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文章の書き方

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文章を書くときに役立つ記事をまとめています。
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#マーケティング

専門家には「フツーの悩み」は見えにくい

専門家には「フツーの悩み」は見えにくい

ビジネスの相談に乗っていると、
多くの人がやりがちな間違い
よくわかります。

よくあるのが、
「なんとなくつくった
なんとなくの商品を
なんとなくの人に
なんとなく売っている」
というパターン。

「誰に買ってほしいのか」が
なんとなく。

30代の働くママ
とか、ざっくりしすぎ。

その人の1日が
リアルに想像できて、
その人の行動の
背景にある葛藤や矛盾や
自分でもどうしようもない気持ち

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「役にたつ」より「なんか好き」。名前で検索される人が最強。

「役にたつ」より「なんか好き」。名前で検索される人が最強。

「役にたつ」より
「なんか好き」と
名前で検索される人になろう。

SNSはどこも情報過多。
「お役立ち情報」で溢れかえっている。

「役立つ人」は、価格やスペックで「比較」され、代用可能。

同業者よりもっと勉強しなきゃ!
もっとすごい人にならなきゃ!
とノウハウを仕入れて

「役立つ人」になったところで、
役立つ便利な人は、

「もっと役立つ人」
「もっと便利な人」はいないかな〜と
常に比較さ

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「専門知識を披露」しても、読者は興味ない。

「専門知識を披露」しても、読者は興味ない。

専門知識がある人ほど、「相手も専門知識を求めているんだ」と勘違いする。

でも、相手が知りたいのは、「専門知識の説明」ではない。

例:文章が書けなくて悩んでいる人は、

私に相談してくれる人は、

自分が書いた文章がこれでいいのかを知りたかったり、自分が伝えたいことを、言葉にできなくて悩んでいたりする。

「これでいいの?」「どう書けばいいの?」と迷っている人に、

日本語の文法を説明したり、広

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集客できない、売上が上がらないなら、「主語」を変えてみよう。

集客できない、売上が上がらないなら、「主語」を変えてみよう。

発信が続かない、
集客できない、
思うように売上が上がらない、
口コミされない、
リピートされない、

と悩む人の共通点は、

「自分が」したいことをしたい
「自分が」めんどくさいことはしたくない
「自分が」傷つくのが怖い
「自分が」苦手なことはやらない
「自分が」何か言われるのが怖い

自分、自分、自分、

全部自分の都合で、
相手のことが見えていない。

ビジネスとしてやっていきたいなら、

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あなたの仕事の「社会的価値」はどこにある?

あなたの仕事の「社会的価値」はどこにある?

商品やサービスを選ぶ時に、
「自分にとってどういいか?」
の先にある
「社会にとってどういいか?」
を基準にする人が増えている。

大企業じゃなくても
個人商店でも
スモールビジネスでも

自分が今している仕事や
活動が
社会的に
どんな意味があるか
を伝えることが
重要になってくる。

テンプレで語るより本音を語ろう

その時に
「SDGs的に〜」
「持続可能な社会のために〜」
のように

テン

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「自分に興味を持ってくれる人」を探し続けるから、ずっと迷子。

「自分に興味を持ってくれる人」を探し続けるから、ずっと迷子。

「自分のビジネスに
興味を持ってくれる人は
どこにいるか?」
を探し続けるのって、

「私のことを
好きになってくれる人は
どこにいるの?」
と探し続けるのに似てる。

理想ばっかり高くなって、現実が見えなくなっていく

自分を好きになってくれる人を、
探し続けて、
求め続けているうちに、
理想ばっかり高くなったりする。

現実離れした理想。

そんな人はどこにもいない。

せっかく興味を持っても

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「自分の言葉」を持つには、「伝わらない経験」をどれだけするか

「自分の言葉」を持つには、「伝わらない経験」をどれだけするか

自分の言葉で想いを伝えるためには、「伝わらない経験」をするのが一番だと思う。

☑自分のコミュニティ
☑いつもの質問の仕方
☑慣れ親しんだ関係
☑あれ、それ、ツーカーで伝わる間柄
☑何を言っても傷つけ合わないという信頼

がある人たち「ではない人」に自分の言葉がどれだけ伝わるだろうか。

そんなつもりで言ったんじゃない! VS なんでそんなこと言われなきゃいけないの!

「そんなつもりで言ったんじ

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「低価格から抜け出す自信がない」時に考えたい2つのこと

「低価格から抜け出す自信がない」時に考えたい2つのこと

「売上を上げるために、
商品・サービスの値上げをしたいけど、
売れなかったらどうしよう」

「安いから買ってもらっているから、
お客様が減るのが怖い」

「なんとなく感覚で
値付けしてきたけど、これでいいの?」

そんな時によく言われるのが、
“お金のブロックを外そう“
みたいな

こちら側(売り手)の意識を変えよう

的なこと。

でも、当たり前だけど、
売り手の意識を変えたところで、
お客様の

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「人の意見に振り回される」と「お客様のニーズをつかむ」の決定的な違い。

「人の意見に振り回される」と「お客様のニーズをつかむ」の決定的な違い。

「お客さまの声を聞こう」
「フォロワーさんに意見を聞いてみよう」とよく言われる。

でも、

ニーズを掴むつもりが、振り回されているだけ。お客様やフォロワーさんの意見を聞いて、評判がいいものを商品にしたり、
お客様やフォロワーさんからの相談に乗ることでコンテンツを作ったり。

そうやって、「お客さまのニーズを掴んでいる」はずなのに

フォロワーさんに「〜〜〜〜な商品があったら欲しいですか?」と聞い

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人を「層」で見ず、顔の見える個人に伝えよう。

人を「層」で見ず、顔の見える個人に伝えよう。

ビジネスや発信で、やってしまいがちな間違いが、
人を「層」で見ること。

「ペルソナ設定」の落とし穴

年齢、性別、職業、タイプ、既婚・未婚、子供の有無などなど

「ペルソナ設定だ〜」と
詳細に書き出しても、

そんな人はいない。
または、
そういう人は自分に興味など持っていない。

だって、自分の頭で勝手に作り出した妄想だから。

大企業が大金をかけてリサーチするのと、個人レベルで妄想するのでは

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作為的な「マーケティング」に疲れたら。

作為的な「マーケティング」に疲れたら。

たとえば、
インスタでちょっと気になるな、と思ってLINEに登録したら、

何日間の有料級・無料講座〜!みたいなのがはじまって、

あと何日、あと何時間とかのカウントダウンに合わせてセミナーの売り込みが開始され、

うん百名が参加!あなたはまだ参加しなくていいの?という脅しがスタートして、

行動しない人はダメ、うまくいく人はみんな決断力がある!みたいな決めつけと共に否定され続ける。

もういいや

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うまくいかないときは、「しか」をひっくり返す

うまくいかないときは、「しか」をひっくり返す

なんだか、うまくいかない。
頑張っているのに、進まない。
ずっと同じところにいるような気がする。

そんなときは「しか」に注目する。

たとえば、パートナーとうまくいかないなら

たとえば、
パートナーとうまく行っていない。
会話が、ほぼない。
家の中にいるのに、LINEでしか会話していない。

「しか」をチェンジしてみよう。

⇨LINEで、会話できている。

「できている」が見つかれば、そこを

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ターゲット設定とは、人をカテゴリわけすることではない。

ターゲット設定とは、人をカテゴリわけすることではない。

「ターゲット」とは、人をカテゴリー分けすることではない。

「30代子育てママ」とか、
「40代首都圏在住の男性」
とかいうふうに、年代や職業、居住地などの
わかりやすいカテゴリーで分けた「ターゲット」は意味がないなと、つくづく思う。

人を雑に分類すると、本来届けたい人に届かない。

平均的な「30代子育てママ」なんて、どこにもいないから。
「そんな風にひとまとめにされたくない」と思う人が多いか

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【売れる告知文章 たった1つのルール】

【売れる告知文章 たった1つのルール】

告知の文章を書くときは、
とにかく、
「読者が知りたいことを、
読者が知りたい順番で書く」

「読者が知りたいこと」は何か?

読者が知りたいのは、
「作り手がこの商品を作った理由」ではなくて、
「自分がこの商品を選ぶ理由」だ。

どんな思いで作ったかが、私がこれを買う理由になるなら、それもありだが、

「こんな苦労をして、こんなふうに思って、作ってるんですっ!」と言われても、それが自分にとってど

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