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#エッセイ
騒音から救ってくれるもの
小さい頃から私は音に過剰な反応を示したらしい。
赤子の頃は外の犬の鳴き声で泣き出し、少し大きくなってからはちょっとした音で目が覚める。非常に育て辛い子供だったと母親から聴かされた。
そんなのはそちらの都合で、音に苦しめられた本人からすると「辛いのはこっちだ」という話だ。
矛盾していると言われるかもしれないが、私は音楽が大好きだ。中でも長いこと好んでいるのは、騒がしい音の代表格とも言える「ヘヴィ
食べるのが下手というよりは
私はどうにも食べるのがヘタクソである。
よくこぼし、よく落とす。
醤油のニオイが染み付いてむせたり、一番楽しみにしていたケーキのいちごを落とす。
床に落とした食べ物だったものを拾おうとして、みつけて拾い頭を上げてテーブルにぶつける。
子供のときはおはじきを口の中に入れて遊んで、うっかり飲み込んだ事もあるらしい。そもそも食べ物ですらない。
そんな私以上に下手な人物が身近に出現した。
夫氏である。
どうやら私はゾンビだったらしい
大阪でも緊急事態宣言が解除されたので、家族の仕事用夏服を買いに心斎橋のUNIQLOまで赴いた。数カ月ぶりのことである。
入り口では検温と消毒をしっかりと行っており、「おお、気をつけてるなあ」と自分も検温センサーを当ててもらったのだが……
何度やっても「Lo」の表示になる。
額、耳裏、手首。
手首でようやく「35.1」の数字が出て通された。それにしても低い。
ちなみにツレも手首の測定
【再掲】おとんとおかんと、そして彼女
実家には現在十三歳になるミニチュアダックスフントが居る。
名前は「みるきー」。
クリーム色のふわふわとした毛に覆われた、可愛いツンデレなレディだ。
これは彼女と私の両親との出会いのお話。
その時二人は出会った彼女との出会いは札幌の郊外に在るペットショップ。犬猫だけではなく、魚やエキゾチックアニマルも扱っている割と大きめなお店だった。
犬を飼う準備のために店に赴いた母と私は、小型犬を迎えるため
トイレと札幌からの脱出
あらからもう2年近く経ったろうか。
今となっては具体的な時期すら思い出せないけど、余りにも強烈な記憶。多分一生忘れることは出来ないし、この事件が無ければ私は関西に移住していなかった。
今となっては笑い話だけど、全く笑えない出来事。
トイレから出られないその日私はいつも通りにトイレに入って鍵を掛けた。一人暮らしだから掛けなくても良いのだが、一度ついた癖はなかなか抜けない。
用を済ませドアノブに手