最低賃金の大幅引き上げをチャンスにする
23年10月からの最低賃金改定は、全国平均961円から1,004円へ 43円の引上げとなり、過去最高額とのこと。
働く当事者にとっては「物価上昇に追いついていない、全然不十分」であるかもしれません。またマクロ経済的にも先進国の水準からするとまだまだ不十分です。国としては2030年までに1500円を目指すということで、今後も大幅な引き上げが続くものと予測されます。
一方、経営としてはしっかりとした軸を持ってこの動きに対応していかねばなりません。
1.現在の時給との差の分析