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地球で見つけた好きな物の話ー本の章1頁ー

 地球を旅する冒険者の皆様、今宵の宿屋は見つかりましたでしょうか?元本読師の文者部屋美です。

 「本の章」記念すべき1頁目の内容は「地球に降り立った私が子供時代に出会った本 上位3冊」について綴ろうと思います。


 冒険者の皆様におかれましては、今の自分に繋がる様々な書物が思い浮かぶのではないでしょうか?

 幼い頃なら絵本、もう少し大きくなってからなら児童書、あるいはマンガや雑誌かもしれませんね。


 私、文者の記憶を掘り起こしてみますと、やはり絵本です。
 
しかも海外の作家さんで、恐らくは母が買ってくれた物と思われます。
 2歳か3歳の時に祖母の家でその絵本を開きながら、ピンク色のマジックペンで作家さながらに文字にならないゴニョゴニョしたものを書き込んでいた覚えがあります。


 この頃から既に書く事が好きであったのだと納得すると共に、いまだに国内作品があまり頭に入らず、海外作品ばかり好んで読みふけっているのは、この絵本があまりにも好き過ぎたからかも?



1.「のばらの村のものがたり」ジル・バークレム 講談社

 と言う絵本ですが、皆様御存知でしょうか?何巻か出ておりますが、一旦絶版になってから訳者さんが変わってまた出たんでしたっけ?

 本当に好き過ぎて、あれから半世紀近くも経つと言うのに、ピンク色の謎の暗号文もそのままに、いまだに私の手元にあるのでした。

 

何と言ってもこの本の見所は、大木の断面図です!


 大木全体が住民達の大きなお屋敷となっており、指先ほどの小さな小さなリビング、子供部屋、キッチン、バスルーム、大階段や大広間などが、美しい外国の自然の風景と共に細かく繊細に描かれているのです!

 えーと…写真を引用したり、何かを何処かから貼り付けて来るような技術を持ち合わせておりませんので、ご興味のある冒険者の皆様は是非ご自分の旅の途中で探してみて下さい(笑)




2.「たのしいムーミン一家」トーベ・ヤンソン 講談社

 小学生で出会った、有名なシリーズです。冒険や旅の醍醐味は、ムーミンパパやスナフキンから教わったかもしれません。 


いずれ「アニメの章」も綴ろうとは思っておりますが、
「たのしいムーミン一家」のアニメは
上位3作に入っております!




3.「霧の向こうのふしぎな町」柏葉幸子 講談社

 あれ…こうして見ると、講談社作品多い?ようやく、国内作品が此処で登場です。
 中学生で出会ったこの作品は夏休みの物語なので、夏休みに入ると毎年読んでいました。

 今から考えると、


この作品は最近流行りの
異世界モノのはしりなのでは?


 と思うのですが、どうでしょうか?


 来月本屋大賞の発表がありますが、先に綴りました通り、国内モノがてんで頭に入りませんで、何度も芥川賞や直木賞の作品なども図書館で借りては表紙をめくったのですが、


1頁の数行でもうパタンと閉じてしまう始末。


 長くなりましたので、高校生から先の文者に影響を与えました本につきましては、「本の章」2頁で綴らせて頂きます。


 それでは冒険者の皆様、しばし荷物を解いて温かい干し立ての毛布にくるまり、ゆっくりとお休み下さいませ。
 お気に入りの本を読まれるのでしたら、夜更かしなどなさいませぬよう…ランプの灯りは、忘れずに吹き消して下さいね。


※今回も素敵な画像を引用させて頂きましたが、偶然にも同じ投稿者様でありました。きっと、かつて同じ地を旅していた事もあったのかもしれないと、まだ見ぬ同胞に思いを馳せた瞬間でありました。


その他の本の章の頁はこちら!


noteの門開設1か月を記念致しまして、綴らせて頂きました

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         固定させて頂きましたので、そちらからもどうぞ!)


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