見出し画像

今までに試して補完代替医療について…サプリメント(栄養療法) その2

私の複数の持病の経過の中で いくつかの補完代替医療、統合医療を試してみました

現在は その中で私には これが合うと感じものだけを取り入れています
基本的には 現在は保険治療の範囲内ものだけを取り入れています

ハーブ、アロマ、気功・太極拳、サプリメント・栄養療法、鍼灸などを試してみました

以前から興味があったものであり 実際には、知人を介して紹介された直接のつながりの方からお話を聞いた上で試してみたものであり、リアルな知人になったあとに 私にとっては信頼できると感じたあとで試してみたものでした

サプリメント・栄養療法については シリーズものとして全3回で、医療、科学、行政の各立場の方からの講演を受講しました

ユーザーとしての医療面から利用する側の
●栄養療法、オソーモレキュラー、分子整合性栄養医学を臨床治療に取り入れている医師の立場の方

新宿溝口クリニック 溝口徹先生 (講演を拝聴した当時の役職名)

★科学的な面を見出し、商品を作り売る側の
●サプリメントを研究し、製造販売されているメーカーの立場の方

健康科学大学教授、DHC研究顧問 蒲原聖可先生 (講演を拝聴した当時の役職名)

サプリメントの情報を中立的に見ている、問題があれば警告規制する側の
●サプリメントを含むいわゆる健康食品の問題を監視し規制したり、必要な情報発信する、推奨も否定もされていない行政という中立的な立場の方

(独)国立健康・栄養研究所 情報センター長 梅垣敬三先生 (講演を拝聴した当時の役職名)


医療、科学、行政と3つのそれぞれの立場の方から あらゆる角度から正しい使い方や考え方の基本を学ぶというものでした

この講師のかなり著名な方々なのでお名前を記載しておきます

他にも現場での現場での臨床治療に取り入れている医師のお話も聞いたことがありました

以下講演を聞いてのまとめのノートより
  (長くなるので前半と後半にわけます)

科学的な面を見出し、商品を作り売る側の
●サプリメントを研究し、製造販売されているメーカーの立場の方

健康科学大学教授、DHC研究顧問 蒲原聖可先生 (講演を拝聴した当時の役職名)
テーマは「サプリメント・機能性食品の現状と課題ー融合医療における適正使用情報」

まずは前半のお話しです

・DHAの相談室は、テーラーメイドで対応している
 
・現時点はまだ国の公的機関からガイドライン作成は計画されていない
 現状ではサプリメントの利用は、医療関係者や専門家のサプリメントアドバイザーなどに相談しつつセルフケアの上手く用いる対応のものである

・サプリメントとは
  類義語、定義について

・サプリメントは、安全性、有効性、経済性(費用対効果)の3つが大切

・人間ドッグ受診者における、代替医療の利用状況について
                                         (蒲原先生の調査よるもの)
   1位 サプリメント…約40%
   2位 マッサージ…約30%
   3位 リフレクソロジー…約20%
   4位 アロマテラピー…約15%
   5位 ハーブ…約13%
   6位 指圧
   7位 漢方薬(OTC)
   8位 整体
   9位 鍼灸
     10位 電圧・磁気療法

・東京都福祉保健局『医療関係者の「健康食品」への対応等関わる調査
                                    (2005年5月)
  薬剤師は約9割、医師は約6割が「健康食品」への関心をもっている

  患者からの相談頻度は「ほぼ毎日相談を受けている」「週に1回相談を
  受けている」が、開業医で約3割、調剤薬局が約4割であった

  医師は約8割、薬剤師は約6割が、健康食品に関する制度について「よく
  知らない」「名前は知っているが、内容については自信がない」という
  結果が示された

  調査対象の医療関係者の7割以上は、患者の「健康食品」の使用につい
  て「場合によっては中止をしてもらう」ことを基本的な考えた方として
  いた

・代替医療・代替療法についての相談・苦情の実態調査件数について
 厚生労働科学研究費補助金【統合医療の安全性と有効性に関する研究】班

 調査対象施設:保健所、医師会、消費センターなどへの調査票によるもの
   1位 健康食品
   2位 カイロプラクティック・整体
   3位 漢方薬
   4位 水
   5位 鍼灸
   6位 温熱療法
   7位 ホメオパシー
   7位 心理療法(カウンセリング)
  内容は 健康被害(悪化、無効、副作用など)、経済的被害など

・がん患者における補完代替医療(CAM)利用実態調査について
 ⇒ CAMの利用動機は、家族や友人からの勧め(約80%)の方が、個人
の選択(20%)より多い
   CAM製品は十分な情報なしに(57.3%)、また、医師への相談なしに(60.7%)利用されていた

・サプリメントと有害事象と安全性について
 ⇒ 原因による分類について、関連法規について、製品について、機能性成分・有効成分の種類について、リスクの許容範囲について、医薬品とサプリメントの相互作用における臨床的問題と対策

・サプリメント研究の現状
 ⇒ 科学的根拠(エビデンス)に関すること、エビデンスの構築、エビデンスについての情報提供、適正使用のための書籍やネットの情報 

・補完代替医療に関する情報のリテラシー
 ⇒ 健全な懐疑心を持って考える 全員に症状改善や効果が当てはまるわけではなく個人差がある 近代西洋医学や他の代替医療を否定をするような団体や個人には特に注意が必要である



                
などでのお話が講演会の内容でありました
対象は、医療関係者だけに限らずにセラピストや一般の方に向けた内容のものでした




  

     



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?