しなやか

こころにうつりゆくよしなしことを、そこはかとなくかきつくります。どうぞよしなに。

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最近の記事

前髪が散らからない風が吹いている

嘘だった。 右からくる風が肩まで伸びた髪を左に持っていく いい色のレトロなトラックが走ってた 職場のババアはいつもヒスってて、今日は私と帰る時間が一緒だとわかるとフライング気味に音速で帰って行った 底の薄いスニーカーで来たの間違いだったなあ、足が痛い 今日は夜からお酒を飲みにいく 明日も予定があるし、私のGWが今、始まる_ 向かい風なら前髪も持ってかれなくていいね

    • 雨を凌ぐ美学

      最近は雨が降っている印象が無かった。 当然、地域によっては降水量に差があるからしょっちゅう雨が降る地域もあるけど少なくとも私が住んでいるここは雨に覚えが無い。 思えば雨が少し好きだ。 衣擦れの音以外には何も無い部屋の締め切った窓の外で、屋根を伝いベランダに落ちて排水管を流れる音が少しだけ聞こえる。 もしくは、車に乗り込み、エンジンをかけるまでのその間、車体に当たる音。 お店などに入り、横目にちらとした時に水を跳ねながら走る車や少し猫背気味に視線を落としてせかせかと歩いてい

      • 一服欲

        職場の人間関係が悩みのタネな人の話を随所で耳にする。 私にも例外は無い。 意気揚々と復職したはいいものの、前歴からあれよあれよと1番とっつきにくい所謂お局様と同じ担当で毎日気分によってお小言を言われたり言われなかったりする。 個人的な話になるが、お局様と言う生き物はその職に長くいる年長者で、「今まではこうしてきた」の一点張りで変化を受け入れず、ご機嫌の良くない日は手当たり次第に周りに嫌悪を振り撒くがなんだかんだいい奴かシンプルに嫌な奴の2択だと思う。 私の最寄りのお局様

        • 2023/12/19

          備忘録 20:00頃、母親よりLINE。仕事が終わり次第急ぐと返す。 21:40頃、到着。部屋に着くと私が今まで感じた事が無い雰囲気がある。 気まずい様な、気が抜けている様な、何か足りない様な気がした。 私が好きだったそれは黄色く、大きくなった黒目からは少しだけ涙を流している様に見えた。 床についた幾つものベッドの跡が、此処を去るのだと、私の知らない所だと教えてくれた。 しっかりとしたコミュニケーションがあってから数年、久しぶりに見た姿はだいぶ変わっていたけどその変

        前髪が散らからない風が吹いている

          すこしいい1日

          出勤する前にシャワーを浴びた。 髪を乾かしてから入れる櫛通りが良かった。 田舎なので車に乗って出勤する。 駐車場に降りると日光の暖かさに良い塩梅の風がそよいでいる。 最近、一年のうちに2.3日あるかないかぐらいの貴重な天気だと嬉しい。 心なしか空気のいい匂いがする気がした。 この時期になるとかかせない無印のリップクリーム、無香料の表記があるのに何故かいい匂いがする。 雨雲レーダー見てる時みたいに少しだけ流れるのが速い雲をのんびり見ながらタバコに火をつけた。今日は上手く巻け

          すこしいい1日

          釈然としない、かったと、思う

          全くもって釈然としない。 普段はその理由や原因がなんとなくわかるけど今回はなんとなく釈然としないからタチが悪い。 仕事してても楽しいと思う瞬間が無い。 なんかよく寝れない。 趣味も思う程手につかない。 ここまで執筆して終わっているnoteがあった。 今となっては何がきっかけでそんな事になっているのか毛頭わからん。 ここで筆を取る3人目の私だ。 筆を取るたびにタイトルを付け足すようにしたが、もう付け足せそうにないのでこれで書ききりたい所だ。 毛頭わからんと言っていた

          釈然としない、かったと、思う

          元上司へ

          拝啓 いよいよ秋も深まり夜寒を覚えるこの頃、ご多忙の毎日と伺っておりますがお元気でしょうか。 私が退職してから早1年。お変わり無ければ幸いです。 私はあれから転職をし、小売業に再就職致しましたがその近況を報告致します。 売り上げが100万だの今週で1000万売るだのなんだのって言ってた日々が懐かしいです。 少しでも単価のいい商品を売っていたのですが、どうやら明日には部門の配属替えがあって1番気が合わなそうなお局様と1番単価の低い部門になるそうです。やる気を削ぎたいのかや

          活動報告書 9月

          やっと涼しくなってきた。 なんとなく買ったセブンのアイスコーヒーを持つ手が冷たい。空気もひんやりしているからタバコがやけに美味しく感じる。 右手にタバコ、左手の中指と薬指でコーヒーを挟み、その他の指と手のひらでスマホを持って文を打つストロングスタイルで報告書を作る。 目の前に停まった車の助手席に座る女児が永遠と不思議そうな顔でこちらを凝視している。 今まで出会った事の無い容姿の淡麗さか或いは、奇々怪界な見た目をしているのだろう。恐らく後者である。 十中八九、後者である。

          活動報告書 9月

          飲まれている

          最後にお店でお酒を飲んだのがおそらく1:30 そこから女性と間違われ、缶のお酒で釣ろうとする安いナンパを酒だけ貰ってかわしたのがおそらく2:00 現在の時間は12:45 やっとアルコールがなんとなく抜けてきた所 記憶がない いつもそう 覚えているのはみんなにダルい絡みをした事 恥ずかしい発言をしていないかだけが心残り 一つ得たのは、美女は良いつまみになる 各自、ご自愛しましょう

          飲まれている

          ワンマンと6年

          ライブハウスが好きだ。 普段から人の目を気にし、気にする私にとっては大きい会場で見る実演よりも距離が近くてまるでこの場だけは私と演者と2種類の人間しかいない世界だと錯覚させてくれるから好きだ。 サビで手を挙げるのも、その手の形、リズムに乗ったり良い演奏に賛美したりするのも自由なあの時間が好きだ。 まるで私の為だけにメッセージをくれる様に感じるし孤独のグルメみたいに言えば束の間私は自分勝手に自由になる。 出演するバンドは様々で、私が足繁く通っていた頃は激しい音楽からまたその逆

          ワンマンと6年

          ここ2日

          ありがたく連休を頂いたので、前職で大変仲良くさせて貰っていた友人と夏の思い出を作ってきました。 生まれて初めて初詣や願掛けの類以外で神社にお参りをしました。 東京はいつもより湿気を含んでたけど楽しみ〜!の方が強かったから気にはならなかった。 友人は神社のあれこれに詳しく、手水のやり方だけ修学旅行でマスターしてきた私には知識の海でした。 境内は何となく神聖な空気があって、なんとなく撮った御神木もパワーを感じる気がします。 車中は会話が尽きる事もなくそのまま横浜中華街へ。

          夏祭りに行きたい

          夏祭りに行きたい。 いつやるのか知らないし、この年になって夏祭りに行こうぜって誘う人もいない。 視野角が狭過ぎる私にとって、20代も後半で夏祭りに誘っていい関係性の人間はお付き合いしているパートナーだけなんじゃないかと思っているから。 ここまで読んだアナタもきっとなんとなく夏祭りは恋人と行くものってイメージが強いと思う。 恋人と行くものって言うか恋人がいるのならその人と行くのが″必然″ぐらいに私は捉えている。 随分と捻くれていると思う。 ビールで乾杯した後、屋台の羽虫が

          夏祭りに行きたい

          3年ぶり、26度目の夏

          これは野球の話ではない。 今日は最高気温が33℃をマークしていた。 暦の上では夏だから当たり前かと思ったけど、まだ6月下旬である。 私の中で夏の本番といえば8月と言うイメージが強く、その頃には40℃ぐらいになっちゃうんじゃないかと考えると今から気が重くてしょうがない。 今日はお昼からの出勤だった。 家を出て車に乗り込む時にちょっとしたパンならこんがり焼き上がるんじゃないかぐらいの熱気が車を満たしていた。 運転するだけなのに汗は止まらないし本来なら凄く不快な瞬間なのに何故

          3年ぶり、26度目の夏

          衝動と、好奇心

          急に何かを書きたい衝動に駆られた。 なんとなく思いついた事をそのまま雑多に書こうと思った。 衝動だけはあって、何を書くかも決まっていないのに書き始めてしまった。 昔から好奇心と突発的な何かだけで大概を過ごして来た私にはよくある事だが、見切り発車で始めたは良いものの無計画過ぎてアドリブでどうにかするしかない場面が多過ぎている。 本当に何も思いつかないので今頭の中にあるやりたい事リストを簡単に書いておく事とする。 長谷寺の紫陽花を見に行きたい 暇な時に家の周りの知らない

          衝動と、好奇心

          26歳、aikoに学ぶ人

          ふと思い立ってaikoを車の中でかけてみた。 私の中のaikoといえば平成のを代表するアーティストの1人で、彼女が書く女性の像はとっても可愛い。ぐらいの認識だった。 カブトムシが歌えるのかと思った。喉から血の味がするけどめちゃくちゃ頑張ったら歌えた。 次に流れたストローという曲に私は大きく学びを得ることになる。 心底驚いた。おそらく朝の場面なんだと思うけど、パートナーを想ってする行動が可愛すぎる。俗っぽい言い方になるがこう言う人好きィ…と胸を打たれた。 お風呂上がりの

          26歳、aikoに学ぶ人

          5/27 日記

          11:00ごろ起床する。 アラーム無しで真っ暗な部屋で起きる。遮光カーテンが生きている証だ。 12:30ごろ昼食にした。メニューはキャベツと納豆と明太子。キャベツ以外を混ぜてキャベツをお米の代わりとして食べるだけだがわりかし満足した。 食後のんびりしていると、いい天気なのと風が心地良いのが合間って凄く気分が良かった。これは一種のチルって奴だと思う。こんな天気が一生続けば良いのに。 YouTubeで最近ハマっている大喜る大人たちのチャンネルを閲覧。ネットサーフィンしたり携