前回、「アメノミヲヤは北極星の位置にいる」と述べました。 これについて、ホツマの「みはさためつるきなのあや」という章に「元々明けのミヲヤ神 居(ゐ)ます裏には北の星」とあります。意外にも「北の星」という明記があるのは実はここだけなんですけどね(ちなみに、ホツマではキ・ツ・サ・ネとキタ・ニシ・ヒガシ・ミナミという言葉は併用しています)。 一方、「妙見」をご存じでしょうか?北極星及び北斗七星の神です。妙見自体は妙見菩薩という仏教の神として日本に入ってきているのですが、町で見かける
今日は「フトマニ」という書から話を展開しようと思います。フトマニは占いのことで、ホツマツタヱとは別冊ですが、同じ世界観を共有しています。 フトマニには「フトマニオノブ(太占を述ぶ)」という序文がついています。 そこからの抜粋です。 このフトマニの四十九緒(ヨソコオ)は 元々明けのサコクシロ アメノミヲヤによる形 そばにトホカミヱヒタメの 八神(ヤカミ)は人の霊の結(タマノヲ)を ふくみ振らせて 永らえを 結びやわせば アイフヘモヲスシの神は キツヲサネ 五臓六腑(イクラムワ
側高神社関係で、もう1つ書いてみたいことが。 側高神社には、"ナギ"(梛)という木が植わっていました。 ナギは元々南方の植物で、北緯36度以南くらい、つまり国内でも結構南の方で生える植物です。 しかし古代より人工的な植栽により本来の生息域より北に植生していることがあり、側高の位置が植生の北限だと案内板がありました。 このナギは、人工植樹でも特に神社と関係が深く、境内に植わっていたり祭祀で用いたりするところもあるそうです。 特に多いのは和歌山県で、熊野ではご神木とされているそう
今日お話ししたいのは、イツノヲバシリという人の話。 そうそう言い忘れた、私はホツマツタエをここで読んでます。元ソースはここです↓ https://gejirin.com/hotuma19-1.html 今回はこの中の1章「のりのりひとぬきまのあや」というところから抜粋します。 ヲバシリという人が、アマテラス(ホツマでは人であり男性であり、国王の地位にある)の治世に「ムマヤオサメ(馬屋治め)」という官職を与えられます。 そこで自らの祖父であるトヨケに、「馬屋治めは何をしたらい
はじめまして。オオタです。 私はこのnoteに、自分が今まで考えてきたことを書こうと思っています。 私が考えてきたことの大元になっているのは、タイトルにある「ホツマツタヱ」です。 これは古代について書いた史書の一種ですが、現在は正当とは認められていません。 しかし、私はこのホツマツタヱに書いてあることを元に、全国の神社、祭り、文化、習俗について研究しています。 正当であると認めてほしいとは全く思っていません。私が考え、書いていることが正しいか否かにも興味はありません。