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ヤドカリ放浪記2012〜人吉城・城下町編〜

11月23日
AM6:10
中川原公園

人間の習性とは恐ろしいもので予定も無いのに前日と同じ時間に目覚める
する事ないので球磨川の畔を散歩する
AM7:43
人吉城

日本百名城の一つ
最初に訪れたのは北西隅の要所に建てられた隅櫓
胸川が球磨川に合流する地点にあった
1862年の大火事でも焼け残ったが明治に撤去された
現在建つ櫓は再現されたもの
此処から大手門に続く石垣は実に美しい♡
AM7:48
大手門横長櫓
大手門の脇を固める為に造られた長屋型櫓
概要は隅櫓と一緒
AM7:51
新町地蔵堂
人吉城の外堀沿いに建つ地蔵菩薩を祀るお堂
AM7:54
大手門
城の正面入口
敵襲に備えて鍵型の橋を架けていたらしい
AM7:59
大手門櫓跡
胸川御門とも呼ばれた正面門
石垣の上に櫓を渡して門を設けた
此処迄来ると美しい石垣を目の当たりに出来る
う〜ん石垣フェチには堪らない♪
そんな大手門跡を過ぎると城内には人吉市役所がある…
AM8:06
渋谷家屋敷跡
大手門脇に設けられた重臣の屋敷
家老・渋谷三郎左衛門が住んでいた
土蔵・泉水・穴倉・井戸の跡等が発掘されている
AM8:11
長塀石落とし跡
長塀の城外側に突き出た外敵浸入対策部分
石落とし跡が二ヶ所発見されており再現されている
此処でプーしゃんからモーニングメール
折り返し電話を掛けて少し話をする
AM8:27
軍役蔵跡
隅櫓横に存在していた三棟の蔵
ただ軍役蔵がどういう機能を果たしていた施設なのかはハッキリしていないらしい…
AM8:32
御下の乱供養碑
1639年、21代人吉城主・相良頼寛は父の遺言で相良清兵衛頼兄を幕府に訴えた
翌年、清兵衛は津軽藩お預け処分となったが此を不服とする人吉城内の犬童半兵衛等の一族により御下の乱勃発
併し半兵衛方121名が亡くなる
この死者を弔い建てられた碑がこの供養碑
元々は球磨川下流の川原に建てられていたが1973年に清兵衛の屋敷のあった現在地に移した
AM8:41
犬童市衛門屋敷跡
球磨川と後口馬場に挟まれた区域に相良清兵衛屋敷や相良内蔵助屋敷が建っていた
馬場の南側には上級武士の屋敷も広がっていた
その後、渋谷三郎左衛門屋敷になる
方形井戸跡も発掘されている珍しい遺構らしい
AM8:48
分け八つ橋
相良清兵衛流刑地青森から寄贈された梅の樹
人吉藩成長期に重要な役割を果たし、津軽で交流を深めた清兵衛が三代藩主津軽信義から贈られたのが八重紅梅の八つ橋と伝わる
2009年、時を越え再び清兵衛に贈られた八つ橋が人吉歴史資料館の敷地に植えられている
AM8:55
相良内蔵助屋敷地下室
日本でも珍しい水が湧き出る地下室遺構
確か人吉歴史資料館の中にもあった気がする
こういった遺構は全国には例がなく何の目的で造られたか解明されていない
入浴施設だったら面白いんだがなw
AM9:01
清兵衛門跡
城主が住む御館が建っていた敷地に入る門
現在は相良護国神社が建つ
居石や力石等が残る
AM9:08
武者返し』
長櫓が建ち防衛をしていたが寅助火事で焼失
翌年に櫓は復旧されずに代わりに石垣を高くし、その上端にはね出し工法による突出部が設けられた
五稜郭や龍岡城等の西洋式城郭では見る事の出来る工法だが旧来の城郭で採用されているのは人吉城のみだとか…
AM9:15
間米蔵跡
三棟あった米蔵の一つ
水ノ手門西側にあった間村の年貢米を納めていた蔵らしい
AM9:17
水ノ手門跡
人吉城内に入る四つの門の一つ
球磨川に面する水運の為に設けられた門
AM9:21
堀合門
城主が住む御館の北側にあった裏門
寅助火事から焼失を逃れ人吉城唯一現存する建造物
市指定有形文化財として土手町に移築されている
現在現地に建つのは復元門
AM9:28
犬童球渓顕彰碑
地元人吉出身の音楽家で本名・犬童信蔵
故郷の廃家・旅愁等を作詞作曲している球渓を表彰する碑
AM9:32
御下門跡
下の御門とも呼ばれる人吉城の中心・本丸等に繋がる唯一の登城口に置かれた重要な門
此処が人吉城で一番美しいスポットかもしんない
AM9:41
本丸跡
当初は高御城と呼ばれていたエリア
地形的には天守台に相当するが天守閣6建てられていない
中世には纎月石を祀る場所でもあったらしい
中々素晴らしい気が満ちているスポットだった
本丸跡に到着後直ぐに雨が降り始めたので東屋にて雨宿り…
さてはてどぉ〜したものか
AM10:03
二の丸跡
戦国時代迄の人吉城は東南の上原城を本城とする山城で、内城と呼ばれる婦女子の生活の場でもあった二の丸
城主が住む御殿が建てられた人吉城の中心部である
現在は杉の木が生え立つ
眼下には三の丸が広がる
AM10:08
於津賀神社跡
初代相良長頼の入国前の人吉城主であった平氏代官・矢瀬主馬祐を祀っていた霊社跡
礎石が残る
AM10:21
多門櫓
復元された櫓が開放されていたのて中に入ってみる
甲冑等が展示されていた
そんなこんな人吉城散策
AM10:26
老神神社

少彦名神を御祭神に祀る国指定重要文化財神社
医薬の神と仰ぎ祀り、また造酒の神と齋が祀られている
本社は紀伊国和歌山にある
AM10:34
一期屋

球磨焼酎専門店
三杯呑み比べが出来る有料試飲もある雰囲気の良い販売店
二階は食堂もある
此処良いな〜(*´ω`*)
AM10:45
ヤドカリ帰還
カメラを取りに戻ったが電池切れだった…orz
戻った意味なし…
AM10:51
清流山茶花あゆの里

竹灯りの足湯で一休み
しばらくすると読み通り、豊永さん登場
細やかながら贈り物を渡す
少し話してから豊永さんはあゆの里温泉へ
俺は続けて足湯に浸る
AM11:42
ふれあい食堂

鍛冶屋町通りにはあるワンコイン食堂
日替りを含む五種類の定食のみの店
塩さば定食を注文し食す
メインの焼きさばにだご汁・ポテトサラダ・おから・漬物と500円にしては充分な内容
更にご飯お代わり自由です
満足満腹です♪
PM0:08
正光刃物製作所

その名の通り鍛冶屋がまだある鍛冶屋町通り
伝統誇る手づくりの証を持つ工芸品店
店内は鍛冶屋その物
こんな伝統が残っているなら泉極SAGARAの賞品が包丁なのも頷ける
PM0:20
エブリワン中青井店

週刊少年チャンピオンを立ち読みする
ドカベンが面白い♪
PM0:26
朝陽館

泉極SAGARA参加施設
たまたま前を通り掛かったらプーさんが出てきた
陰に隠れて湯上がり姿を盗み撮りする
どうやら喫煙タイムみたいだ
そして声を掛けずに去るw
PM0:31
人吉駅

何気に来てみたらSLが動いてた
鉄ヲタじゃ無くてもSLを観るとなんか嬉しいもんだね♪
PM0:43
青井阿蘇神社

やっぱりなんとなく来ちゃうパワースポット
神社前の蓮池で鯉に餌をやる
PM0:59
五十鈴橋
アヒルがたむろするスポット
鯉の餌をバラ蒔きに来る
此処のアヒル好き♪
PM1:25
一富士

旅館らしい
玄関に色々パンフレットが置いてあったので物色
すると、くまもと湯巡手形なる小冊子があったから大量に貰う
PM1:38
観音院

相良三十三観音めぐり十番礼所
瀬原観音と呼ばれる聖観世音菩薩を御本尊に祀る
開帳期間ではない為観音様は観れないと思っていたら観れた♪
PM1:48
イスミ本店
何か呑みたくて買い物
でも買ったのは牛乳
PM1:53
ヤドカリ帰還
車内に牛乳で割るリキュールを積んでいたので酒盛り
レモンパイ&クリームリキュールで酒盛り
F・R・I・E・N・D・Sを観ながら酒盛り
人吉は昼から呑める店が少なくて車で酒盛り
そして寝る
PM4:37
起床
バッチリ仮眠
バッチリパッチリ♪
録画していた番組を観る
PM5:53
豊永さん登場
この日の湯巡りを終えた豊永さんと合流
今宵は彼の寝床でもある中川原公園で待ち合わせしていた
彼のベットメイキングを終えてから夜の人吉へ出る
PM6:08
思いつきの店

豊永さん念願の人吉餃子
二人で五人前を注文したら他所の注文で焼き上がった餃子を直ぐに回してくれて待ち時間なしで餃子にありつく♪
もちろんビール付き

一時間タップリ味わう
何度食べても旨いな思いつきの餃子は(*´ω`*)
PM7:05
やきとり大勝

先日訪れた大衆酒場
しかし満席で断られる…
PM7:08
あかし四季家庭料理

祐美んイチオシの店
球磨焼酎・纎月のお湯割りで乾杯
お通しは肉椎茸
これで一杯イケた♪
地元客を巻き込み絶好調な豊永さんw
鉢盛り料理から大根煮・アオリイカの酢味噌和えを貰う

煮物の味付けが物凄く美味しくて酒がクイクイイケる
鹿刺しを追加したけど、これはあんまりだったなw
何だかんだと三時間も居座った楽しいひと時♪
祐美んが言う通り、人吉に来たならココお勧めだわ(*´ω`*)
PM10:05
ヤドカリ帰還
オヤスミの言葉を交わし、豊永さんと別れる
あんまり酔ってない俺はF・R・I・E・N・D・Sを観て夜を過ごす
するとやっと酔いが回って来たらしく日付が代わる前くらいに就寝
東京以来一ヶ月ちょい振りの豊永さんとの呑み会
楽しかったッス
そんなこんな豊永さんと呑むだけの為に滞在した人吉での一日
そんな暇人な俺w

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