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米国iMBA・MOOCオンライン経営大学院受講ガイド

米国iMBA・MOOCオンライン経営大学院受講ガイド

2020年の8月から、それまでCourseraで単科コースを受講していた大学院、米国イリノイ大学アーバナ・シャンペーン校のMBAに正式に入学し、現在3コース目です。

イリノイ大学のMBAは、MOOC(大規模公開オンライン講座)と世界で初めてタイアップしたオンラインMBAとして、生徒数が増え続けており、学費もすべて込みで$22,500(2021年1月現在)で受講することができます。コロナの追い風も

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有名海外大学の単位取得ができる『無料オンラインサービスMOOC』その特徴とは?

有名海外大学の単位取得ができる『無料オンラインサービスMOOC』その特徴とは?

世界中の大学の授業を無料で受講し、単位の取得ができるオンライン学習サービスがあるのをご存知でしょうか?
その名も"MOOC"(ムーク/Massive Open Online Course)。
このサービスを利用することで、日本国内にいながら、ハーバード大学やオックスフォード大学など海外有名大学の授業を受けることができます。

コロナ禍で海外留学を断念した方、自宅での学習を進めたい方にとって救いの一

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オープンバッジ (講座の修了証、バッジ) gacco.org

オープンバッジ (講座の修了証、バッジ) gacco.org

最近見つけたgaccoというサイト

大学や企業の公開講座を無料で受けることができる(略してMOOCというみたい)

講座を最後まで完了すると、修了証や修了バッジをもらうことができます

試しにやってみたのが、東北大学MOOCの放射線安全学の講座

最後まで修了したら、修了バッジというものがもらえます!(オープンバッジというらしい)

オープンバッジは公開設定すると誰でも見られるページで公開可能

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未来を切り開くリスキリングとオープンバッジの可能性

未来を切り開くリスキリングとオープンバッジの可能性

AI技術の急速な進展は、私たちのキャリアに革命をもたらしています。特に、ChatGPTのようなツールの登場は、これまでITと無縁だった人々にも新しいスキルアップの扉を開きました。今、リスキリングは単なるトレンドではなく、必要不可欠なステップとなっています。
今回は、リスキリングとオープンバッジをテーマに紹介していきます。

リスキリングの新時代への突入最近、AI技術の進化に伴い、リスキリングがます

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2023/05/03の日経を読んで

2023/05/03の日経を読んで

旭化成は全社員がデジタルスキルを学ぶ切り札、「オープンバッジ」の仕組みで成果を出している。カリキュラムの履修者に発行する5段階の電子証明書で、メールやSNSなどで公開できる。社内外に学習履歴や能力を見えやすくし、グループ全体4万人が学びを競い合う。スキルの陳腐化が早い時代になり、働き手の主体的な学習意欲を高める手法として広がりそうである。記事を要約すると共に所感を述べたい。

講座を履修し、試験合

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学習歴はイーサリアムのブロックチェーンが証明する『新しい資本主義に関して②』

学習歴はイーサリアムのブロックチェーンが証明する『新しい資本主義に関して②』

1.新しい資本主義(人への投資)前回の記事で、『新しい資本主義』について触れました。

再掲となりますが、新しい資本主義には、大きく三つの枠組みがあります。

①成長戦略

②分配戦略

③全ての人が生きがいを感じられる社会の実現

上記3点です。

②分配戦略は、更に下記の通り細分化されます。

分配戦略とは、以下を向上させる政策のことを指します。

(1)所得増加(賃上げなど)

(2)人への

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「滋賀大学数理・データサイエンス・AI教育プログラム」にオープンバッジを導入(12月8日掲載)

滋賀大学では、学修成果の可視化を進める中、学修履歴を学修者本人が確認できることはもちろん、社会に対し示すことができるよう、国際的な技術標準規格に基づくデジタル証明書の一つである「オープンバッジ」※の導入を開始しました。このオープンバッジは本学にとって初めて学修歴をデジタル化した証明書となります。

 オープンバッジ発行の第一弾として、文部科学省からの認定も受けている「滋賀大学数理・データサイエンス

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オープンバッジ

オープンバッジ

「これからはオープンバッジで人材マネジメントも大きく変わるよ」
研修会社を経営している友人からそう聞きましたが、実はこの「オープンバッジ」というのを初めて聞きました。

簡単に調べてみましたが、狙いとしてはシンプルで、自分が受けてきた研修を国際標準規格のデータで記録し、履歴書やSNSなどで可視化できるというもの。

「学歴」ではなく「学習歴」だと言われて久しいですが、いくら研修をたくさん受けても客

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オープンバッジを導入すると起こること

オープンバッジを導入すると起こること

オープンバッジ。デジタルバッジ。デジタル・クレデンシャル。いくつか呼ばれ方はあるけれど、いずれにせよ導入するとこういうこと(↓)が起こる。いくつかは予想されたことだろうし、いくつかは制度バグのように思える。そのバグへの対応についても書いておきたい。

なお、「オープンバッジ」そのものへの解説は世に多くあるとおもうし、多分この記事を読んでくださる方なら既知のことだろうから、ここでその解説はしない。あ

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学歴とオープンバッジ(教育サービスの現状と未来)

学歴とオープンバッジ(教育サービスの現状と未来)

大学院で学ぶ「学習のデザイン」。ここから数回は春季講座で受けている授業で、教育業界でいまどういった変化が起こっているのかを紹介します。

日本の教育の偏り

世界から見ると日本の教育はこのくらい変わっています。

25歳までに大学に入る割合が99%(世界平均は83%)

大学にいる年齢幅はほぼ18-24歳(世界はおおよそ20-30歳)

成人後の自分の意思で入学を選択した人が少なく、早い年齢で学び

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勉強のモチベーションにもなる"オープンバッジ"についてご紹介します

勉強のモチベーションにもなる"オープンバッジ"についてご紹介します

みなさん、オープンバッジ持ってますか?

こんなのです。

オープンバッジとは、簡単に言うと、自分の学習履歴やスキルのデジタル証明書です。

デジタルなので、SNSと連携することも可能なんですよ。

リスキリングを効果的に促進できることから、注目が高く、世界的にも活用が広がっています。

この記事では、オープンバッジとは何か?や、オープンバッジを取得するメリットなど、私なりの視点でご紹介したいと思

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