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リトリートのすすめ

最近ウェルネストラベルとか、リトリートとか、結構耳にするようになった。なんとなくヨガをしたり、リフレッシュをするイメージを持つけれど、英語のあるホームページによると、….going on a retreat is about escaping the strains of everyday life and taking the time to focus on yourself.とあった。つまりは、日常の緊張から解放され、自分自身にフォーカスをすること。

あまり日本では馴染みがないけれど、海外の企業や組織ではリトリートが、スタッフのウェルビーイングやチーム内のコミュニケーションの向上などを目的に開催されていて、実際に私も今年の初夏にニューヨークから車で3時間ほどの湖畔で今働いている組織のリトリートに参加した。リトリートの何が良かったかと言うと、普段いる固定化された場所から自然豊かな場所で過ごすことで、リフレッシュできたり今までの自分のやってきたことを振り返れたり、なかなか話すことが出来なかった同僚とも話が出来たりしてしてとにかく心身ともに元気になるというのが一番良かったと思う。

それから半年ほど経って、仕事に追われた日々再びであったので、昨日は気になっていた湯河原にある、リトリート施設の湯河原惣湯へ行ってきた。万葉公園の中に温泉やライブラリー施設があり、昨日は連休初日とあって結構込み合っていたけれど、お風呂に入ったり、コーヒーを飲みながら本を読んだり、川音を聞きながら木々を眺めたり、とても良い時間を過ごすことができた。

ダイニングからの景色

川の近くの木々や植物がどれも生き生きとしていて、それぞれの役割を持って補完して生きているのだなということがなんとなく肌で分かった。人間社会も、そうやって攻撃しあうのではなく、補完しあいながら生きることが出来れば、もっと穏やかに暮らしていけるのにな、とか考えた土曜日の午後なのでした。

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