表紙を開いた瞬間、鱗みたいなページに迎えられてドキドキ。平凡だけど穏やかな毎日から、未知だらけの日常へ放り込まれるなんて恐ろしい。でも、未知もいつかは既知になり、居場所が増えていくんだなとハッとする物語。冒険に怯えるわたしは、いくつになっても怯えてばかり。そろそろ出発しないとな。
児童書の気分で読んでいたら大人なお話が盛りだくさんでした。一番好きなお話は「つづら」。わたしの人外同僚たちもたまにはお話してくれたらうれしいな。ふしぎな世界はきっとあると思える一冊でした。
柏葉幸子さんのお話とても好きです。こどもも大人も、ひとりの人間として生きてるところがたのしい。こどものころに出会えたらよかったなあと思う作家さんです。と言いつつ、出会っていたのかもしれないけども笑。こどものころの記憶が本当に乏しくて困る。巻末のスイーツおいしそー!
大切にしながら同じ時間を過ごしたモノには命がある。おばけ美術館シリーズを読んであらためてそう思った。だからモノを捨てたり、引っ越したり、いつも必要以上に寂しくなってしまうのです。わたしにも、みんなの姿が見えたらいいのにな。
とってもワクワク。ふつうの女の子のふつうじゃない夏休み、まだ知らない世界がたくさんありそうだなって想像がふくらむ。おばけでもなんでも、仲良くなれる世界が大好きです。
今日から始まる楽読レッスンの課題で読みました。 本の後ろに「映画『千と千尋の神隠し』にも影響をあたえた、日本発の名作ファンタジー。』と書かれています。 ファンタジーってよくわかりませんが、心温まる素敵な作品でした。 うちの子が小学生になったら教えてあげて読ませようと思います。
『霧のむこうのふしぎな町』(柏葉幸子、講談社 青い鳥文庫)を読み終わりました。 https://genbou.blogspot.com/2020/11/blog-post_27.html
こちらも読み終わってた。絵の中の世界が狭かったり広かったりワクワク。雪と一緒に列車が飛んできたらわたしも乗ってみたい。と言いつつ、本当に出会ってら怖くて乗れないかも。
新しい仲間のステキなお家ができてよかったー。いつものみんなもちゃんといる中で新しい子が出てきてうれしい。いつもあとがきもたのしみだったりする。
柏葉幸子さんの本を読んでいると、不思議な世界はいつでもすぐそこにあるような気がします。とても好き^^映画は設定が少し違うようだけど、見てみたい◎
『岬のマヨイガ』(柏葉幸子、講談社)を読み終わりました。 https://genbou.blogspot.com/2020/11/blog-post_17.html