況に直面します。

しかし、頼ることができずに悩んでいる方々も少なくありません。

自分が他人に頼ることに対して「後ろめたさ」や「申し訳なさ」を感じることがあるかもしれません。

今日は、そんな方々に向けて、頼ることの大切さやその意味についてお話ししたいと思います。

頼ることは弱さではない

まず、頼ることが決して弱さではないことを理解し

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心のひび割れの修復の仕方

心のひび割れの修復の仕方

介護の現場で日々を送るあなたへ。

ご多忙の中、この文章と出会って下さり、ありがとうございます。

「心のひび割れ」という言葉は、介護の現場で働く私たちにとって、決して他人事ではないはずです。

入居者様の方々との別れ、ご家族からの言葉、そして自分自身の限界を感じた時、私たちは心の奥底で小さなひび割れを感じることがあるでしょう。

しかし、ご安心ください。心のひび割れは、決して修復不可能なものでは

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自分に許しを得るには?

自分に許しを得るには?

私は日々、入居者様と向き合いながら、さまざまな感情に触れる仕事をしています。喜び、悲しみ、そして時には挫折や後悔も。介護の現場は感情の揺れ動く場所であり、そこに関わる私たち介護士にとっても、決して簡単なものではありません。

この仕事をしていると、ふと自分自身を責めてしまう瞬間があります。「もっとこうしてあげられたのではないか」「あの時、違う言葉をかけていたら…」と、振り返るたびに自分の行動に後悔

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不安や落ち込みやすい人とそうでない人の差とは?

不安や落ち込みやすい人とそうでない人の差とは?

私は日々、入居者様やご家族、そしてスタッフの皆さんと接している中で、ふと感じることがあります。

それは、人によって不安を感じやすい人とそうでない人、また落ち込みやすい人とそうでない人がいるということです。

同じような状況に直面しても、ある人は元気に前向きに受け入れ、ある人は深く悩んでしまう。

では、この「不安や落ち込みやすい人」と「そうでない人」の差は、いったい何から生まれるのでしょうか?

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介護の現場で感じる、脳の老化の個人差

介護の現場で感じる、脳の老化の個人差

介護の現場にいると、脳の老化には大きな個人差があることを日々感じます。

ある人は90歳を超えても記憶力がしっかりしていて、身の回りのこともほとんど自分でこなせるのに対し、別の人は80歳でも認知症が進行し、日常生活に大きな支援が必要です。

こうした違いは、私たち介護士にとって大きな学びの一つであり、同時にケアの方法を柔軟に工夫する必要性を感じさせてくれます。

では、なぜこれほど脳の老化には個人

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自分では頑張っているのになぜかうまくいかない

自分では頑張っているのになぜかうまくいかない

「自分では頑張っているのに、なぜかうまくいかない…」そんな気持ちになったことはありませんか?私も何度もその壁にぶつかってきました。

介護の仕事は、体力的にも精神的にも大変ですし、どれだけ努力しても思うように結果が出ないことが少なくありません。

特に、入居者様とのコミュニケーションがうまくいかなかったり、他のスタッフとの連携が思うように取れなかったりすると、「自分は何をしているんだろう?」と悩ん

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