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いなお@『ミシェルとランプ』連載・小説PDF ココナラで販売中/実用地歴提案会ヒストジオ
2021年7月29日 04:53
ひんか ぜにない、と読む。江戸時代を生きた男である。その名前の通り、貧しかった。細工物を切り売りして、やっと生活を立てていた。その頃に「貧家銭内」と自嘲を込めて名乗っていたそうだ。讃岐国(現在の香川県)の出身。讃岐高松藩、足軽の家の三男。家督を継いで蔵の番人になるが、24歳の時に長崎に留学した。戻ってくると妹に婿を取らせて自分は家督を放棄した。生来、自由に生きたかっ
2021年7月26日 04:21
松本 淳 さんの投稿でアリストテレスの言葉の引用を目にしました。『将来のために今を犠牲にするのではなく、今この瞬間、本当にやりたいことをやるべきだ』アリストテレスは、古代ギリシアの人。かなり有名な哲学者でいいことを言っている人です。今現在でも、そのまま通用する(こちらの参考文献もぜひ)↓彼は、「将来の目的を最優先にした行為」を「キーネーシス(運動)的な行為」と呼び、
2021年7月25日 02:26
週刊少年ジャンプの看板漫画3つを取り上げて、時代の変遷を考察する。週刊少年ジャンプは1968年に創刊された。今から約50年強も前のこと。70年代のジャンプを牽引した漫画の1つに、本宮ひろ志さんの『男一匹ガキ大将』がある。ガキ大将、戸川万吉が日本中の不良を従えて総番になる話である。戦いに勝ち、子分を増やし、天下一になるストーリー。日本社会の経済も好調で、ぐんぐん上
2021年7月23日 04:23
ローマはまさに、ロマンの塊。そもそも「ロマン」という言葉が「ロマンス語」から来ておりロマンス語とはラテン語の俗語を指すのでいにしえの「ローマ帝国」などにルーツがあるわけです。日本でローマと言えば『ローマの休日』が有名ですね!女優オードリー・ヘップバーンの代表作、まさに「ロマンス」。ちなみにお笑いコンビの「オードリー」の芸名は、この女優名から取られたとのこと。「うに
2021年7月22日 05:09
『幸』せ、という漢字の中には十と十の数字がある。上と下とで釣り合っている。それなのに、誰かの幸せのために!と自分の幸せを一にして他人の幸せを十にする人がいる。そうなると…『辛』くなる、と思う。だんだん、つらくなる。人生の味が、からくなる。ココイチの十辛のように…。自分の幸せあってこその他人の幸せ、では?他人の幸せこそが自分の幸せ、と心の底から思える修道士やスー
2021年7月21日 03:58
①文章にして明らかにする②文章にせずに忖度させる日本社会では②が多い、というのは、読者の皆様もご存じなところだと思います。①も、あるにはありますが、「玉虫色の表現」という表現もあるように、日本語自体が「どちらにもとれる」表現が多い。そもそも、文章構造として文末まで読まないと肯定文か否定文か分から「ない」。notを先につける英語とは、違う。「言わなくてもわかるでしょ
2021年7月19日 04:57
織田信長の軍団にはもちろん時期によって色々だが五人の有力な軍団長がいた。(豊臣)秀吉と明智光秀はかなり有名だ。しかし、あと三人は?と問われてすぐに出てくる人は素晴らしい。◆柴田勝家→北陸担当◆滝川一益→関東担当◆丹羽長秀→近畿あたり担当の三人だと、よく言われる。◆秀吉→中国地方、毛利担当◆光秀→丹波担当の二人に比べると、どうにも、影が薄い。なぜだろうか?
2021年7月19日 04:50
今いる自分の環境、待遇に不満がある時もっと自分が活躍できる状態にしたい時大きく分けて2種類の方法がある。①秀吉スタイル②光秀スタイル①は、その環境において与えられた仕事を200%依頼主の期待をはるかに超えて一生懸命に達成することである。②は、自分を活かせる環境を自ら検索し開拓してその場に行けるように環境そのものを変えることである。①(豊臣)秀吉は、織田信長の草履
2021年7月15日 04:18
黒田 真行 さんの投稿が心に響いたのでその中身を引用・分析しつつ考えてみたことを投稿します。(黒田さんの元記事をぜひ!)↓①まず黒田さんは、『46年前の1975年』の事例を挙げます。引用:『「転職者は負け犬ではない。就職に失敗しても堂々とやり直しができる社会を作ろう」というコンセプトを掲げて転職情報誌『週刊就職情報』が生まれました』②その上で黒田さんは、視点を、現在に持ってき
2021年7月14日 04:42
カレー沢薫さんの漫画、『ひとりでしにたい』にこんな描写がある↓主人公は独身、子どもなしの女性。ある日、弟の妻に、ネットなどで聞きかじった『子どもポテト食べすぎの弊害』についてのメッセージをつい送ってしまう。弟は憤慨して、こう返してきた。「そんなことを言うから妻が鬱っぽくなってしまった!ノーポテトで子育てができるわけがない!そんなことも知らないのか!」主人公は、おおい
2021年7月14日 04:37
中華料理(中国料理)の発展は宋代にある。それまでの中華料理は「あつものに懲りてなますを吹く」という昔のことわざにもあるように、生の食材も多かった、と言われる。しかし現在、中華料理のイメージは中華鍋をふりふり高温と油で一気に仕上げる!そんな街中華的な、クックドゥ的なイメージがある。どこで変わったのか?…それが宋代なのである。この時代、木炭が高騰した。人口が増え、木
2021年7月9日 04:30
堺屋太一さんの本を紹介してナンバー2について記事を投稿しました↓要約するとナンバー2には2種類いる、という記事でした。◆皇太子→ナンバー1を狙う◆女房役→ナンバー1を補佐で、豊臣家や秀吉の例を出してみたんですが、もう少し最近の人の例はないか、と思う方もいるかもですね。とはいえ、今ご活躍中の方のことを書くのは、まだ評価も定まっておらず、またこれからどうなるかも
2021年7月9日 04:24
組織には、代表者がいる。ナンバー1である。それに次ぐ者がいる。ナンバー2である。このナンバー2には「2種類」ある、ということを、複数の組織に何らかの形でかかわった経験がある方は知っているのではないか。すなわち①代表に代替可能のナンバー2②代表の代替を狙わないナンバー2の2種類である。堺屋太一さんの『歴史からの発想』では、①を「皇太子」、②を「女房役」と表現し
2021年7月8日 02:34
七夕🎋には『そうめん』だそうです。…はい、私も初めて知りました。七草がゆやチマキ、ひなあられや菊のお酒に比べてどうしても影が薄くなりがちな節句の食べ物なのですが、考えてみると蒸し暑さが増すこの時期には、うってつけの料理かもしれません。短冊や織姫彦星の由来はたぶん拡散済みだと思いますので、この記事ではそうめんの由来を。もともと中国の『索餅』、さくべい、がそうめ