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本の話

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読んだ本の話をまとめました。
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ハリーポッター英語で読む。

 最近読む本の数が少ないなあと思っていて、それの理由がタイトルです。

ハリーポッターと賢者の石の英語版!Harry Potter and the Philosopher's Stone!訳まんま!

 私は洋書が苦手で買っても読み切ったことがないのですが、これは過去に日本語版も読んでいるし、映画も何度も見ているので、英語がすらすらはいってきます。イギリス英語のスラングが勉強できるのも良いです。

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私たちは何色で生きるか

私たちは何色で生きるか

  kindle unlimitedで読んだブレイディみかこさんの「ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー」、遅ばせながら読了しました。読むのが遅かったと思いました。本屋にあって、あーなんかイギリスの~何か~みたいな感じで手にとっては次回・・・と後回しにしていたエッセイ。

 イギリスで生きるという事実から、今この時代を生きるというのはどういうことか、ということを考えることが出来る、ストーリー

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10月に読んだ本をまとめます。

10月に読んだ本をまとめます。

完全にジャケ買いです。読み切れていません。

男女の掛け合いが面白かったです。

 とっても面白かったです。翻訳者の方の力量がすごい。これはkindleで買うべきではなかったですね。デザインとしても面白いです。

 読むとはどういうことか、考えるとはどういうことかを改めて考えさせられました。

今読み進めている作品です。ショート作品が多くて読みやすいし、同じアメリカという国の中でも暮らしぶりが多種

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読みたい本が読めると思うなよ。-BRUTUS 特集 村上春樹 上ー

読みたい本が読めると思うなよ。-BRUTUS 特集 村上春樹 上ー

 発売初日に車を出してもらってまで買いに行きました。

 村上春樹の特集~!

 あなたはハルキストですか?と聞かれたら、うっ、う~~~~~?とはなるけど、結構な数村上春樹の小説は読んできました。羊男のファンで、UTで羊男のピンバッジが出た時は買ってしまいました。つける場所も無いのでアクセサリー置き場に一緒に置いてあります。

 まあそんで、特集というなら、BRUTUSなら、買います。気になるから

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それではkindleの話をしましょう。

それではkindleの話をしましょう。

 前回イカゲームで鬼脱線しまして、すみませんでした。今回はkindleの話をします。

 ノリと勢いだけで購入したkindleでしたが、これがまた優れものだった。今までずっと紙派一筋だった私の読書生活をいとも簡単に変えてしまいました。

おすすめされるままに購入したKindle Paperwhite、いやいうても電子書籍やん、紙やないやん、読んでる気せえへんやん、と私の中の居るはずもない関西の方

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平成生まれと平成くん

平成生まれと平成くん

 「平成くん、さようなら」を読み終えました。私的にはすごいスピードで読み終えた。普段は本当に読みはじめが遅いんだけど、これは一気に引き込まれる。

 古市さんテレビのコメント面白いしまあ読んでみっか、くらいの浅い知識で読み始めたのを誰かに謝りたいほど私は面白いと思いました。あらすじは例により説明しません。

 多分私に刺さってるのが、登場人物の平成くんがファッショニスタなところ。ファッショニスタと

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読書がしたいけど出来ない、という話

読書がしたいけど出来ない、という話

 「読書を趣味にしたいけど、本を読むことが出来ない」という話を今まで結構聞いてきました。大体そういう時は、趣味は何ですか~という話で私が読書です、と話すと、あ~私本読めないんですよね。集中できなくて、と話していただく機会が多い。 

 そもそも読書が好きじゃない人はともかく、本を読みたいけど読めない、というお話に対し、私がきちんと回答出来たためしはありません。何故なら本は読まなくてもよいと思ってい

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面白かったから良作、面白くなかったから駄作なのか?

面白かったから良作、面白くなかったから駄作なのか?

 という問題(特に本)について、少し前から考える機会が増えました。これについて考えるきっかけになった話があります。 

 友人と1つの作品について話している時、私がある登場人物が好きと話をすると、私はその人は好きではない、と言われました。
 それはそういう意見もあるだろうと思いました。人それぞれ好みは違うので、私が好かない登場人物を逆に好きなこともあるかもしれない。

 まあそうだよな、と思った時

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最後まで奇妙、最後まで違和感「ボラード病」

最後まで奇妙、最後まで違和感「ボラード病」

 最初はジャケ買いだったんですよ。綺麗な色彩の絵の表紙だなあ、と思ってぱっと裏をめくって、あらすじも私好みのダークな感じだったんで、いいじゃん買ってみよ、と思って読んだらこれは凄い小説でした。

 初めてお聞きする作者名と、初めて聞く「ボラード病」という病名。どんな病気かを話すとネタバレだし、私にはどんな病気か説明する力が無い。

 とにかくずっと「何か変」。言葉にし辛い奇妙さ。あれ、これって普通

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絵のテーマにキリストが多いというのはわかっていたんよ。

絵のテーマにキリストが多いというのはわかっていたんよ。

 最近読み終えて面白かった、学びが多かった本がこちら「美術は宗教を超えるか」。

 内容は正直に言うと、全く美術のことは初めてです、という方だとちょっと読むのが難しい。キリスト教のことも全く知りません、という方も難しいかもしれない。専門用語なども出てくるので、どちらの基礎知識もある方なら美術と宗教の関係性、そして題名通り「美術は宗教を超えるか」という疑問に対する答えを対話形式で読むことが出来、美術

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イギリス紳士的笑いの取り方

イギリス紳士的笑いの取り方

 皆様、紳士はお好きですか。私は大好きです。紳士とは何ですかと聞かれたら正直よくわかりませんが、好きです。英語に直すとGentlemanですが、この単語に近いGentleやGentlyという単語も好きです。響きからGentleな感じがします(は?)。

 昨日読み終えたこちらの文庫本、題名は「イギリス紳士のユーモア」小林章夫先生著(先生と言ってみたかった)。たまたま本屋をうろついている時に題名が

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蔦屋書店の高いところに置いてある本は読めるのか

蔦屋書店の高いところに置いてある本は読めるのか

 蔦屋書店に行きました。

https://ebetsu-t.com/event/ebetsu-bookclub-vol-3/

→掲題の写真はここから。

 私は馬鹿でかい本屋が好き。大きければ大きいほど良い。お洒落な本が多い個人経営の本屋も好きだけど、なるべく沢山のジャンルが均等に置いてある本屋が好きです。建物の中で迷子になるくらいが丁度いいです。ビル一棟全部本屋で、階層によって置いてあるジャ

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