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【連載】「いるものの呼吸」#4 視線人(しせんびと)の語彙集
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言葉とわたしは一生別れることができない。言葉一切を捨てても、その片鱗は脳味噌の内側にへばりついて取れないだろう。常に言葉がある。わたしはこれからも映画を作ることをやっていきたいなあと思っている。風景で思考しても耳からちょっと出たフィルムを引っ張り出してそのまんま映画館で上映することはできない。風景を人と人が共有できる「言葉」にする。そうした時に、言葉は輪郭を持って来るけど、形や色や手触
【前編】大森時生×品田遊(ダ・ヴィンチ・恐山)『IMONを創る』復刊記念対談「IMONを再起動(リブート)する」
2024年2月17日、いがらしみきお著『IMONを創る』(石原書房)の復刊を記念して行われた大森時生さんと品田遊(ダ・ヴィンチ・恐山)さんの対談「IMONを再起動する」(於・SCOOL)の模様を二回に分けてお届けします。
2023年末、30年の時を経て復刊された『IMONを創る』。デビューから近作『人間一生図巻』に至るまで、人間とその世界の実相を描き続けるいがらしみきおさんの時代をはるかに追い
【後編】大森時生×品田遊(ダ・ヴィンチ・恐山)『IMONを創る』復刊記念対談「IMONを再起動(リブート)する」
2024年2月17日、いがらしみきお著『IMONを創る』の復刊を記念して行われた大森時生さんと品田遊(ダ・ヴィンチ・恐山)さんの対談「IMONを再起動する」(於・SCOOL)の模様を二回に分けてお届けします。
2023年末、30年の時を経て復刊された『IMONを創る』。デビューから近作『人間一生図巻』に至るまで、人間とその世界の実相を描き続けるいがらしみきおさんの、時代をはるかに追い抜いた思想