伏見さくら

写真と日記。名古屋に住んでいます。自己紹介はこちら https://note.com/…

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撮影依頼について

自然光で撮影する透明感のある写真が得意です。 日常系ポートレート〜成人向けまで幅広く撮ります。 爽やか可愛いスナップからヌードまでお任せください。 会員制ファンサイト、kindle、写メ日記、夜のお仕事のパネル、撮影会の宣材、マタニティ、カップル、遺影等の写真撮ります! お誕生日の記念等にもどうぞ。新しい服を買った、髪型を変えたなどの記録にも。 レタッチは自然に、かつ丁寧に施します。 作例はInstagramに載せています。 IG @healthy_cat_jp /

    • 2023年15月の日記

      3/1 友人と飲む。 気がついたら随分と長い付き合いになる。私が17歳程度に知り合っているので、15年。15年・・・? 取り澄ました嘘の日記を書いている自分が嫌になる。 3/2 シャーリーズ・セロンの「モンスター」を観る。 このキャラクターは自分そのものだ!と感情輸入して観ることは滅多にないのだが、アイリーンは私に似ている。観るたびに自分の嫌なところを直視するようで気分が悪くなる。「なんとかなるよ、ハハハ」と笑いながら、もう全く取り返しの付かない状況にいる。 (他に似て

      • いぬと何か。

        末永鶏さんの作ったぬいぐるみのいぬです。 色んなところに持って行くので、色んなにおいがするようになりました。

        • 揺れる瞳

          2/13 相変わらず最低な気持ちで目が覚める。 このむかつきはおそらく、ミヒャエル・ハネケの作品を観ているせいだ。何故毎晩眠りにつく前にそんなものを観ているのだろうか。 (人の業を鑑賞して自分の方がマシだと思い込みたいから。愚かな行為を馬鹿にしたいから。ハネケの映画に出てくる人物よりは私は徳を積んでいると・・・しかし果たして言い切れるのだろうか。) 写真集「STAYGOLD」が届く。 梱包の段ボールを開けてため息が出た。佇まいがあまりにも高潔だった。デザイナーのカステラ先

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        撮影依頼について

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        • 嘘日記
          129本
        • いぬとなにか。
          1本

        記事

          綴じる日

          2/1 猫のぬいぐるみを膝に乗せながら作業したり、ご飯を食べたりする。 2/2 友人たちと3時間ほどの長電話をする。主に私の愚痴だった気がするので反省をしている。 早く春夏の服を買いに行きたいな。 「aftersun/アフターサン」を観て、夏が恋しくなる。暑くて最低だが、でも開放的な服や音楽は好きだ。今年こそはプールサイドにあるペンチに寝そべり、ジュースみたいなカクテルを飲みたい。 2/5 今日はいい日だ。 久しぶりのデッサン会では納得のいくポーズがとれて、憧れの

          私の道徳

          1/21 なんだか今日は素敵な日だったな。好きな人たちに会えて、胸がいっぱい。 縄会に行ったけれど縄の写真は一枚も撮る事なく楽しく過ごした。 1/22 ドミロンさんと出かける。 部屋をピンクにしてキラキラのサングラスをかけて「パーティーみたい・・・」と盛り上がったりする。 ここ数日また寝付けなくなる。 例えば23時に寝ようと布団に入っても、寝付くのは26時になる。では25時に布団に入ればいいのか?とやってみると、それだと朝方まで起きている事になる。 こういう時にホット

          SWEETHOME

          昨年の伽十心くんのグループ展「cacement13 vol.2」について書こうと思っていた。なんだか辛くて書き逃していた。 一年前になる。私は離婚した。 心身ともに疲弊、むしろほぼ死んでいた。 それでも身体動かし、仕事をして、食事を摂り、眠った。 離婚はともかく引っ越したことは後悔していた。一人暮らしは心細く、楽しみは何も無かった。 私たちは、都会の中心で比較的広く家賃が安く、変わった部屋に住んでいた。 雨の日は部屋の隅から奇妙な臭いがすること、高速道路が目の前にあるこ

          感情教育

          1/1 実家に行く。 相変わらず両親との距離感が掴めないまま、お互いに探り探りな関係。しかしそういうやり取りも含めて心が安らぎ、居心地よく過ごす。 弟夫婦や従兄弟も来て、私は思う存分すき焼きを焼き続けた。焼き奉行を発揮できるので嬉しい。 そして地震が起きた。 私は弟たちと実家を抜け出し近所を散歩していた。コンビニに入り会計を済ませ、駐車場に出たところだった。 みんなのスマホからアラートが鳴っていた。当たり前のような日常も、ある日突然壊れてしまう。怖くなった。 振袖や袴を着

          祈りのようなもの

          12/21 Twitterがバグって少しの間投稿が見れなくなる。このまま消滅してしまえばいい、と思ってしまいました。なんでかな。 12/22 女の子と観劇。今回は人形劇。 帰り道は雪が降ってきた。 12/23 クリスマスのお泊まり会へ。 12/24 教会のクリスマスミサへ。 撮影係として呼んでもらう。知らない人たちに混じって讃美歌をうたったり、蝋燭の灯りの中でお祈りをしたりもする。心の拠り所がある人達が羨ましくなった。 自分の感情がコントロールできず、疲れてし

          祈りのようなもの

          私の可愛い亡霊

          ::: 江國香織さんの「いつか記憶からこぼれおちるとしても」が好きだ。 あの女の子たちも、意外と平凡な大人になっているのだろう。たまに現れる狂気や自分の残酷な一面を懐かしく思いながら生活しているのかな。 中学の図書館で見つけて読み、すぐに自分で購入した。初めて読む江國香織さんの作品だったと思う。実家の自室で、何度も読み返した。中学生だった私は高校生のおねえさんたちの生活を盗み見しているようで、眩しさと恐ろしさに胸がいっぱいになっていた。折に触れて読み返し、徐々に大人になって

          私の可愛い亡霊

          小さな願い

          使い古された言葉だが「映え」とはなんだろうか? 素敵なものを素敵に撮ること。 然るべき対象を見つけ、適切な方法で撮影をする。純粋に技術の問題だ。つまり「映え」を見つけることは、少し訓練すれば難しいことではない。 そして「映え」は日々消費されていく。これは悪いことではない。現代のSNSの速度に特化した表現形態であるからだ。 しかし私の写真の特徴は、粛々と一つの対象に向き合い続ける中で発見される美しさにあると思う。 彼女の魅力は既に多くの人が認めている。なぜなら彼女は「映える」

          小さな願い

          美しい日々

          10/14 一日中外で遊ぶ日。 ラブホで写真の撮りあいっこをしたり、公園でピクニックをする。 友人たちがビニールシートの上でお菓子を食べたりバトミントンに興じているのを見て愛おしい気持ちになる。 10/15 女性のバスの運転手さんを初めて見る。 小児の頃に見ていたらバスの運転手さんを目指していたかもしれない。 小雨が降っており肌寒い朝だが、爽やかな気持ちで一日を始められそう。 10/::: いちゃいちゃしながらご飯を食べている人を見て、「いちゃ飯」という言葉が思い浮か

          美しい日々

          愛と光

          9/18 誰にも会わない、口をきかない日。 予定が立て込んでいる時ほど意識をしてこういう日を作る。人と会って騒ぐのは嫌いじゃない、むしろ大好きなのだ。出来るなら毎日お祭り騒ぎで暮らしていきたい。 ただ私の心の器、キャパシティ、容量、そんなものがぱんぱんになってしまう時がある。元々心が狭いのだ。これは別に悪いことではないと思っている。狭いなら狭いなりに対処すれば良い。私なりに出来ることは、こうやって誰とも会わない日を作ることだ。1人で過ごすとリセット、もしくは整理整頓が出来

          口の中へ消える

          8/28 喫茶店で隣に座っている男女が高額な情報セミナーの話をしている。 読書どころではなく、耳をそば立てて聞いてしまった。 8/29 暦の上では秋ですが、まだまだ暑いですね。という挨拶を何度もする。 仕事終わりに友人と飲み、シーシャを吸う。ビルの上の方から路上を見下ろすと目眩がした。 桜庭一樹さんの「彼女が言わなかったすべてのこと」を読む。 読み進めるたびに息が詰まった。ノスタルジーと、今もなお続いている破滅衝動が同時に襲いかかってくる。どうしようもなかった怒りと苦

          口の中へ消える

          知古とさよなら

          7/25 私はいつだって最高、今夜もブギーバックだと全力で遊び仕事をしてろくに休んでいなかったからか、見事に風邪をひく。久しぶりに生活を省みた。 東京から帰宅して一息ついた途端、体がぐらぐらした。これはおかしいと病院に駆け込む。 なんの変哲もない風邪だと言われる。ただ、熱は37.8度ある。 帰宅し服薬をしても熱は順調に上がり続けた。これは天罰なのだと受け入れた。38.5度を超えたあたりでここ最近犯した罪の羅列をやめ、意識を手放した。 7/27 天誅の手も緩んできたのか、

          知古とさよなら

          愛の知見

          7/21 今日から3泊4日の東京遠征。 まずはお嬢さんたちを撮影する。好きなこと、得意なことを仕事にできた喜びを感じる。 夜は友人とご飯に行く。 知り合ってから10年近く経っている。出会ったころと変わらず凛とした佇まいの友人を見ると、自然と顔が綻んでしまう。 生命として純粋に美しいと思った。 東京に来る時の定宿が新宿にある。 ここも10年以上使っている。穴倉のような巣のような寝床が好きだ。他の寝床でも、体を休めている人たちがいると思うと心が落ち着いた。 入眠障害がひどく