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春は鎌倉暮らしが楽しい
鎌倉の春は美しい。2月下旬から民家やお寺の庭に咲く梅が色づき始め、路肩も少しづつ草花が顔を出し、3月にもなると、ベランダで洗濯物を干していたら、ホトトギスが発声練習を始める。ホトトギスの「ホーホケキョ」の鳴き声は努力の末の完成版で、最初からうまく鳴けるわけではないことを、鎌倉に来てから知った。
冒頭の写真の玉縄桜と呼ばれる早咲きの桜は、私の家の近くにある甘縄神社の桜で、すでに7部咲くらいになって
人間が中心ではない島- 西表島
去年奄美大島で見たマングローブをもう一度見たい、と言う理由で4月中旬に西表島へ向かった。仕事に効率性ばかりが求められる社内風土に心身共に疲れ切っていて、ただ人間界から離れたかった。コンビニが一軒もない島で大丈夫かなと思った1日目を経て、私はこの島の自然の豊かさに、人ではなくて動植物が中心の西表島の暮らしの中で生きる人達の素敵な笑顔や言葉に心を洗われることになった。
まだあまり島の全体像がよく分か
身体を中心に考えてみる
先週は初夏のような気候だったのに、この3連休はとにかく寒い。1月、2月と私にしては珍しく多くの人に会った。アメリカで博士号取得に奮闘する友達夫妻だったり、沖縄で暮らす友達、福井で3人の子育てしながら東京に舞台を見に来た友達だったり。その合間を縫って二宮の吾妻山にスリランカ時代の友達とハイキングに行ったり。でも仕事は行き詰まり気味で、なかなかモチベーションが上がらず、ただただ忙しい。
そんな中で去
引っ越し、不動産、ジェンダー
先週無事に引っ越しをした。何度やっても、引っ越しは大変だなぁと実感するものの、今自分がこんなにもものを所有して生きているんだということを認識するのには、とても良いエクササイズだと思った。
引っ越しまでの1週間は仕事をしながら夜パッキングを1箱することをルール化して進めたものの、なかなか進まない。そんな中で、「ミニマリスト」「引っ越し」というキーワードを入れると、ものの十数分で引っ越しを終えた猛者
家の中に循環を作ってみる
サステナブルに暮らしたい、と思う。そしてサステナブルな暮らしを日常に取り入れることは、結構楽しい。去年からやり始めたことの一つに「コンポスト(堆肥)づくり」がある。アメリカ大学院時代の意識高い友達も含め、周りの友達に「最近コンポスト始めたんだよね」と言っても、知っている人や、既に実践している人は皆無で、それだけ知名度が低く人気がないことを知る。ただ、私がアメリカ時代に住んでいた学生寮は、西海岸だっ
もっとみる現代アートと身体、知覚
去年くらいから、ちょくちょく通っている由比ガ浜通りにあるGallery Pictorのトークイベント「アーティストのまなざしから社会を考える」に昨日行ってきた。Gallery Pictorのオーナーである中島さんは、もともとサステナビリティのコンサルタントをされていて、私自身ビジネスの世界だけでサステナビリティの仕事をしていくことに少し限界を感じたりして、少し軸足をビジネス以外にも移したいと思って
もっとみるピンヒールははかない 佐久間裕美子
今この本を読み終えて、まだ心がひりひりしている。
昨日のリトリート施設に置いてあった雑誌BRUTUSに佐久間さんのライフスタイルが紹介されていた。ブルックリンの自宅と友人夫婦が所有する山小屋を行き来する生活していると話されていて、カッコイイなぁと思ったのもあり、昨日帰りに本屋によって、この本を買い求めた。
ニューヨークで暮らす佐久間さん自身の、また周りにいるミュージシャンやアーティストなど様々