挽地信孝@今はすぐ出さない

広済堂ネクスト代表取締役社長|広済堂HD執行役員|ワンシップ取締役|著書「すぐ出す技術…

挽地信孝@今はすぐ出さない

広済堂ネクスト代表取締役社長|広済堂HD執行役員|ワンシップ取締役|著書「すぐ出す技術」「3000万人100兆円新シニア市場と絆ダイレクトマーケティング」|adtechスピーカー|宣伝会議講師|九産大客員講師|BBT大学ゲスト講師|野鴨塾|ピーチスノウ|コミュニティSHOWS

記事一覧

「揺らがす囚われず」の心の状態こそ「機嫌がいい」状態。

『機嫌がいいというのは最強のビジネススキル』辻秀一 40万部のベストセラー「スラムダンク勝利学」の著者の最新刊 ✔︎機嫌がいい=ごきげんには、3つのマネジメント要…

アイデアが実り続ける「場」のデザイン

『アイデアが実り続ける「場」のデザイン』新規事業が生まれる組織をつくる6つのアプローチ 小田裕和 ✔︎守屋さんと佐渡島さんの名前が入っているので、思わず買ってし…

愛とは、"種"に注がれる水と日差しのようなもの。

『アーモンド』ソン・ウォンピョン 本屋大賞2020翻訳部門の作品。 ずっと気になっていましたが文庫になったのを機に読みました。 ✔︎どんなことも、何度も繰り返してる…

シリコンバレーは日本企業を求めている。

『シリコンバレーは日本企業を求めている』世界が羨む最強のパートナーシップ アニス・ウッザマン&米倉誠一郎 先日参加させていただいたStartup World Cupでいただいたペ…

仕事とは、その人の人生にとって、ハンバーガーの肉のような存在である。

『成功はゴミ箱の中に』世界一、億万長者を生んだ男 レイ・クロック自伝 マクドナルド創業者 UNIQLO柳井さんとソフトバンク孫さんのバイブルとして有名な著書。 ✔︎未…

ロジカルダイエット

『ロジカルダイエット』清水忍 PIVOTの動画にご出演されていたのを見て早速購入。 ✔︎とくに重んじているのが、「なぜの追求」 ✔︎短期間でやせてしまうと、脳と体が…

企業変革のジレンマ

『企業変革のジレンマ』構造的無能化はなぜ起きるのか 宇田川元一 ✔︎自分たちの会社や組織を少しでもよくしていこうとする人々、よりよい未来を次の世代へと託そうとす…

理想の経営

『理想の経営』渋沢栄一に学ぶ成功への10ヵ条 折原浩 ✔︎ピーター・ドラッカーは渋沢栄一の事を「世界の誰よりも早く、経営の本質は『社会的責任』にほかならないことを…

「無」とは「解釈の自由度を無限に持った」状態。

『有と無』見え方の違いで対立する二つの世界観 細谷功 ✔︎「ある」ものを挙げるほうが「ない」ものを挙げるよりも短時間であれば圧倒的に楽である。しかしながら「ある…

アイデンティティとは、「自分にとって望ましい未来を目指して行う意思決定の連続」である。

『アイデンティティのつくり方』自分とは何者なのか?森山博暢・各務太郎 ✔︎自分以外の誰かと比較したり、理想と現状のギャップを目の当たりにすることで「自分は何者に…

人が生きていく上で最も大切なことは使命感を持つこと。

『ユニクロ』杉本貴司 今週は中国に出張していたのですが、現地のユニクロは本に書いてある通り、「ユニクロとは何か」を体現していました。海外戦略の難しさと醍醐味をリ…

生きるとは学ぶこと、学び続けること。

『一〇〇年学習時代』 はじめての「学習学」的生き方入門  本間正人  生きるとは学ぶこと、学び続けること。 最終学歴という言葉への違和感=人生の中に「学び終わり」…

遺伝子の命令から如何に逃れるかという逃走 が遊びであり、だから楽しい。

『アウトプットのスイッチ』水野学   ✔︎マズローの欲求段階説には6つ目がある 第一段階 生理的欲求 第二段階 安全の欲求 第三段階 所属の欲求 第四段階 承認の欲求 …

決算書の超速読術

『決算書の超速読術』川口宏之 ステップ1.会社の稼ぐ力を見抜く ①ハイライト情報で過去の業績を把握する ②沿革で会社の歴史を知る ③収益構造を把握する ④どの事業が稼…

幸福のもっとも大きな障害は、過大な幸福を期待することにある。

『絶対悲観主義』楠木建 ✔︎ベルナール・フォントネル 幸福のもっとも大きな障害は、過大な幸福を期待することにある。 ✔︎効用①実行が極めてシンプルであること 効用…

力を抜いて運命を受け入れる。

『働き方を変えなさい』佐々木常夫 ✔︎戦略とは戦いを略すことである 争わないこと無駄な血を流さないことが大事 ✔︎組織を家族と考える ✔︎アドラー共同体感覚、他…

「揺らがす囚われず」の心の状態こそ「機嫌がいい」状態。

「揺らがす囚われず」の心の状態こそ「機嫌がいい」状態。

『機嫌がいいというのは最強のビジネススキル』辻秀一

40万部のベストセラー「スラムダンク勝利学」の著者の最新刊

✔︎機嫌がいい=ごきげんには、3つのマネジメント要素がある。「セルフマネジメント」「リーダーマネジメント」「チームマネジメント」

✔︎このようなマネジメントができるには、「人の仕組み」、とくに心や脳、そしてパフォーマンスに関する、「ヒューマンリテラシー」を高める必要がある。

✔︎

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アイデアが実り続ける「場」のデザイン

アイデアが実り続ける「場」のデザイン

『アイデアが実り続ける「場」のデザイン』新規事業が生まれる組織をつくる6つのアプローチ
小田裕和

✔︎守屋さんと佐渡島さんの名前が入っているので、思わず買ってしまいました。対談を盛り込んだ新規事業アプローチの本。

✔︎両利きの経営
利き手で練習するような得意技を磨くアプローチを「知の深化」、逆の手で試行錯誤したり、新しいことにチャレンジしたりすることアプローチを「知の探索」

✔︎3つのアプロ

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愛とは、"種"に注がれる水と日差しのようなもの。

愛とは、"種"に注がれる水と日差しのようなもの。

『アーモンド』ソン・ウォンピョン

本屋大賞2020翻訳部門の作品。
ずっと気になっていましたが文庫になったのを機に読みました。

✔︎どんなことも、何度も繰り返してると意味がなくなるものよ。初めのうちはだんだん意味がはっきりしてくるように思えるけれど、しばらく経つとそれが変わっていったり色褪せたりしてくるの。そして最後には、意味が消えてしまうのよ。真っ白に。

✔︎救うことのできない人間なんてい

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シリコンバレーは日本企業を求めている。

シリコンバレーは日本企業を求めている。

『シリコンバレーは日本企業を求めている』世界が羨む最強のパートナーシップ
アニス・ウッザマン&米倉誠一郎

先日参加させていただいたStartup World Cupでいただいたペガサステックベンチャーズ代表の本。

✔︎日本がイノベーションを起こすには、日本企業の持つ確かな技術力や組織力と、世界トップレベルのスタートアップが持つアイデアや最先端技術を組み合わせること。

✔︎日本の成長率は厳しい

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仕事とは、その人の人生にとって、ハンバーガーの肉のような存在である。

仕事とは、その人の人生にとって、ハンバーガーの肉のような存在である。

『成功はゴミ箱の中に』世界一、億万長者を生んだ男 レイ・クロック自伝 マクドナルド創業者

UNIQLO柳井さんとソフトバンク孫さんのバイブルとして有名な著書。

✔︎未熟であるうちは成長できる。成熟した途端、腐敗が始まる。

✔︎仕事とは、その人の人生にとって、ハンバーガーの肉のような存在である。

✔︎マクドナルドのモットー
「愚直なほどに簡潔に keep it simple stupid」

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ロジカルダイエット

ロジカルダイエット

『ロジカルダイエット』清水忍

PIVOTの動画にご出演されていたのを見て早速購入。

✔︎とくに重んじているのが、「なぜの追求」

✔︎短期間でやせてしまうと、脳と体が元の太った状態のほうが居心地いいと感じていて、その「コンフォートゾーン」に一刻も早く戻ろうとする力が働く。

✔︎特定の食品を利用してやせようという考え方がそもそもの間違い

✔︎筋トレには脂肪を減らす効果はないものの、脂肪のたる

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企業変革のジレンマ

企業変革のジレンマ

『企業変革のジレンマ』構造的無能化はなぜ起きるのか
宇田川元一

✔︎自分たちの会社や組織を少しでもよくしていこうとする人々、よりよい未来を次の世代へと託そうとする人々のために、言い換えれば働くことに誇りを持とうとする人のための本である。

✔︎一人ひとりは優秀なのに、どうして企業としての成果が生み出せないのだろう。

✔︎企業変革とは、経営層、ミドル層、メンバー層によらず、組織に集う一人ひとりが

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理想の経営

理想の経営

『理想の経営』渋沢栄一に学ぶ成功への10ヵ条 折原浩

✔︎ピーター・ドラッカーは渋沢栄一の事を「世界の誰よりも早く、経営の本質は『社会的責任』にほかならないことを見抜いていた」といっていた。

✔︎銀行は大きな川。大きな川は水滴を一滴一滴集める。同じように銀行も蔵にたまっているお金を一滴一滴集め、それで工業や商業、農業や貿易を発展させるのだ。

✔︎成功する企業家10ヵ条
①やりたいことを明確に

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「無」とは「解釈の自由度を無限に持った」状態。

「無」とは「解釈の自由度を無限に持った」状態。

『有と無』見え方の違いで対立する二つの世界観 細谷功

✔︎「ある」ものを挙げるほうが「ない」ものを挙げるよりも短時間であれば圧倒的に楽である。しかしながら「ある」ものよりも「ない」もののほうが圧倒的に多く存在する。

✔︎悪魔の証明=「ある」ことを証明するのは容易だが、「ない」ことを証明するのはほぼ不可能である。

✔︎「ある型」の思考回路→大多数の人が持っている「あるもの」に目を向ける発想

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アイデンティティとは、「自分にとって望ましい未来を目指して行う意思決定の連続」である。

アイデンティティとは、「自分にとって望ましい未来を目指して行う意思決定の連続」である。

『アイデンティティのつくり方』自分とは何者なのか?森山博暢・各務太郎

✔︎自分以外の誰かと比較したり、理想と現状のギャップを目の当たりにすることで「自分は何者にもなれないかもしれない」と落胆する。実際、他人と比較しないで生きていくなんてことは事実上不可能だと思っているし、自分を見失いかけるのも現代社会においては仕方のないことだと思う。ただ、勝負はそこからだ。

✔︎SNSの膨大な情報がより一層、

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人が生きていく上で最も大切なことは使命感を持つこと。

人が生きていく上で最も大切なことは使命感を持つこと。

『ユニクロ』杉本貴司

今週は中国に出張していたのですが、現地のユニクロは本に書いてある通り、「ユニクロとは何か」を体現していました。海外戦略の難しさと醍醐味をリアルに感じた1週間でした。

✔︎この物語は誰の手の中にも存在しうるものなのではないか。

✔︎「なんでもいいから一番になれ」

✔︎人が生きていく上で最も大切なことは使命感を持つこと。そのためにはまず、自分は何者なのか、そのことを深く考

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生きるとは学ぶこと、学び続けること。

生きるとは学ぶこと、学び続けること。

『一〇〇年学習時代』
はじめての「学習学」的生き方入門 
本間正人 

生きるとは学ぶこと、学び続けること。

最終学歴という言葉への違和感=人生の中に「学び終わり」があってよいのでしょうか。

自分の人生の中で、自分に合った形で最新学習歴を更新していく。

教育は、個人の外側から内側への働きかけ
学習は、個人の内側から外側への働きかけ

パラレルキャリアとクロスオーバーキャリア
人生のさまざまな

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遺伝子の命令から如何に逃れるかという逃走 が遊びであり、だから楽しい。

遺伝子の命令から如何に逃れるかという逃走 が遊びであり、だから楽しい。

『アウトプットのスイッチ』水野学  

✔︎マズローの欲求段階説には6つ目がある
第一段階 生理的欲求
第二段階 安全の欲求
第三段階 所属の欲求
第四段階 承認の欲求
第五段階 自己実現の欲求
第六段階 コミュニティ発展欲求

✔︎売れるを作る三原則
ブームをつくる
ブランドをつくる
発明する

✔︎〜っぽい分類
人だったら〇〇っぽい
色だったら〇〇っぽい
動物だったら〇〇っぽい
国だったら〇〇

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決算書の超速読術

決算書の超速読術

『決算書の超速読術』川口宏之

ステップ1.会社の稼ぐ力を見抜く
①ハイライト情報で過去の業績を把握する
②沿革で会社の歴史を知る
③収益構造を把握する
④どの事業が稼ぎ頭なのかをチェックする

ステップ2.会社の安全性・健全性を見抜く
①ハイライト情報から「自己資本比率」を把握する
適正値として20-49%の範囲内
40%以上あれば一応安全、50%を超えていれば安全、70%以上あれば理想的
②貸

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幸福のもっとも大きな障害は、過大な幸福を期待することにある。

幸福のもっとも大きな障害は、過大な幸福を期待することにある。

『絶対悲観主義』楠木建

✔︎ベルナール・フォントネル
幸福のもっとも大きな障害は、過大な幸福を期待することにある。

✔︎効用①実行が極めてシンプルであること
効用②仕事に取りかかるまでのリードタイムが短くなる
効用③悲観から楽観が生まれるという逆説

✔︎ハーズバーグの二要因理論
動機づけ要因=人間の幸福や満足を促進する要因
衛生要因=人間の不幸や不満足を少なくする要因

✔︎満足の反対にある

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力を抜いて運命を受け入れる。

力を抜いて運命を受け入れる。

『働き方を変えなさい』佐々木常夫

✔︎戦略とは戦いを略すことである
争わないこと無駄な血を流さないことが大事

✔︎組織を家族と考える

✔︎アドラー共同体感覚、他者を仲間とみなしそこに自分の場所があると感じられること
人々は私の仲間なのだ

✔︎人間関係働き方をタテヨコで考える

✔︎ドラッカー、経営とは真摯さである
利益を追いかけながら真摯であろうとする

✔︎求心力を持つ

✔︎自分を理解

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