hana ⁑ 李エクタ

カフェ店主|フラワーレメディ実践家|在日コリアン二世|なぜこのように生まれたの?と幼い…

hana ⁑ 李エクタ

カフェ店主|フラワーレメディ実践家|在日コリアン二世|なぜこのように生まれたの?と幼い頃から自己探究しているうちに50代も後半に。どちらでもなくどちらでもある世界に生きたい。エクタはunityひとつを意味するサンスクリット語。 https://linktr.ee/ektalee

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実家ステイからのつぶやき。今朝は母と近所の一回りをゆっくりお散歩。散歩といっても私には数百歩。小さくなった母の歩幅だと何歩かな。これが今の精一杯。それでも家にこもっているよりいいよね。日差しが暖かくてありがたい。途中、小さな教会の前を通る。いつも「アーメン」と心の中で何かを祈る。

    • 87歳の母、ついに要介護認定が出た。いろんな支援を受けられるというのに、何も受けたくない、訪問もイヤだと頑なに拒む。身体を動かさないと歩けなくなっちゃうよ、というと「いつでもできる」とラジオ体操ブーブーを出してきて急に体操をし始める。なんなんだよ、もう!とブーブー言ってるわたし。

      • 牧野記念庭園に行ってきた

        10月の終わりの平日、練馬区立牧野記念庭園にいってきた。 朝ドラ「らんまん」放送中は、入園に1時間待ちという噂も聞いていたが、ドラマが終わってひと月以上過ぎていたので、そろそろ落ち着いた頃かなと。 ここは、植物学者、牧野富太郎博士が大正15年から亡くなるまでの30余年を過ごした住居と庭の跡地。博士はこの庭を「我が植物園」として大切に育まれた。 この町、大泉で育った私にとっては、ごくごくたまに訪れる癒しの場所。 いつ来てもほとんど人はいなくて、木々や花と静かに過ごしたい

        • 実家帰りのつぶやき。今日のお昼は蕎麦。長野から月に一度届く蕎麦はその昔父が始めた定期便。加減の難しいお蕎麦を母はいつも美味しく茹でてくれた。私の茹で加減は今一つ。古いサツマイモを天ぷらにして添えたら母は「天ぷらよく揚げたね」と何度も何度も繰り返す。小さな私は褒められて喜んでいる。

        実家ステイからのつぶやき。今朝は母と近所の一回りをゆっくりお散歩。散歩といっても私には数百歩。小さくなった母の歩幅だと何歩かな。これが今の精一杯。それでも家にこもっているよりいいよね。日差しが暖かくてありがたい。途中、小さな教会の前を通る。いつも「アーメン」と心の中で何かを祈る。

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        • 実家帰りのつぶやき。今日のお昼は蕎麦。長野から月に一度届く蕎麦はその昔父が始めた定期便。加減の難しいお蕎麦を母はいつも美味しく茹でてくれた。私の茹で加減は今一つ。古いサツマイモを天ぷらにして添えたら母は「天ぷらよく揚げたね」と何度も何度も繰り返す。小さな私は褒められて喜んでいる。

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        「その時」がきた。ばなちゃん、光の世界に羽ばたいていった。 真夜中に、パパさんとママさんの手に包まれて、おだやかに旅立っていった。 布団の中で、朝まで一緒に寝た。 今も寝てるみたいにかわいい。ずっと撫でていたい。 最後までよくがんばったね。 ママさんは満足。しあわせ。ありがとう。

        今日のラブリー!ひな祭りとお誕生日祝い

        今日のラブリー!みえない世界はある。

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        • スターオブベツレヘムの観察ノート
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        • 100均のマクロレンズで撮ってみたら
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        • 大事なことはみーんな小鳥に教わった
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        • 『私のきんぽうげ物語』フラワーエッセンスをつくる旅
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        • アグニモリーの植物観察ノート
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          おかえりなさい!スターオブベツレヘム

          去年、家で育てたスターオブベツレヘム。 地上から消えていくまでを見届けて その後は雑草を抜くこと以外、何もせずにほっておいた。 目印の木札も汚れて割れてしまっていたので、何もないと忘れてしまいそうだったので、先週、もう一度新しい木札をさしたところだった。 そしたら! それに応えるかのように、今朝、新しい芽が出ているのを発見した。 ああ。この細い葉と真ん中を走る白いライン。 これは雑草ではなく、間違いなくスターオブベツレヘム。一年、見守り続けたから忘れない。 地上か

          おかえりなさい!スターオブベツレヘム

          枇杷の木の上の満月。木星も月のそばで小さく輝いている。キラキラ。 目には見えないけれど天王星も近くにいるのだそう。そう聞いて見えない天王星を感じてみる。なんだかじわじわと感動。目に見えるこの美しい世界と、目には見えない存在たちと。近くで遠くで見守ってくれているあなたにありがとう。

          枇杷の木の上の満月。木星も月のそばで小さく輝いている。キラキラ。 目には見えないけれど天王星も近くにいるのだそう。そう聞いて見えない天王星を感じてみる。なんだかじわじわと感動。目に見えるこの美しい世界と、目には見えない存在たちと。近くで遠くで見守ってくれているあなたにありがとう。

          実家のベランダは南向きで日当たり最高。今日は日差しが強くて暑いくらい。 毎週来るたびに母が弱っている。わからないことだらけになってしまったね。何度も同じことを聞かれてイライラする私。悲しい。切ない。 それでもお母さんカエルの眼差しはやさしい。いつまでも母の背中にのっていたい私。

          実家のベランダは南向きで日当たり最高。今日は日差しが強くて暑いくらい。 毎週来るたびに母が弱っている。わからないことだらけになってしまったね。何度も同じことを聞かれてイライラする私。悲しい。切ない。 それでもお母さんカエルの眼差しはやさしい。いつまでも母の背中にのっていたい私。

          100均のマクロレンズで花を撮ってみたら宇宙だった⑥『金木犀』 

          久しぶりのマクロレンズ撮影。 す〜っ は〜っ 至福のかほり。 もう少し味わっていたい。 まだいかないで〜。

          100均のマクロレンズで花を撮ってみたら宇宙だった⑥『金木犀』 

          いよいよホントに秋ですよのお知らせ。晴れた空に少しひんやりと乾いた朝の空気。窓をあけた瞬間、風にのって運ばれてくる優しいあまい香り。こんなにも明るくて小さくてかわいい花があるのだろうか。金木犀という名前も漢字もスキ。光のつぶつぶがすごい。す〜っは〜っ。目を閉じて金色の深呼吸する。

          いよいよホントに秋ですよのお知らせ。晴れた空に少しひんやりと乾いた朝の空気。窓をあけた瞬間、風にのって運ばれてくる優しいあまい香り。こんなにも明るくて小さくてかわいい花があるのだろうか。金木犀という名前も漢字もスキ。光のつぶつぶがすごい。す〜っは〜っ。目を閉じて金色の深呼吸する。

          アグニモリーの植物観察⑩本質を言葉にしてみる編

          アグニモリーの魂が何を語っているのか。 植物観察を通じて、どれだけその魂に近づけるか。 春からアグニモリーを観てきて感じたことは、植物はいつだってそこにいて語っている、ということ。私がそこにどれだけ開いていくか、それにつきるのだ。 私はどれだけアグニモリーに対して開いて、その言葉を受け取ることができたかわからない。 言ってみれば、たったの半年間、そうしてみただけだから。 それでもその半年間は、それまでの関わりとは違っていたわけで、一生懸命に親しくなろうとしてきた。仲良く

          アグニモリーの植物観察⑩本質を言葉にしてみる編

          アグニモリーの植物観察⑨エレメント編

          シュタイナー的植物観察でみていく「かたちの背後にある力」には四大元素、4つのエレメントの要素がある。 地、水、火、風…私たちと自然を構成する4つの質を表している。 四大元素については、占星術やタロットで(なんとなく)知っていたが、エレメントといえば、この夏「マイ・エレメント」という映画を観た。 交じりあってはならないとされている火の女の子と水の男の子が恋に落ちるストーリー。四大元素の特徴が、誇張気味ではあったが面白く表現されていて、四大元素が映画の題材となったこと自体が興

          アグニモリーの植物観察⑨エレメント編

          アグニモリーの植物観察⑧花のこころ編

          シュタイナー的植物観察では、まず、植物の形態や色などの事実「体」をスケッチなどをしながらしっかりと観察し、その上でその植物の「魂」…こころ、「霊」…本質へと観察をすすめていく。 ギザギザの葉、細かく深い毛。 しっかりとした茎。 蕾ができた後の、上へ上へと立ち昇ろうとする形の変化。 小さな黄色い花の明るさ。平らな開花の姿。 風に揺れる花。ベル形の果実。 他の株とは少し距離をおきながらも、果実はひっつき虫となって増えていくようす。 アグニモリーは、何を語っているだろうか。 も

          アグニモリーの植物観察⑧花のこころ編

          アグニモリーの植物観察⑦人とのつながり編

          私とアグニモリー、西洋キンミズヒキとの出会いは、バッチフラワーレメディがきっかけだ。 それまで、赤いミズヒキ、いわゆる赤まんまの花は知っていたけれど、バラ科のキンミズヒキと触れ合うことはなかった。 もちろん気づかなかっただけかもしれないが。 フラワーレメディの創始者、イギリスのエドワード・バッチ博士は1930年に、アグニモリーに出会い、明るい笑顔のかげに、苦悩を隠している人のためのレメディとした。 私もよくこの状態になりがちなので、幾度もこのエッセンスに助けてもらってきた。

          アグニモリーの植物観察⑦人とのつながり編

          アグニモリーの植物観察⑥果実編

          花は下から上へ、らせん階段を上るように咲いていった。先端のほうの花が咲く頃には、下の花は実になりつつあった。つぼみの形が、果実のもとになっている。 花が咲き終わってしぼみ、少しずつ萼が大きくなり、棘のあるベル状の実になっていく。 英名の「Church Steeples(教会の尖塔)」はこの形からきているのだろう。 果実をスマホのマクロレンズで撮ってみた。 棘の先がカギ型になっているのがよくわかる! これがひっつき虫となり、人や動物にくっついて種が運ばれるのだ。なるほ

          アグニモリーの植物観察⑥果実編

          2023中秋の名月

          今年の中秋の名月は実家で母とお月見。 夜風が気持ちよかった。 母87歳。気丈な人だったのに今ではすっかり気弱になり、行くとハグを求められ(驚)来てくれてうれしいと何度も何度もいう。 少しずつできないことも増えてきているけれど、それでも今日もお味噌汁を作って待っていてくれた。 月をみて拝んでいた母は、何を祈ったのかな。  昨夜、父が夢に出てきたと、何度もうれしそうに話していた。 私は切なさや悲しさや痛みや重たさを感じながらも… それでも今宵、母と一緒に月を見上げてい

          アグニモリーの植物観察⑤開花編

          開花がはじまった。 あらためて拡大した写真を眺めていたら、完全に開花した時、5枚の花弁がほぼ平らであることに気づいた。 バラのようにふわっとカップ形でもなく、平らに開いている。 この花の姿をみていたら、バッチフラワーレメディとして使われるアグニモリーのキーワード、指標の一つ「Openness」という言葉が浮かんだ。 まっすぐに上に向かっていた出来上がった蕾は、成長と開花とともに、少しずつしなやかに、風に揺れはじめる。 黄色い小さな花が並んで笑っているよう。 全体の姿を

          アグニモリーの植物観察⑤開花編