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『恋と戦争は手段を選ばない』〜会社員2.0 会社にいながら自由に働く方法〜

ちわっ。

本日は箕輪編集室というオンラインサロンの定例会があって、その内容を忘れないうちに書いときます。

定例会のゲストは、博報堂ケトル代表取締役社長の「嶋 浩一郎」でした。嶋さんは、博報堂に入社してPRから編集・企画の仕事を経て、クリエイティブディレクターとして活躍している方です。

そんな嶋さんのキャリアから、「会社員が企業に勤めながらも自由に働くための1つの解」を知ることができました。

会社員として活躍する方法はいくつもありますが、会社という組織で結果を出し続けてきた嶋さんだからこそ、会社員の実用的なノウハウを沢山話してくれました。それではどうぞ。

辺境に身を置いて働くこと

嶋さん:辺境に身を置いて仕事をした方がいい。以外に関係ないことがソリューションに繋がる。回転寿司は、ビール工場でビールの代わりに寿司が流れていたら面白いかもという発想からの話がある。真ん中にいる人(業務の核で働く人)は何が世の中の欲望かをあえて明後日の方向を見ること。

企業勤めだと自社の常識から職場のルールまで、狭い既成概念に囚われがち。自分の身体はその場に存在してもいい、しかし思考と行動は常に辺境に置くことが大事。

狭まった視野で担っている仕事ばかりに追われては、素晴らしい課題解決はできない。当事者の言い訳は投げ捨て、客観して何が会社の利益で社会の問題を解決でき、自分が得をするかを考え抜くこと。そして達観する。自分の仕事の範疇を定めずに猛烈な課題解決を続けよう。

辺境はライバルが少なく、自分がフットワークよく動けばかなりおいしい環境だったりする。

マーケティング部に対して、総務人事といった全く関係ないポジションの奴が「毎日企画提案をしてくる」やつがいたらどうだろうか。何だコイツと記憶に残り、いつしかチャンスが貰えるかもしれない。畑違いのところから仕事の勝負を仕掛けること自体が、縦割り業務が基本の民間企業の既成概念を破壊してくれる。

辺境に身を置く仕事は日の当たらない裏方と思われがちだが、日に当たった時のリターンが莫大ということ。辺境の仕事にこそ、チャンスあり。そう捉えて働いてみると、何だか何気ない仕事もチャンスに感じて面白くなってくる。死ぬ気で職場のゴミとか拾おうと思う。

恋と戦争は手段を選ばない

嶋さん:博報堂ケトルの社是として「恋と戦争は手段を選ばない」という言葉を掲げている。「ニュートラルな考えで課題を解決しよう」ということ。

僕は仕事で耳にタコができるほど聞いたことないけど、「目的と手段を履き違えるな」の話を思い出す。僕にとっての恋と戦争の目的と手段って何だろうか?

恋の目的=異性と付き合いたい

恋の目的を達成するための手段=友達の紹介、合コン、ナンパ、レンタル彼女、元カノに土下座

戦争の目的=政治的なしがらみから自分が所属する組織と相反する対立組織を納得させること

戦争の目的を達成するための手段=武力行使、アメリカに守って貰う、左翼の頑張り、安部首相のガチ土下座


そう、結局のところ目的を達成するための手段は何でもいいってこと。

※法律を始めとする社会通念に反することはNGだけどね

いま取り組んでいる仕事、元来のやり方は一旦辞めてもっと効率的な方法はないのかを考えること。会社のリソースや制約は無視して、全く別の切り口からできないか考えるクセをつけること。じゃないと、自分の脳みそが一定の思考パターンばかりで腐るから。まず仕事に手をつける瞬間、「この仕事の目的は何だ?」「このやり方が本当にベストなのか?」常にニュートラルな気持ちで仕事に取り掛かろう。

会社員で自由に働くための手段もきっとたくさんある。いまやっている仕事に対して、もっと柔軟に、もっと面白くできる方法がないかの最適解を求め続けるのが大事なのだと思う。

些細なことから世の中を変えていこう

嶋さん:テクノロジーは最高だけど、そうじゃないところかでも世の中は変わる。変えることができる。

この言葉から僕が感じたのは、無理して本の出版を夢見たりSNSのフォロワーを増やしまくったりしなくても、「日常の些細なことでも、周りの人を喜ばせることが簡単にできる。人を、世の中を変えることができる」ということだ。

明日の仕事もワクワクして働き、五体をフル活用して人を喜ばせようと思う。

そのための手段なら、肩もみでもトイレ掃除でもやろうと思うけど、掘った穴埋めるみたいな仕事は超絶遠慮しときます。

春木ライター(@haruki_writer)

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