マガジンのカバー画像

歴史考察

669
歴史について考察した記事をまとめています。
運営しているクリエイター

2019年8月の記事一覧

配県置班 ~茨城県の5地域~

配県置班 ~茨城県の5地域~

1、配県置班廃藩置県(はいはんちけん)。明治時代の政策。

それまでの国内政治の行政単位だった「藩」をやめて、「県」を置くことにした。これにより、中央集権の行政組織が固まっていった。

配県置班(はいけんちはん)。「イバーランドの県道」の設定。

県の状況に目を「配」り、地域区分をして「班」を置くこと。これにより、各市町村を地域別に分けて、効果的に紹介できるようにした。

今回は、私の市町村擬人化

もっとみる
非公開の自分史 ~オセロとリバーシ~

非公開の自分史 ~オセロとリバーシ~

1、白か黒かオセロ(リバーシ)で遊ぶと、白と黒が表裏一体ということに気が付きます。ご存知、はさむと白と黒がひっくり返る、あのゲームです↓。

オセロとリバーシの詳細な違いは、上記引用の記事をお読みいただければですが、一言で言うと次のようになります。

◆オセロ…厳密なルールがある
◆リバーシ…自由度が高い

私は、自分史もこれに似ていると思います。オセロのように、厳密で統一されたルールに従って書け

もっとみる
明日のための自分史 ~振って返って活かす~

明日のための自分史 ~振って返って活かす~

1、昨日ではなく明日のために「自分史」を書いたことはありますか?

最近では学校の課題として「自分史」を書くこともあるそうで、以前よりも書いたことがある方も多くなっていると思います。

先日の記事で、私は「振り返り」が大事だと書きました↓。

「伝統的な仕事観(キャリア観)」においては、「振り返り」は必ずしも人生の真っただ中で行われるものではありません。すごろくの「あがり」、人生ゲームの「ゴール」

もっとみる
適材適所の見本 ~はじめから揃ってたわけじゃない~

適材適所の見本 ~はじめから揃ってたわけじゃない~

1、力と知恵と勇気『ゼルダの伝説』という、有名なゲームがあります。続編も次々と作られています。最初はファミコン(ファミリーコンピュータ)のディスクシステムのゲームとして作られました。2作目は『リンクの冒険』。しかしその人気を不動のものにしたのは、スーパーファミコンのゲームとして1991年に発売された『ゼルダの伝説 神々のトライフォース』でしょう↓。

タイトルにも含まれる「トライフォース」とは、不

もっとみる
テロワールと自分軸 ~秀吉と北政所~

テロワールと自分軸 ~秀吉と北政所~

1、テロワールとは?ワインの世界で使われる用語、テロワール。

一言で言うと「ブドウ樹をとりまく環境すべて」です。

まずはこちらのブログ記事をご参照ください↓。

ワインは、どこで作られたワインなのかを、とても重要視しますよね。

フランスワイン、チリワイン、オーストラリアワインなど国の単位から、ブルゴーニュ地方、シャンパーニュ地方などの国内の地方単位、極端に小さく「畑単位」で区別する専門家もい

もっとみる
12週間のnote

12週間のnote

1、協力にも支援がいる12週間ほどnoteを書きましたので、ここ3週間のまとめをします。前回の「9週間のnote」はこちらより↓。

ここ3週間は「地理」の記事が多かったです。

特に「地域おこし協力隊」とからめて、協力隊員の葛藤や諸問題であったり、街づくり・地域再生の記事であったり、知られざる地域のネタであったり、そのあたりを取り上げました。

最初は協力隊の記事2本から↓。

本土最南端の映画

もっとみる
勝つサンド

勝つサンド

1、トンカツ慕情グルメ漫画で名高い「美味しんぼ」で、トンカツの話があります。

ネタバレになるので詳細は省きますが、作中にこんなセリフがあります。

「いいかい、トンカツをな、トンカツをいつでも食えるくらいになりなよ。それが、人間えら過ぎもしない貧乏過ぎもしない、ちょうどいいくらいってとこなんだ」

今回はトンカツの話です。

そもそもトンカツの語源は、フランス料理のコートレットから。これが英語で

もっとみる
「これは本物のカレーか?」 ~あなたの街は何カレー?~

「これは本物のカレーか?」 ~あなたの街は何カレー?~

1、外食カレーの流儀もはや国民食とも言うべきカレー。

自宅はもちろん、キャンプ、給食、外食など、カレーが出てきて嬉しい、と思うシーンは意外に多いものです。

特に外食のカレーは、気合を入れてチョイスしたいもの。私は、外食のカレーは美味しくないと意味がないと思っています。なぜならば、これだけカレールーやレトルトカレーが溢れている現代において、自分で美味しいカレーを作ることが容易になってきているから

もっとみる
いつも笑顔と喜びにあふれ、多くの人びとが引きつけられる魅力的な場所

いつも笑顔と喜びにあふれ、多くの人びとが引きつけられる魅力的な場所

1、青森で会おうか青森駅前に「アウガ」という施設があります。地下1階・地上9階。

アウガ=会うがとは、津軽弁で「会おうか」の意味。正式名称は「Festival City AUGA(フェスティバルシティ・アウガ)」。Attraction(引きつける力)、Upbeat(上昇、陽気)、Gusto(心からの喜び)、Amusement(娯楽、楽しみ)の四つの英単語の頭文字からつけられたそうです。「いつも笑

もっとみる