『このビジネスモデルがすごい!2』船井総合研究所 ✔︎グレートカンパニーの条件 1.持続的成長企業であること 2.熱狂的ファンを持つ、ロイヤルティの高い企業であること 3.社員とその家族が誇れる、社員満足の高い企業であること 4.自社らしさを大切にしていると思われる、個性的な企業であること 5.地域や社会からなくてはならないと思われている、社会的貢献企業であること ✔︎シアーズホーム 暗黙知を形式知に、松竹梅戦略、地域ブランディング、毎年5%の給与アップをす
『BCGが読む経営の論点2024』 ボストンコンサルティンググループ ①エネルギーシフト 需要家企業と供給企業との直接購入契約であるCPPAを結ぶ動きが活発化 ②生成AI 2027年に1200億ドルに拡大 金融とヘルスケアなど外部では電子化が進む一方で社内では書類作成などの事務処理が多い業界は導入が進む 生命保険では、顧客への商品設計や訴求のためのトーク内容を提案 製薬業界では、創薬に活用し新たな分子構造の生成や予測などに活用 テクノロジー業界では、ソフト開発に活用
『エフェクチュエーション』 吉田満梨、中村龍太 ✔︎エフェクチュエーションとは、熟達した起業家に対する意思決定実験から発見された、高い不確実性に対して予測ではなくコントロールによって対処する思考様式。 ✔︎コーゼーションcausation=因果論は、予測可能な環境下では有効だが、不確実性の高い状況では対応できない。 ✔︎エフェクチュエーションのプロセスでは、未来の結果に関する予測をまったく必要としない。 ✔︎コーゼーションは、最初に料理を食べる人の好みを考えてメニュー
『かさなりあう人へ』 白石一文 直木賞作品「ほかならぬ人へ」から14年、こちらも本当に素晴らしい作品でした。白石先生が福岡出身で、福岡と東京が舞台になる作品が多く、自分としてはとてもリアリティがあるだけでなく、感情描写の一つひとつに共感してしまいます。 ✔︎切れた関係のほとんどは修復する必要がないんだよ。そもそも、大事な人間関係なんて一生のうちで一つが二つで充分なんじゃないかな。あとは一期一会で一括りにしちゃっても全然構わないんだ。 ✔︎それは、卑しいことはしないのいう
『人間として最良のこと』 キム・ヘナム ✔︎大人になるための間がない時代 真に大人になる移行期すら許されていない。 ✔︎「逆説的な超然さ」 他人や物事に対してはもちろん、己の感情とも距離を置くことを意味する。 ✔︎選択の可能性が無数にあることによる呪い ✔︎状況をどう受け止めるのかに対する選択権 それがどういう意味を持つかだけは決められる。 ✔︎だれかに助けを求めるべきだと思えることが第一歩 ✔︎未解決の過去は現在を蝕む。 ✔︎未熟な防衛機制 否定、隔離、打ち消
『コンセプトの教科書』 細田高広 GOの三浦さんも激推ししていましたし、NewsPicksの講座動画もめちゃくちゃ面白かったので購入しましたが、本当に名著!すべての商品やサービスはもちろん、組織やチームもそうですし、もっと言えば人生にもコンセプトがあるだけで、軸ができますよね。 ✔︎言葉に働いてもらう、という発想 ✔︎コンセプトメイキングとは新しい意味の創造 ✔︎コンセプトは、価値の設計図 1.判断基準になる 2.一貫性を与える 3.対価の理由になる ✔︎コンセプ
『ChatGPT時代の文系AI人材になる』 野口竜司 AIと言えばこの方「のぐりゅう」さんこと野口竜司さんの最新刊。ご本人にも感想を書きます!とお伝えしていたので、書かせていただきます。 前半はめちゃくちゃ分かりやすく基本的なスタンスや使い方が書かれており、中盤から後半はかなり実践的な使いこなし術が書かれています。途中からスクショしまくりました、笑 そして最後のパートではAIの最新事例が100ページにも及ぶ量で紹介されており、「そんなことにも使えるんだ、確かに!」と思っ
『キャリアを切り開く言葉71」 北野唯我 唯我さんの最新刊。SHOWSの週報としても語っていただいた内容ですが、改めて学ぶべきところばかりで、刺さるパンチラインの連続でした。 ✔︎言葉には出会うべきタイミングがある。 →哲学者森信三さん「人生、出会うべき人には必ず出会う。しかも、一瞬遅からず、早からず。しかし、内に求める心なくば、眼前にその人ありといえども縁は生じず。」を思い出しました。 人も言葉も出会うべきタイミングがあり、それは決まっていることなのかもしれません。
『物語思考』やりたいことが見つからなくて悩む人のキャリア設計書 けんすう Voicyでいつも拝聴しているけんすうさんの新著。 ✔︎何かを成功させるためのコツは、「最初は自分で考えない」ことです。 ✔︎「日々嬉しいことや喜びも、嫌なことや苦労も、どちらも無数にある」ことを、そのまま受け入れているような感じ。 ✔︎「自分の理想通りに人生を過ごすためには、いっそ一つの物語を作るように考えた方がいいよ」ということ。 ✔︎自分を客観視しやすい状態にしておいた方が、本質的な対策
『実況!ビジネス力養成講座ファイナンス』 石野雄一 ✔︎profit is opinion 利益には実体がない。 ✔︎会計の世界は「利益」を扱うのに対して、ファイナンスの世界は「現金」を扱う。 ✔︎BS頭とは、アウトプット/インプットという分数で物事を考えるということ。 ✔︎戦略とはソートである。 ✔︎成長と配当はトレードオフの関係にある。 ✔︎企業と各ステークホルダーは価値の交換を行なっており、企業とは各ステークホルダーの便益(価値)を増やしていく仕組み
『かすり傷も痛かった』箕輪厚介 ✔︎競争し続けた先に何があるのかというのが分からなくなっていた。 ✔︎いつか割れると分かっている風船に必死に空気を入れている気分。 ✔︎「死ぬこと以外かすり傷」は仕事論で、「かすり傷も痛かった」は人生論 ✔︎ブレながら、矛盾しながら、みっともなくても生きていく。 ✔︎人生なんて100年の思い出づくり。 ✔︎人間には目に見えないカルマ(業)を背負う生き物で、欲望に衝き動かされるまま生きていると、次第にカルマが溜まっていき、その人間の器
『マーケティングとは組織革命である。』森岡毅 ✔︎一人はどのような方法で組織をより良く変えていくことができるのか? ✔︎マーケティングには消費者の購買行動を決定的に変える力がある。 ✔︎組織力とは、個人技とシステム(仕組み)の掛け算 ✔︎最高の結果を出すということは、誰かが余力を残していてはダメ ✔︎事実、結果を出さなければ誰も守れません。本当に優しくあるためには、リーダーは冷徹でなければならない。 ✔︎消費者プレファレンスを読み解いて会社を勝つ確率が高い焦点
『THE GOOD LIFE』 幸せになるのに遅すぎることはない ロバート・ウォールディンガー マーク・シュルツ 自己啓発本ではなく、ハーバード大学が成人発達研究として、84年にわたり2000人以上を追跡調査したデータ結果をまとめたもの。 ✔︎健康で幸せな生活を送るためには、よい人間関係が必要だ。 ✔︎ハーバード成人発達研究 横断研究と縦断研究 縦断研究は時の経過とともに人生を観察・分析する。 ✔︎重要なのは「守られているという感覚」 ✔︎地位や名誉やお金が人生にと
「生きづらさ解消の解決法」 今日の一冊は、自愛力カウンセラーであるミタパンの著書ご紹介。 ゴリゴリの資本主義の中で、短期的利益のみを追求する父性やロジックによる左脳型の生き方には限界がきていることを世界は気づき始めています。 これからは母性や感性による右脳型の生き方を学び、存在感と透明感の両方を備える必要があります。 この本は、その透明感の育て方を教えてくれる一冊だと思います。 生きづらさを感じることは、透明感を手に入れる第一歩だと思うのです。 #生きづらさ解消の解
『行動経済学が最強の学問である』 相良奈美香 ✔︎いま世界のビジネスエリートがこぞって学ぶのが「行動経済学」 ✔︎Google、Amazon、Netflix 世界の企業が「行動経済学チーム」を設けている。 ✔︎行動経済学の本質とは「人間の非合理な意思決定のメカニズムを解明する学問」 ✔︎ナッジ理論 nudge=軽くつつく さりげなく促すだけで人々に影響を与え、行動を変えられる 例、アメリカのスマートプランの成果 ✔︎目標勾配効果 例、スターバックスのスター制度の目
『やわらかく、考える。』 外山滋比古 ✔︎囲碁の世界で勝負師の異名をとったある棋士が、試合に勝つにはと聞かれ、心たのしむ状態が最高と語った。喜ぶのはいけないが、楽しむのはよい。 ✔︎勉強すると、頭は悪くなる。頭をよくしたければ、頭の中に入っているよぶんなものを捨ててしまうことだ。 ✔︎記憶は知識をふやすが、知識そのものは新しいものを生み出さない。もの知りは知識をもっているだけで満足する。 ✔︎記憶は秀才を育てるが、忘却は