晴歌

サードプレイスでの大人の学び(ワークショップデザイナー青8/社会教育士)|ワーママ・2…

晴歌

サードプレイスでの大人の学び(ワークショップデザイナー青8/社会教育士)|ワーママ・2児の母|親子の対話|学び・気づきのアウトプット

マガジン

  • 社会構成主義

    あくまで1個人の解釈・実践・読書会などのまとめです。

  • ワークショップ・対話

    ワークショップや対話についての読書記録、実施記録、コツなどをまとめています

  • 親子関係・親子の対話

    「親業」で得た経験をはじめ、親子関係や親子の対話について書いていきます。

  • キャリア・働く

    キャリア形成や働くということについて、主に読書記録をまとめています。

  • 仕事と家庭の両立

    「仕事と家庭」、「仕事と育児」の両立に向けたコツについてまとめています。

最近の記事

社会構成主義を身近なものとして活用していきたい(TIJ Festival -タオス祭- 2024 2日目)

 9月14日・15日に開催された社会構成主義のイベント「TIJ Festival -タオス祭- 2024@TOKYO ー研究者と実践者が共に創る社会ー」に参加してきました。  2日目は全体会と参加者自主企画でした。1日目についてはこちら 全体会 全体会は、タオス・インスティテュート・ジャパン共同代表の鮫島輝美さんと東村知子さんに、The Taos Instituteアソシエイトの長尾彰さんがお話を聞いていく形でスタートしました。  こちらも心に残った言葉をメモしておきます。

    • ゴールはなくとも、今まさに社会構成主義的につくられていっている私たちの取り組み(TIJ Festival -タオス祭- 2024 1日目)

       9月14日・15日に開催された社会構成主義のイベント「TIJ Festival -タオス祭- 2024@TOKYO ー研究者と実践者が共に創る社会ー」に参加してきました。  初日は基調講演と参加者自主企画で、私は仲間と1セッション実施をしてきたのでまとめておきます。 基調講演 午前中の基調講演は、Diana Whitney博士による「社会構成主義とAI (アプリシエイティブ・インクワイアリー)」でした。  AIの説明は私自身がうまくできないので割愛することとし、印象に

      • 社会教育で、つながる!わいがやミーティングin所沢 開催記録 (埼玉県社会教育人財プラットフォーム2024)

         埼玉県内や埼玉近郊で活動する社会教育士(学びを通じた地域づくりの専門人材)や様々な地域づくりの実践家が一堂に会し、ご近所さんネットワークを作るイベントを開催しました! 社会教育士って何? 一般社会ではまだあまり浸透していない「社会教育」という言葉。その言葉の定義は奥深すぎるので割愛し、社会教育士について、文部科学省の解説を引用したいと思います。 埼玉県社会教育人財プラットフォームについて 2023年に、埼玉県内の社会教育界隈(社会教育主事・社会教育士・社会教育士が気にな

        • 「ウィキッド」小学生との楽しみ方 〜小学生の視点で一緒に考察〜

           劇団四季の「ウィキッド」が大好きすぎて、2009年に初観劇以来、この1年は2023-2024年の東京公演、2024年の大阪公演と行ける範囲で楽しんでいます。  今回、一緒にハマってしまった小3娘と一緒に大阪公演に行ってきたので、改めてまとめてみたいと思います。 劇団四季のウィキッドって? ウィキッドのあらすじとしては、オズの魔法使いの、悪い魔女のアナザーストーリー。ドロシーに水をかけられて消えちゃうあの魔女にフォーカスしたお話で、日本では劇団四季のミュージカルで観られます

        社会構成主義を身近なものとして活用していきたい(TIJ Festival -タオス祭- 2024 2日目)

        • ゴールはなくとも、今まさに社会構成主義的につくられていっている私たちの取り組み(TIJ Festival -タオス祭- 2024 1日目)

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        • 「ウィキッド」小学生との楽しみ方 〜小学生の視点で一緒に考察〜

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        • 社会構成主義
          39本
        • ワークショップ・対話
          57本
        • 親子関係・親子の対話
          59本
        • キャリア・働く
          26本
        • 仕事と家庭の両立
          42本
        • 大人の学び
          18本

        記事

          8歳と4歳が一緒に楽しめる本

           この1年くらい、少し年の離れた子どもたち同士が楽しく読んでる本があります。それは、迷路と隠し絵がセットになっている「時の迷路」。  この香川元太郎さんのシリーズはいろんなバージョンがあるようですが、この「時の迷路」と「続・時の迷路」は、歴史の勉強になるのも一石二鳥です。 年が離れてても楽しめるポイント✅隠し絵を探すのが楽しい  各ページ独自の隠し絵と、全ページ通じての隠し絵があって、色々と探せて楽しいです。  簡単なものから、大人でもなかなか見つけられない難しいものまで

          8歳と4歳が一緒に楽しめる本

          子どもの家事ハードルをひたすら下げておきたい

           育った家庭の影響って大きくて、私自身どうしても「ご飯は手作りしなきゃ」の思いが根底からなかなか抜けません。  でも、共働き家庭で一番削れるのは家事の時間。子どもと触れ合う時間を確保するためにも、どんどん家事ハードルを下げて、子ども自身の価値観としても「こんなもんでいいんだ」と思ってもらえるようにと思っています。  中でも、一番時間がかかって毎日必須なのは料理かなと思っていて、例えば平日週に1度は生協の出来合いの惣菜(うどんとかグラタンとか)、土曜朝はグラノーラ固定など、

          子どもの家事ハードルをひたすら下げておきたい

          Switchを楽しむ家族のルールづくりと実践

           子どもが小3&年長のタイミングで、遂に根負けしてNintendo Switchを購入しました。  私自身子ども時代にほぼゲームをしてこなかったこともあり、「始めるの早くないかな?」「ゲームにハマりすぎたらどうしよう?」といった心配があったのですが、購入して数ヶ月、良い付き合いができているのでまとめてみます。  まず、購入前に親業の「勝負なし法(我が家ではニコニコ法)」で、子どもも一緒にルール決めをしました。  ニコニコ法の大まかな流れは次の通りです。 ①ニコニコ法につ

          Switchを楽しむ家族のルールづくりと実践

          社会教育士|埼玉県近郊の方々で情報交換のイベント

           ニッチ過ぎですが、久々に社会教育士情報です。  法制度が変わって数年、少〜しずつ社会教育士の認知度も上がってきたかなと思いますが、社会教育主事・社会教育士だけじゃなく、「地域」や「学び」の文脈で活動をしてる方同士で情報交換ができるイベントを開催します。  社会教育の定義はさておき、「人と人が出会い、学びやつながりが生まれてく」ことに興味がある方なら、どなたでもウェルカムです!  分野としては、まちづくり、地域活動、地域学校協働学習、福祉、防災、環境、芸術、CSRなどなど

          社会教育士|埼玉県近郊の方々で情報交換のイベント

          言葉=事実ではなく、解釈や関係性で意味合いは変わる(あなたへの社会構成主義第2章)

           ガーゲン著書の読書会を進めていく中で、最新刊が読み終わってしまったので、20年前の著書「あなたへの社会構成主義」を読み始めています。 これまでの読書会記録 📕関係からはじまる 読書会記録 📙何のためのテスト? 読書会記録 📗関係の世界へ  第2章は社会構成主義の基本がぎゅっと詰まった章でした。  最初に第1章の疑問へのアンサーとして、「決められた枠(例えば生活様式)の中で、初めて意味がつくられる」という「言語ゲーム」について紹介されています。  次に、社会構成主義の4

          言葉=事実ではなく、解釈や関係性で意味合いは変わる(あなたへの社会構成主義第2章)

          宿題がない夏休み、我が家の過ごし方

           うちの子の通う小学校は、夏休みの宿題がほぼない学校です。  これまで必須であったのは、お持ち帰りした植物の観察1枚と学年によってポスター1枚など。学習面の必須課題はほぼありません。  初めはドリルを買わないといけないと!など戸惑いもありましたが、今では自由な時間が多い時にしかできないことを楽しむ期間になりました。  我が家では夏休みの初めに、まず計画を一緒に立てます。  先に決まってる旅行や帰省などは伝えた上で、自由課題の一覧などから今年取り組みたいものを選び、いつまで

          宿題がない夏休み、我が家の過ごし方

          ブラザーペナルティを知ってから気をつけてること

           久々に科学館に行って、「ブラザーペナルティ」を思い出したので、忘れないうちにメモしておこうと思います。  ブラザーペナルティとはどうやら、「姉(長女)・妹」に比べ、「姉(長女)・弟」の構成の時の方が、姉が、文系を選んだり伝統的な性別役割分業意識を持ちやすいという研究結果から言われている言葉だそうです。  我が家はまさにその構成で、小学生と未就学の姉・弟がいます。  元々男女で差がつかないように気をつけてきてはいましたが、以前このブラザーペナルティを知って、より気をつけな

          ブラザーペナルティを知ってから気をつけてること

          note毎月更新4周年

           そういえば「投稿」ボタンを押したときに出なくなっちゃいましたが、2020年の6月にnoteを始めて以来、毎月更新を丸4年!達成できました。  途中、毎日更新を100日チャレンジしてみたり…  他のことで忙しくなって、毎週更新に変えて無事100週更新が達成できたり…  200週連続投稿目前で更新し忘れて挫折して、今再開16週目だったりと、この4年間、noteの更新と共に毎週過ごしてきました。  こんなに続けられると全く思ってなかったので自分でもびっくりです。  一方、

          note毎月更新4周年

          ただ1つの「事実」はなく、多様な見方があるだけ(あなたへの社会構成主義第1章)

           ガーゲン著書の読書会を進めていく中で、最新刊が読み終わってしまったので、20年前の著書「あなたへの社会構成主義」を読み始めることになりました。 これまでの読書会記録 📕関係からはじまる 読書会記録 📙何のためのテスト? 読書会記録 📗関係の世界へ  第1章は学問的な議論の変遷がコンパクトにまとめられ、その上で社会構成主義の可能性を感じさせる第一歩、という感じでした。  特に、手を替え品を替え、「同じ1つの物事にも、多様な見方がある」ということを改めて実感。正しい1つの

          ただ1つの「事実」はなく、多様な見方があるだけ(あなたへの社会構成主義第1章)

          ガーゲン 社会構成主義 読書会記録まとめ

           2021年頃から、ガーゲンの著書のオンライン読書会に参加して、少しずつ社会構成主義についての学びを深めてきました。  今回4冊目を読み始めるにあたって、過去の読書会での自分の学びを一覧にしておきたいと思います。 関係からはじまる 日本での出版は2020年。500ページの大作ですが、「関係」ということに焦点を当てて、1つ1つ詳しく解説されています。 第1章 誰もが「私」から世界を見ると起こること 第2章 生きている限り関係なしで成り立つものはない 第3章 「心の中のこと」

          ガーゲン 社会構成主義 読書会記録まとめ

          親の主観をなるべく取り払って、子どもの話を聴き出すこと

           下の子年長は、興味関心は広くあるものの、「習い事はしたくない」という意思表示をこの1年くらいずっとしています。  私としては、無理に習い事をさせる必要は全くないし、やりたくなったらやればいいとは思ってはいるものの、一方で何か夢中になるものを見つけて長く取り組んでくれたら嬉しいなあ〜ともつい思ってしまいます。  特に、上の子の時は年長から本人の希望で習い事を始めたので、兄弟での体験格差みたいになったら嫌だよなあ…と言う思いも…  親の視点でいうと、「なんでか知らないけど習

          親の主観をなるべく取り払って、子どもの話を聴き出すこと

          「弱い紐帯」の大切さ

           マーク・グラノヴェッターが提唱した「弱い紐帯(week ties)」を初めて知ったとき、衝撃を受けました。  それまで、一度イベントで一緒になった程度の人とFacebookを交換する、みたいなことが苦手だし意味がないなあと思っていたので、「ちょっとした知り合いくらいのつながりが実は重要」というこの理論がとても意外だったんです。  この、ちょっとした知り合い=自分とは価値観やライフスタイルが異なる人たちだからこそ普段接しない情報に触れられたり、新たな発見があったりというこ

          「弱い紐帯」の大切さ