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”目に見えない世界”が視える「息子の話」です。 見えない色が視えることを知ったのをきっ…

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”目に見えない世界”が視える「息子の話」です。 見えない色が視えることを知ったのをきっかけに、時空を超えた人や、物が視える息子と母の会話を中心に書き記しています。フォローや、読んで頂いた印にスキをタップしていただけると嬉しいです! Instagram makana.7

最近の記事

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~はじめに~

息子が7歳5か月の時、いつものように何気ない会話をしていて、「目に見えない世界」が視えてることがわかりました。よく、そういう能力は遺伝すると聞きますが、私を含め、近親者にそういう人は、今のところ誰もいません。 最初は驚きましたが、息子にとってはいつもの風景。息子の目を通して視えたことを聞いていくうちに、忘れないように書き留めたいと思うようになりました。 それは、私が後から、息子の成長の一部として振り返りたいのと同時に、息子がいつの日か、息子自身にも振り返って読んでもらえた

    • 21.水木しげる記念館

      息子が「僕の先輩」と慕う水木しげるさんの記念館。 「水木しげるさんは今も生きてるの?」 「もう亡くなったよ。でも、そんなに前じゃないよ。」 「会ってお話してみたかったな~。」という息子。 息子の目にみえる妖怪は、水木しげるさんの描く妖怪とそっくりだという。 記念館の展示の年表を見て、息子が2歳の時に亡くなられたということがわかった。 水木しげるさんは、いつ頃からみえていたのかなと気になっていたら、年表に記載されていたのが、 水木さんが幼小の時に、”のんのんばあ”

      • 20.出雲へ②

        午前中の出雲大社を後にし、午後は佐太神社へ向かった。 佐太神社は、今回、初めて知った神社で、 Insatagram makana.7のアカウントで息子の日常的な発見を投稿しているのだが、因幡の白兎が出雲へおいでとメッセージがという投稿をすると、 1週間前に出雲へ行ってきたばかりのフォロワーさんが、教えてくださった神社で、 出雲には毎年11月に神在祭というのがあるけれど、その半年後の5月にも裏神在祭をやっている神社があり、11月の神在祭と同じように全国の神さまがそこに集

        • 19.出雲へ①

          今、行かない理由がみつからないくらいのサインを受け止めて、(この場には書けないことも)ついに出雲へ。 行きの飛行機で空港へ着くとすぐに、沢山の(見えない)白兎の歓迎があったという。 中国地方へ親子共々、初上陸。(今回は主人はお仕事の関係ではじめての母と子の二人旅)息子は私以上に出雲空港で大興奮。 私が出雲駅に行くまでのバスチケットを自販機で四苦八苦しながら購入していると(関東と自販機のボタンを押す順序が違い、その度にエラーするという)いつの間にか、古いスマホで写真をあち

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        ~はじめに~

          18.お告げ?!

          GWの富士山への日帰りの旅を終え、普通の生活に戻りつつあったある日の夜のことだった。 息子が夕飯時に突然、目をパチクリパチクリし始め、ご飯を食べている手が止まった。 「どうしたの?何かあった?大丈夫?」 「うん、大丈夫なんだけど、目を瞑ると、なんかまが玉みたいな形が現れるんだよ。」 「まが玉?!」 息子がなぜ,まが玉を知っているのかと思い起こしてみると、思いつくのは、以前、縄文時代遺跡博物館に行った時に出土品が展示されているので見たのかな?それとも、中尊寺の歴史博物

          18.お告げ?!

          17.富士山へ行ってから

          今回、ホツマ研究家のOさんのナビゲートで富士山へ行ってからというもの、今まで、全く神さまに興味を示さなかった主人も、帰宅するなり調べ始めていた。 神さま家系図を調べ、翌週には古事記を買って読み始めていた。 Oさんは、神社へ行くと、空いていると、お社の前で、車に戻っても道中ずっと、神さまについて説明してくれ、他の神さまとの関係性を教えてくれるのだが、聞き覚えのない言葉が多く、聞いても全く耳に入ってこないこともあり、さすがの主人も調べ始めたのだ。 そんな主人を見て、なぜか主人

          17.富士山へ行ってから

          16.富士山(2)

          翌朝、早朝に出発し、スムーズに最初の目的地の富士山北口本宮 の浅間神社へ到着した。 主祭神は木花咲耶姫様。女性的な優しいエネルギー。しめ縄が巻かれた立派なご神木が何本もそびえ立つ。 神社を囲む水の音。神気がすごい。自然ともやがかかったようにスマホに映る。 息子は、一緒に来ているはとこと、境内を走り回って楽しそうにしている。それを見守る主人。 叔母とOさんは、大黒天さまと恵比寿さまの像の前でその後の行程についてずっと話し合っている。 富士山5合目に行く前に、せっかくだか

          16.富士山(2)

          15 富士山(1)

          富士山。 富士山のまわりに天狗が飛んでいると教えてもらったのは、息子と筑波山の男体山頂上で、はるか彼方に富士山がみえた時。 「お母さん、富士山のまわりに天狗が沢山飛んでいるよ。」 その時は、本当に驚いた。こんなに離れていても、天狗が飛んでいるのが見えるんだね。(上の写真は富士山への道中で裾野で撮影したもの、うちの近所からみえる富士山はもっともっと小さい。) その時すぐにスマホで、「富士山、天狗」と検索すると、富士山五合目周辺は「天狗の庭」と呼ばれ、天狗が支配していたと

          15 富士山(1)

          14.中山法華経寺

          学校から帰宅した息子が、珍しく自分から 「お母さん、今日、面白いことがあったよ!」 「何?面白いことって?」 「今日さ、学校のiPadで、地図アプリの写真バージョンで探検していいよって言われて、うちの近所を見てたんだよ。そしたらさ、中山競馬場の方まで行っちゃってさ、そしたら、お寺が沢山あるところに辿りついたの。そしたらね、黒い着物で、茶色の帯みたいなのをやってて、坊主頭の人が歩いてるのよ。」 「え?それって、普通の人でも見えるやつ?」 「写真には何も写ってないんだけ

          14.中山法華経寺

          13.筑波山神社へ

          三峯神社でご祈祷して頂き、お札を家の神棚へ置いてから、神棚の前に、女の神様と、男の神様が現れ、二人並んでいるという息子。三峯神社の主祭神のイザナギ、イザナミでは? 筑波山神社も気になり出し、調べてみるとこちらの主祭神も同じく、イザナギ、イザナミ。気になり出したら止まらず、どうしたら息子も行くと言ってくれるだろうか? そうだ!息子がずっと前から行きたがっていた、わんわんランドが近くにある!最近、ペットに犬を飼いたいと言うようになった息子。それまではペットショップに行っては、

          13.筑波山神社へ

          12.三峯神社へ②

          三峯神社からの旅を終え、ご祈祷をして頂いたお札を家の神棚に並べた。 大きな木製のお札。他にも、氏神さまと、ゆかりのある神社のいくつかのお札を置いてあったが、三峯神社から頂いたお札が大きく目立っていた。 「お母さん、他の神社のお札っていつからそこにあるの?」 「いつからって、お正月のお参りの時に買ったのもあるし、明治神宮は今年のお正月じゃないけど、なんとく処分できないの。お父さんとお母さんの結婚式の時に頂いたお札は、もう10年経ってるけど、処分できないのよ。ところで、なん

          12.三峯神社へ②

          11.三峯神社へ①

          ある友人宅へ訪れる機会があった。お部屋の中に入ると、バーンと神社の大きなお札が目に飛び込んできた。ローテーブルに丁寧に配置されたお札。友人がとても大切に祈りの場にしていることがすぐにわかった。 中でも、三峯神社のお札が気になり聞いてみると、宿坊に泊まると、朝一番のご祈祷をして頂けるとのこと。 実は、息子が生まれる前からもずっと、三峯神社に行ってみたいと思っていた。ただ、今となっては、幼子を連れて行くとなると、電車とバスを乗り継いて行く長旅は、ちょっとした覚悟が必要。移動距

          11.三峯神社へ①

          10.日光東照宮へ

          息子が7歳の5月のゴールデンウィークのこと。以前から気になっていた日光東照宮に行った。私がここを訪れるのは中学校の修学旅行以来。その時は、まさか、見えない世界が視える息子、そして、今回、初訪問となる主人と3人で来ることになるなんて思ってもみなかった。 初日は、息子がずっと乗りたがっていたSL大樹に乗る為に下今市駅へ向かった。下今市駅はSL大樹の転写台もあり、機関車トーマスが大好きだった息子にとっては、実物の転写台が見られる夢のような場所。 黒々とした存在感のあるSL大樹。

          10.日光東照宮へ

          9.妖怪が視えるの?!

          妖怪。私にとっての妖怪と言えば、「ゲゲゲの鬼太郎」。私が子供の頃には、一人で観るのはちょっと恐いけど、観たいアニメ。おばあちゃん子だった私は、おばあちゃんが座る椅子の陰に隠れて、よく観ていた番組。 息子が7歳の夏休みに、学校の図書館から全国妖怪図鑑を借りてきた。 このようなご時世になってから、本を家に持ち帰るのはNGとなり、長期休みの時だけOKとのことで、それまでは、学校で借りて学校で読んでいたという。 人気のある妖怪本は借り手が沢山いて、なかなか借りられず、予約した本

          9.妖怪が視えるの?!

          8.気功教室で視えたものは?!

          私が通っていた気功教室。初めてそこを訪れたのは、息子がまだ6歳の頃。まだ息子が、目に見みないものが視えるとは知らなかった頃だった。 その気功教室は、千葉県で、片野 貴夫先生が主宰されており、古代文字を使ったり、祝詞を唱えたりと、ユニークな方法でのセルフケアの方法も教えて頂ける教室で、興味深く通っていた。 健康維持の為に通っている方、実際に体調が優れず、病院に行っても治療方法がないとか、不定愁訴が続きなかなか回復しない人たちがその先生に絶大なる信頼を寄せて集まってきている。

          8.気功教室で視えたものは?!

          7.天草への旅

          毎年、九州への帰省毎に訪れている旅行。この年は、天草諸島へ。目的はイルカウォッチングと、240年間に渡って「潜伏キリシタン」として信仰が守られ、今では国の重要文化的、漁村景観になっている地域、崎津だった。 息子はその当時5歳。久しぶりにその時の写真を見ながら思い出に浸っていた。 崎津までの道中、雨が降ったり止んだり。車から降りて散策できるかな~と不安がよぎったものの、到着してみるとそんな心配も無用。地面は少し濡れているものの、雨は止んでくれた。 霧がかり、ひっそり静かな

          7.天草への旅