青が破裂する

破裂しそうな青に、ディーゼルの音と融けてしまいそうだと思った。

  厭になってしまうくらいに、よく晴れた日だった。全く校則通りに、横の折り目を識らないスカートの裾が、塩味の少ない海風に微かに翻っていた。こつ、こつ、こつ。3年履いた安物のローファーの踵が、些かひ弱に、けれど確かに乾いたアスファルトを踏む音が、人気の少ない田舎道に響いた。その跡は当然残るはずもなく、歩いた轍はその傍から蒸発していく。

もっとみる
スキ、ありがとうございます!嬉!
3

にっき飴が溶けるまで

2020.03.09

 月曜の夜から、インターネットカフェにパソコンを持ち込んでnoteを綴っている。栃野めいです。

 その話をその声で聞いたのは凡そ1ヶ月前の土砂降りの日だったし、昨年末の話も、先月末の飲み会の話も、一昨々日の話も、昨日の話も、今日の話も、それそれ別の人の話なのだけれど、それぞれに自分をチクチクと刺しては振り返ってわらっているような心持ちにさせた。それぞれの話は、基本的に殆ど

もっとみる
スキ、ありがとうございます!嬉!
4

047_『落日』 / 湊かなえ

湊かなえ作品を形容する言葉に「イヤミス」というものがあるらしいけれど、個人的にはジャンルで作家を括ることをあまり好ましく思っていなく、またこの言葉についても特に共感することもなく。

そもそも、人間には良い面も悪い面もあって等価だと思っていて、それを素直に表現しているのがこの湊かなえという作家の骨頂で。その一面だけに言葉をあてがうのはどうなのだろう。

その意味で、この『落日』は非常に湊かなえ的な

もっとみる
イーーーーーヤッホウ!:)
17

つなぐはいのちの

生成のシーツが昼過ぎの陽光に浸されて、淡い波を作っている。

「起きろ、いつまで寝てんだ」
少し低めの声が耳に心地いい。ぼす、と飛んできた生成のクッションを寸前で受け止めて、ベッドサイドの時計に目を遣ると、午後2時を少し過ぎた頃を指していた。
「しまった、寝すぎた」
「だから言ったろ、あれで終わりにして寝ようって。お前がもう1本見るって譲んないから」
あー、映画ね。テーブルの上にはだらしなく、ポテ

もっとみる
スキ、ありがとうございます!嬉!
4

落日/らいせ/栃野めい

はじめまして。

この記事に辿り着いてくださってありがとうございます。「noteでは」 栃野めい と呼んでいただければなと思います。どうぞお気軽に。よろしくお願いします。

note最初の記事なので、私という人間と、私がこれからしていきたいことについて夢物語混じりに書いていこうと思います。夢物語混じりだけれどほんとになったらいいね。

まず「落日」。これはモチベーションを上げるためだけのもので全て

もっとみる
スキ、ありがとうございます!嬉!
8

曲を聴いていて浮かんだイメージ

曲を聴いていて浮かんだイメージをイラスト化。。曲と合わせたかったので自前の歌と合わせました。。歌下手ですみません。。とほほ

サイコーーー!!!

土曜絵画 「丁度 太陽が去っただけだろう」

#土曜絵画 へ参加します。
#冬の夕焼け空 を大好きな曲のフレーズと重ね合わせながら描いてみた。

歌詞も合わせて紹介したいので 今日はテキストで。

一応これが最終形態の完成バージョンだけど。

ここから書き込んだ時間を遡る形で三作とも載せまする。
なんかそれぞれ良いかなと思えちゃって一つだけに絞るのが惜しくてwww

て事で これが影から夕陽から星まで全部入れた完成バージョン。
出来れば

もっとみる
⊂(=^ω^=)⊃うきゃきゃ! てんきゅー!
25

落日

custom radio

00:00 | 00:30

傾きかけた太陽 沈む前に帰ろう 心地いいエンジン音 香るガソリンの匂いが俺は好きだ...。2019年10月、丸亀のmusiCafeマイゴでのライブです。

Thank you for your interest!
2

誰の歌

六畳一間の小さな部屋

薄いカーテンから深夜の街燈の灯りが部屋を淡く満たす

僕はギターを携え東京事変の「落日」をかすれた声で歌う

地べたに座り、ベッドを背もたれにして

小さなこたつ机には安物のウイスキーが注がれたグラスが二つ

隣では酔っ払って寝落ちした女の子、多分好きな子

彼女は時々目を覚ます

そして何をいうでもなく黙って真っ暗なテレビを眺めている

ベッドで寝ればいいのに

それでも

もっとみる