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言葉という鑿(のみ)で、社会を彫刻する。
梅田彫刻研究室
室長:梅田 力(うめだ いさお)
1981年生まれ 長野県出身。
現在、北海道夕張郡長沼町在住。
(職業)
- 彫刻家
- 大学教員(星槎道都大学美術学部デザイン学科准教授)
(学位)
Master of Research (Creative Practice)
The Glasgow School of Art(Awarded by University of Glasgo
語学留学を彫刻する。#2
海外初心者にオススメ。比較的ハードルの低い「語学留学」という選択肢
語学留学は選択肢が豊富で、ビザ等も取りやすく(あるいはいらない)、事前に取得しなければならない資格等も基本的にはありません。期間も数週間から1年程と様々。お金と時間さえ都合がつけば、すぐにでもいけるのが語学留学です。でも、やり方次第で語学力の向上は大きく変わると思います。
私自身も一番はじめの海外生活は語学留学からでした。
語学留学を彫刻する。#1
結局、語学力が海外での成功を左右する。
最近、ヨーロッパで活躍し流暢に現地の言葉でインタビューに答えるサッカー選手を、テレビ等でよく目にするようになりました。とてもカッコ良く見えます。当然みなサッカーの実力があるから、よりレベルとサラリーの高い、海外(主にヨーロッパ)で活躍できるわけですが、海外に渡った日本の実力者がみな活躍できているわけではありません。様々な理由があると思いますが、ある程度成
芸術家人生を彫刻する(総論1)
あなたの描く理想の芸術家像はどんな人で、どんな暮らしをしているでしょうか。
現在のあなたは、その理想にどれだけ近いですか。
そして将来、理想の芸術家になるために、あなたは今何をしていますか。
作家にとって一番大切なものは制作だと思います。
しかし、芸術家だって社会の一員。日々暮らしていけなければ、制作は出来ません。
つまり、どうやって芸術家としてキャリアを築き、生きていくかを考えていくこと
芸術家としてのキャリアを彫刻する。(総論2)
自分のキャリアは、自分で描く。
「唯一無二」の存在として生きる、芸術家として在り方。
クリエティブな分野で活動をし始めた若手作家。現在、大学や専門学校で美術を学んでいる学生。将来クリエティブな分野で活躍したいと考えている高校生や学び直しをしている,あるいはしようとしている社会人。ここではそんな未来の芸術家たち、具体的には10代後半から30歳前後くらいまでを想い描きながら、私の経験をいくつかシェア
未来を彫刻する。#4
前回に引き続き、大学で担当している講座のオンライン化に向け準備をしているので、その様子を書こうと思う。
前期に私が担当している講座は4つ。
立体構成1、彫刻1、工芸実習1(金属)、美術科教育法1の4つ。
今回はその第1回目、「立体構成1」について考える。
立体構成について。
「立体構成」とは??という方のために補足すると、要するにこの講座は、基礎的な立体の知識や、立体的な感覚を鍛えるため
未来を彫刻する。#3
新型コロナウィルスの感染拡大を防ぐため、全国に緊急事態宣言が出されるようだ(2020年4月17日 午前10時時点)。
期間はGW明けまでの見通しだが、果たしてそれで収束が見えてくるだろうか。未来を彫刻する#2でも指摘したが、オンライン授業の実施が現実味を帯びてきたように思う。
そこで、今回は具体的に、自身の担当の講座をどのように、そしてどこまでオンラインで出来るかを考えてみる(自身の頭の中を整
未来を彫刻する。#2
新型コロナウィルス感染拡大の影響を受け、授業が出来ないでいる大学。地域によっては大学が完全閉鎖にされ、教員が研究室への立ち入りも完全不可の所があるそうだ(ちなみに、経験上、学生のいない大学へ来て、研究室に籠って仕事をした場合、一日中、ほぼ人に会う事はない)。
個人的には、特に遠方から入学してきた新入生が心配だ。外出自粛をきちんとしていれば、他の学生と触れ合う機会が全くないので、新しい友達を