マガジンのカバー画像

両親と妹へ

24
両親・妹を一度に亡くした遺族としての思い、そして生前の家族との思い出たち。 一つでも目に留めていただけると幸いです。
運営しているクリエイター

2021年4月の記事一覧

母の日に白いカーネーションを買う勇気をもらった話

母の日に白いカーネーションを買う勇気をもらった話

両親と妹を亡くしてから、まだ数年しか経っていない頃の、ある年の母の日。

私は当時、住んでいた家から近い花屋さんに 予約していた花を取りに行っていた。

その花屋さんには、度々お世話になっていた。

当時は、友人や知人の結婚などお祝い事も多かったので、花束を買うときはいつも予約して 取りに行ってから会場に向かった。

また 家族のお墓参りに行く前に、いつもお供えの花を買っていた。

母は花が大好き

もっとみる
銀座にある仏蘭西へ:喫茶店の日に思いを込めて。

銀座にある仏蘭西へ:喫茶店の日に思いを込めて。

今日 4月13日は 喫茶店の日。

私とって喫茶店(老舗喫茶店/純喫茶店/レトロ喫茶店)という
【古き良き時代】の雰囲気を残しておられる喫茶店は、とても落ち着く場所。
初めて訪れても懐かしい気持ちもある一方で
背筋がピンと伸びるような 、心地よい緊張感をも与えてくれる場所なのです。

この喫茶店の日に、どこの喫茶店を紹介しようか
かなり悩みました。

残念ながら、この数年で閉店された 大好きな

もっとみる
きっかけはバスケットボール。

きっかけはバスケットボール。

もともと私は運動、スポーツに苦手意識があった。

そんな私が小学生だったある日、大きな怪我を負った。

辛いリハビリを乗り越えて、私が運動・スポーツを楽しめたきっかけとなった話を記したい。

新学期早々、思いがけない怪我を負った1983年4月。テレビに映っていたのは、開園したばかりの東京ディズニーランド。
中継リポーターがアトラクションの魅力を存分に伝え、スタッフや来園客にインタビューしていた。

もっとみる

橋田先生がコロナ禍をどう描くか、楽しみにしていた...。

*はじめに*この記事では 故 橋田壽賀子先生、そして主に私の好きな「渡る世間は鬼ばかり」について、私自身の思いやエピソードを交えて書いてあります。

実は昨年、まだnoteを始めたての頃、「渡る世間は鬼ばかり」について書いたことがありました。

その時のPV数一桁、スキ1。(2021/4/6 PM12時現在)

まぁ、内容も稚拙だし。
この内容でスキをいただく方が不思議かもしれません。(笑)

もっとみる