嶋 浩一郎『なぜ本屋に行くとアイデアが生まれるのか』(祥伝社、2013年)を読みました。

広告界のレジェンド嶋浩一郎さんが本屋本屋への愛を語り尽くした一冊。私も本好きなので共感しきり。自分で本屋さんもやっちゃうなんてうらやましいです。


本書より…

勝新太郎さんは、映画を撮影するときに役者に台本を読ませずに演技をさせたそうです。台本を読むと役者に結末がわかってしまって、演技が変わってしまうからです。だから「君は刑事でこれまでこういうことがあった」という状況だけを伝えて撮影しました。これは、まさに読書的映画作成術とでもいうべきものです。
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結局、必要なのは「ゆだねる」ことです。この本のタイトルを「ゆだねる」としてもいいくらいです。ゆだねて、新しい世界につれていってもらう。

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