嶋浩一郎

嶋 浩一郎『なぜ本屋に行くとアイデアが生まれるのか』(祥伝社、2013年)を読みました。

広告界のレジェンド嶋浩一郎さんが本屋本屋への愛を語り尽くした一冊。私も本好きなので共感しきり。自分で本屋さんもやっちゃうなんてうらやましいです。

本書より…

勝新太郎さんは、映画を撮影するときに役者に台本を読ませずに演技をさせたそうです。台本を読むと役者に結末がわかってしまって、演技が変わってしまうからです。だから「君は刑事でこれまでこういうことがあった」という状況だけを伝えて撮影しました。こ

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スキありがとうございます!
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【ナチュラルな表現者】 谷崎潤一郎

弊誌編集長で、ビールと昆虫図鑑とトリビアが好きという嶋浩一郎が提案するのは、少し変わった文学の読み方。毎回、一人の作家にフィーチャーしながら、物語とは別の見どころやおすすめの作品を紹介します。

文学作品の意外なところにスポットを当て、作品を別の角度から楽しもうという読書法を広めるために始まった当連載。今回取り上げるのは近代文学の代表作と言われる谷崎潤一郎の『細雪』。中公文庫で936ページもある長

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戦略PRの世界に異業種・30歳で飛び込んだ初心者が選ぶ、本当に役立ったPR本5冊

こんにちは。Story Design houseの新井です。

Story Design houseは、スタートアップ企業や企業の新規事業など「世の中に新しい価値を生み出す」ことに挑戦している企業の事業成長を、コミュニケーション戦略から支援しています。いわゆる、戦略PRの会社です。

そのなかで、私はコミュニケーション戦略の設計からメディア(テレビ、雑誌、新聞、webメディアなどの記者・ディレクタ

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うれしいです!
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【 メタファーの名手 】  安部公房

弊誌編集長で、ビールと昆虫図鑑とトリビアが好きという嶋浩一郎が提案するのは、少し変わった文学の読み方。毎回、一人の作家にフィーチャーしながら、物語とは別の見どころやおすすめの作品を紹介します。

この連載は文学作品の訴えかける本流のテーマとは一見何の関係もない一文や一節に注目し、そこから意外な情報を読み取ろう、そしてそれこそが読書の醍醐味であるとアピールするために始まった。今回取り上げるのは昭和を

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【 機知に富むトレンドセッター 】  ルイス・キャロル

弊誌編集長で、ビールと昆虫図鑑とトリビアが好きという嶋浩一郎が提案するのは、少し変わった文学の読み方。毎回、一人の作家にフィーチャーしながら、物語とは別の見どころやおすすめの作品を紹介します。

文学作品の本筋とはあんまり関係ない一文・一節から知られざる情報を読み取ることこそ読書の楽しみ! そんな読書法を目指して始まったこの連載。今回は世界のクリエイターを魅了する児童文学の金字塔に挑みたい。 『不

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何かを始めてみたくなる『蜜蜂と遠雷』(恩田陸)

久しぶりに小説を読んだ。おうち時間が長くなったコロナの恩恵。

この本を知ったきっかけは、2019年に宣伝会議主催の「編集ライター養成講座」で、講師の方が話題にしていたことからだった。

「本の売り場づくり/POPの書き方」講座で、三省堂書店有楽町店副店長(当時)の内田剛氏が、

「『蜜蜂と遠雷』のブックデザインは、鈴木成一さんのデザイン。この本は『2017年本屋大賞』に選ばれている。」と。

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ありがとうございます!モチベアップにつながっています!
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POOL SIDE TALK Vol.1(4)

POOL SIDE TALK

すでにあるモノゴトを広告するだけではなく、事業の根幹や、社会の仕組みづくりからイノベーションに参加するPOOLinc.代表「コニタン」こと小西利行があらゆる領域で活躍する「越境クリエーター」をゲストにお迎えし、22世紀型クリエイティブとその可能性についておしゃべりします。進行はPOOLinc.副社長、且つコミュニケーションデザイナーの是永聡。第一回のゲストは博報堂ケ

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【 余白の天才 】  グリム兄弟

弊誌編集長で、ビールと昆虫図鑑とトリビアが好きという嶋浩一郎が提案するのは、少し変わった文学の読み方。毎回、一人の作家にフィーチャーしながら、物語とは別の見どころやおすすめの作品を紹介します。

村上春樹作品に家事を習う。松本清張作品に浮気防止策を習う。物語の本筋とは関係なさそうなところにこそ学びがあるという主張で始まった当連載。その考えと共鳴する本に出会った。

すぐれたUXデザインを手がけるT

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【サラリーマンへの警告者】  松本清張

弊誌編集長で、ビールと昆虫図鑑とトリビアが好きという嶋浩一郎が提案するのは、少し変わった文学の読み方。毎回、一人の作家にフィーチャーしながら、物語とは別の見どころやおすすめの作品を紹介します。

さて、春が近づき、4月も間近に感じられるようになった。4月といえば人事異動の季節である。コツコツ働いた甲斐あって係長や課長に昇進する人もいるだろう。そんな人に是非読んでおいてもらいたいのが松本清張の作品群

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POOL SIDE TALK vol.1(3)

POOL SIDE TALK

すでにあるモノゴトを広告するだけではなく、事業の根幹や、社会の仕組みづくりからイノベーションに参加するPOOLinc.代表「コニタン」こと小西利行があらゆる領域で活躍する「越境クリエーター」をゲストにお迎えし、22世紀型クリエイティブとその可能性についておしゃべりします。進行はPOOLinc.副社長、且つコミュニケーションデザイナーの是永聡。第一回のゲストは博報堂ケ

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