036日本書紀は、濃尾主神:天火明命に関して、ニニギ(皇孫)の第3子&尾張連等始祖(神代下第八段本文)、一書云2では第2子、同3では第1子と説く。ニニギと栲幡千千姫命の子という位置にある(古事記同)。新撰姓氏録では「天孫」、ホツマ伝は兄:天火明命、弟:ニニギと異系統にしている。
私は、ショートストーリーを描きますが、こういう絵も書きます。一度に色々と出来ない不器用な私。また、絵を書きたくなっています。うーん。
052濃尾の古代像は記紀では描けない。濃尾主神はスサノオと天火明命。記紀は、スサノオを乱暴者扱いし、天火明命については誤解を生む(ニニギ子;火照命と混同)説明。先代旧事本紀は天火明命を物部祖神と(背乗り)する。だから、海部氏勘注系図、ホツマ神系図、愛智神話系図に依る必要あり。
038天火明命とニギハヤヒは別人。ホツマ伝神系図:天火明命(天照国照)ー天香語山命ー天村雲命・・・尾張氏、ニニギ(国光)ー火照命ーニギハヤヒ(国照)・・・物部氏。ニギハヤヒはニニギ系譜。同一人物説がその論拠とするのは、物部書の先代旧事本紀。同書はあえて天火明命を物部の祖神とした。