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『インパーフェクト』の中にある価値
今年もパリやミラノで行われている展示会に、遠州の機屋さんたちが出展されています。
具体的には、古橋織布さんがフランス・パリの「PV Paris プルミエール・ヴィジョン」に、タケミクロスさんがイタリアの「MILANO UNICA ミラノ・ウニカ」に今月、出展されていました。
いずれも、HUISの生地を織っていただいている2社さんで、帰国されてから現地でのいろいろなお話を聞かせてもらっています。
時速200km出るマシンに乗ってた人が、ベタ踏みしても50kmしか出ないマシンに乗った時にどう勝つのか
ブランド運営をする中では日々思うことがたくさんあって、たまには日記のようなことで、思いついたことを書き留めておきたいと思います。
「大手企業で"ブランディング"をしていたが、地域活性化を目的にコンサル業として独立起業した。HUISさんにお話を聞かせて欲しい。」
みたいなご相談が案外昔からたまにあって、なかなか忙しい中でそうした時間をとるのも難しいのですが、どうしてもお断りしづらい方経由などでの
“産地発ブランド”の「本質的価値」と、そのムーブメント
先月末から6日間出展させていただいていた、名古屋松坂屋南館1Fでの『びしゅう百貨店』を無事終えることができました。
今回で3回目を迎える催事となりましたが、年々こちらのイベントを目指してお越しいただけるお客さまが目に見えて増えており、繊維産地というテーマに対するお客さまの興味が高まっていることを実感します。
尾州の大鹿(株)さんが主となり名古屋松坂屋さんと企画されているイベントで、HUISも産
繊維産地たる浜松市に、これから求められること(「布の教科書」発刊に際して)
浜松市内の小学生向けにまとめられた「遠州さんち -布の教科書-」という冊子が浜松市でできました。本日(4/21)の中日新聞にも紹介されています。
一言ではなかなか説明が難しい遠州織物ですが、難しい専門用語も小学生向けの言葉や説明で工夫してまとめられてて、とてもいい冊子です。丁寧に丁寧に編集されたことが、よく分かるものになっています。
ただ、「布の教科書」ということでたくさん子どもたちに読んでも
生産者さんたちは皆知っている、“良い靴下”と“悪い靴下”の世界(ダブルシリンダーがすごい)
今年はじめたnoteへの投稿、実に2ヶ月ぶりになってしまいました。
やはりさすがに忙しすぎて、文章をじっくりと書く時間を作るのはなかなか難しいところはあるのですが、まもなく【HUISのくつした】をリリースすることができるタイミングで、この特別な靴下を作ってくださっている、岐阜県関市・東洋繊維さんへの想いをと投稿しました。
東洋繊維さんとの出会いは、昨年秋の名古屋松坂屋イベント「びしゅう百貨店」
〜ちょっと知るだけでファッションがもっと楽しくなる〜 意外と把握されていない「織物」と「編み物」の違い
今年から、noteをスタートさせていただきまして、今回で3回目の記事となります。
僕は2014年から「HUIS -ハウス-」という遠州織物に特化したアパレルブランドを展開していまして、その中でいろいろとさまざま考えることもあり、都度書いていければ、と思ってはじめました。
というなかで、第2回目に「農産物と同じはずの“繊維産地”が、ほとんど知られない理由」という記事を書かせていただいたのですが、
農産物と同じはずの“繊維産地”が、ほとんど知られない理由
2023年はこちらのnoteをスタートしまして、今日は2回目の投稿をさせていただきます。
ふだん、取材いただいた時や、どこかで何かお話をさせてもらう機会があると、滔々としゃべり続けるので、たしかに僕自身がHUISをはじめてから考えるようになって、アウトプットしたいことがたくさんある気がします。
なのですが、具体的に何かを質問されると考えていたことを思い出していろいろ話し始めるものの、ふだんは思