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〜絵と写真〜こころの宝石

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癒される絵や写真のページをあつめています。何度も眺めたくなる大切な作品です。
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#絵

今日は、落ち葉の絵を描く

今日は、落ち葉の絵を描く

僕が未来のためにできることは、なんだろうか。絵を描くことな気がする。思いっきり下手くそだけど、描きたくなるから。

小さい時から、絵は嫌いでは無かった。でも、特別好きではなかった。じっとしているのが苦手だったから。でも、ふと美しい景色、ふと足元の自然に出会うと、これを絵に描けたらなと思う。

自分にとって絵とは?それはピアノに似ている。自分の感情、感性、その時の気持ち、願いを、心からそっと持ってく

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優しい光の中で

優しい光の中で

ふと見つけたカフェに入ってみた。

初めてのお店に入るときは少しどきどきする。

暗く落ち着いた店内の奥にテラス席が見えた。

迷わずその席を選び、こんな時期でも熱いコーヒーを注文。

壁一面にモッコウバラが咲き誇り、観葉植物も多く気持ちがいい。

今日は割と涼しく、エアコンの効いた室内より外の空気の方がくつろげる。

読みかけの本と、香りのいいコーヒー。

白いテーブルクロスの上にそれだけがある

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明日への手紙。。。

元気でいますか。

「 明日への手紙 」 手嶌葵

今日もヘッダーに
素敵なイラストをお借りしました。
ありがとうございます☺︎🍀

紫の風  紫陽花の寺

紫の風  紫陽花の寺

目の前に広がる赤紫や青の花の群れ。

濃く鮮やかなものから優しいパステルカラーまで。

昨日たっぷり降った雨を吸い込んで弾けそうな瑞々しさ。

初夏の空から眩しい日差しが降り注ぐ。

山の青さとお寺の古く黒ずんだ塔。

そこにこの彼岸のような夢の色。

紫陽花寺はこの時期、最も彼岸に近い。

見つめていると紫陽花の花は少しずつ色が変わっていくような気がする。

山から吹き下ろす風に揺れる花の影から

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暑中お見舞い申し上げます

暑中お見舞い申し上げます

毎日、暑いですね~。

そんななか、クーラーなしに頑張る我が家。地球温暖化を防ぐためのエコとかSDGsとか、そんな高尚な理由ではなく、単にクーラーの風が苦手なので創意工夫です。

まあ、これからもっと暑くなったら、町立の図書館にでも行こうかな。いや、何年か前に行ったけど、エコ?とかでぬるいクーラーの風しかこなくて余計にしんどくなったし。

やはり、堪えられない酷暑の日は、我が家で唯一のクーラー、車

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花とコーヒーの香り  花の喫茶店

花とコーヒーの香り  花の喫茶店

そこはまるで花に埋もれたような喫茶店だった。

入り口から屋根近くまで花に覆われている。

花の香りに交じってコーヒーの焙煎の匂いがした。

五月晴れの気持ちのいい天気の中、歩くこともまた楽しい。

ちょっとここで休憩しよう。

まだ空調が必要なほど暑くないので窓辺の席に座り、外の花を眺める。

手入れが行き届いた花々は、元気いっぱい花や葉を広げている。

溢れ出る花の生気で元気をもらえた。

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光のどけき春の日に

光のどけき春の日に

目の前を、黄色い帽子をかぶった園児たちが先生たちに引率されながら歩いている。

スズメの群れのように賑やかだ。

大きな声を出す子、歌を歌っている子、笑いあってる子、見てて飽きない。

つい、あとをついて行きたくなった。

温かな午後、今日は日差しが眩しい。

陽気な子供たちに影響されて、私も楽しい。

一緒に歌って、歩きたくなった。

歌を口ずさみながら大きく手を振っていると、なんだか目線がどん

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月夜の枝垂れ桜  

月夜の枝垂れ桜  

今年も会いに来た。
大きな大きな枝垂れ桜。
周りにも、桜の木が並ぶが、この桜の木は別格の大きさだ。
初めて見たとき、桜とは思えなく、静かな滝か雪の山のように見えた。
時間を忘れてずっと桜と対峙していると、周りは無音になり雑念は消えた。
何も言葉に出したくなく、ただ感動で動けなかった。

今年は夜に桜に会いに来た。
ゆっくり歩を進める私の前に、白い巨人が現れたようだった。
大地にどっかと腰を下ろした

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風を切って陽光の中を

風を切って陽光の中を

乗れた!
確かに自分の足でスケートボードに乗って走っている。
足裏に伝わる振動も心地いい。
左右にローリングしながらスピードを上げる。

上からの日差しが時々眩しい。
道の両側は春の花がいっぱい。
山側の木々も新緑が輝いている。
ポカポカ天気の中、緊張に少し汗ばんでスケボーを飛ばす。

ガーッと音を立てて疾走するボード。
少し余裕が出て、空や道の周りを眺める。
うーん!
久しぶりの快感に笑みがこぼ

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シャボン玉の空 小さな虹の秘密

シャボン玉の空 小さな虹の秘密

自転車に乗って公園を横切っていた。

スピードを上げようと頑張っている私の前に、ぽわんと現れた。

一瞬、びっくりして自転車を止めるとそれは目の前をいかにもゆっくりと、まるで公園の散歩を楽しむようにフワフワと飛んで行く。

シャボン玉。

大きくてびっくりしたが、確かにシャボン玉だ。

公園の真ん中の芝生の広場でお父さんらしき人と子供が二人、手に持った団扇のようなものからたくさんのシャボン玉を飛ば

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