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旅の記憶。

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森の中で、信じて待つ。~屋久島で生きると戯れる はじまりの旅~

森の中で、信じて待つ。~屋久島で生きると戯れる はじまりの旅~

【2022.04.14-04.17 屋久島で生きると戯れる はじまりの旅】
島結 ~屋久島アウトドアガイド~ のオリジナル企画 "屋久島で生きると戯れる はじまりの旅"が無事終了しました☺️

島結のガイド ささっちょからお誘いがあったのが昨年の10月ごろ。
そこから、「一体どんな人たちにどんな世界を分かち合いたいんだろう…」ということを語り合いながら、企画を進めていきました。

森林浴はどこでや

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旅で描きたかった世界のこと~『屋久島で生きると戯れる、はじまりの旅 2022春』旅日記#02~

旅で描きたかった世界のこと~『屋久島で生きると戯れる、はじまりの旅 2022春』旅日記#02~

「はじまりの旅」のふりかえり会で聞きたかったことオンラインで旅のふりかえり会を開催

2022年5月9日。
「はじまりの旅」のふりかえり会がオンラインで開催された。

実は、旅を企画している時に、あかりんとは、旅を終えて1か月後くらいに、オンラインで参加者と旅のふりかえり会をしたいねという話をしていた。あかりんは「いいですね、参加者たちの中で自分の想いを伝え、聴き合える環境になっていたらやりましょ

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「巡る時間」と「追われる時間」のあいだ~『屋久島で生きると戯れる、はじまりの旅 2022春』旅日記#03~

「巡る時間」と「追われる時間」のあいだ~『屋久島で生きると戯れる、はじまりの旅 2022春』旅日記#03~

***プロローグ***”映画を創りたい”。
正確には、”映画のようなものを創りたい”
それが、大人になりかけた頃の夢。まだ屋久島を知る前の夢。

目の前にいる存在、ある存在それぞれが自由に表現され、可能性に満ち溢れていく。そして、それらは時に繋がり合い、またあらたな可能性が萌芽する。そんな奇跡のような瞬間をこの目で見てみたいという夢。

旅のふりかえりの前に「はじまりの旅」からもう一か月以上が経っ

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見送るのは寂しくて、出発するのは安心をもらって。

見送るのは寂しくて、出発するのは安心をもらって。

この感情は、
どちらも自分にとって心地よさだった。

久しぶりの長旅。1年ぶりの屋久島。
ゆっくりと会いたい人に会いながら、
向かった目的地に着いたのは出発してから3日目。

今回屋久島に行きたいと思ったのは、
大学を卒業して、あっという間にすぎた1年間を
振り返れないまま社会人2年目に突入してしまった違和感があったから。
(ほんとは「屋久島でヨガやるよ」ってメッセージをもらったからです。笑)

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*写真ver*縄文杉に行かない旅ってどんな旅?―『屋久島で生きると戯れる、はじまりの旅』に参加して―

*写真ver*縄文杉に行かない旅ってどんな旅?―『屋久島で生きると戯れる、はじまりの旅』に参加して―

先日書いたこの記事。

この旅の企画者 ささっちょさん からも「ちぇりーがカメラのレンズに蓋をした瞬間に、きっと素敵な文章ができあがるんだろうな~と予感してました」というお言葉をいただきました♩ありがとうございます。

というわけで私はこの旅に全集中のため全く写真を撮っていませんでしたが、ささっちょさんが撮ってくださった素敵な写真たちも見てほしいので、写真versionとして前回と同じ目次でここに

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縄文杉に行かない旅ってどんな旅?―『屋久島で生きると戯れる、はじまりの旅』に参加して―

縄文杉に行かない旅ってどんな旅?―『屋久島で生きると戯れる、はじまりの旅』に参加して―

「屋久島」と聞いて、あなたが想像するものはなんですか?
屋久島に来るとしたら何を求めてやってくるでしょうか?
屋久島に来ても縄文杉に行かない旅。そんな旅もありでしょうか?

「はじまりの旅」への想い2022年4月14日(木)~4月17日(日)、屋久島アウトドアガイド島結 -SHIMAYUI-のオリジナル企画『屋久島で生きると戯れる、はじまりの旅 -A journey back to the ori

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はじまりの旅のはじまり~『屋久島で生きると戯れる、はじまりの旅 2022春』旅日記#01~

はじまりの旅のはじまり~『屋久島で生きると戯れる、はじまりの旅 2022春』旅日記#01~

『屋久島で生きると戯れる、はじまりの旅 -A journey back to the origin-』まであと2週間ちょっととなったところで、旅の前の気持ちを整理しておこうと思って筆をとった(正確にはキーボードを叩き始めた)。しかしながら、文章は未完成のまま旅がはじまり、そして旅は終わってしまった。

でも、『はじまりの旅』を終えて思うのは、この文章を3年後、10年後に読み返すかもしれない自分へは

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わたしに還る旅 2021のお祝いと、2022に向けて。

わたしに還る旅 2021のお祝いと、2022に向けて。

昨年、本当に心の底から届けたかった旅を大切な人たちとともに創ることができました。
わたしがあの時体験したことが、ようやく言葉になってきました。

”わたしに還る旅”

それは
ただ、自然体験をするのでも、
ただ自己探求するのでもない、
外側と内側に広がる森を体感する時間。

地球の大きな歴史を感じ、
外側にあふれる多様ないのちに触れ、
内側の多様な声を聴くこと。

わたしはなにものか、
わたしのい

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「限りなく透明に近い自由」の先に見えた”なないろの世界”

「限りなく透明に近い自由」の先に見えた”なないろの世界”

『2022 春 環境系学生未来塾 in屋久島』の記録と記憶2022年3月1日から3月5日の5日間に渡り、『2022 春 環境系学生未来塾 in屋久島(屋久島での開催としては10回目)』が開催された。僕は、撮影と取材というミッションを抱え、この5日間のイベントに学生たちと焚人(たきびと)たち(未来塾ではスタッフと呼ばず、焚人と呼ぶ)とともに過ごした。

そんな5日間の記録と記憶をここでは綴っていきた

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【東京散歩】新宿御苑で森林浴。頭を空っぽにして、五感をひらいていくと、時間がゆっくりになった。

【東京散歩】新宿御苑で森林浴。頭を空っぽにして、五感をひらいていくと、時間がゆっくりになった。

「どんぐりは土に埋めないと芽が出ないんだよ。りすが拾って巣に持ち帰って、でも食べ忘れちゃって放置されたものが、木になってたりするんだよ」

「常緑の葉っぱと落葉樹の葉っぱの違いってどんなだろう?常緑樹のほうはツルツルしてるね。分厚いね。それはなんでだと思う?」

・・・とそこに立っているものの
後ろにあるストーリーをききながら、想像しながら、森を歩く。

「46億年の地球の歴史の中で
 何度も訪れ

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ヤクシマにいったい何があるというんですか?

ヤクシマにいったい何があるというんですか?

修学旅行に行かないことにした。友達も先生も学校も嫌いじゃないし人生で1回しかない高校の修学旅行なんだから行けばいいじゃん!という自分ももちろんいたがなんか抗ってみたくなった。多分そういう時期だったんだろうなあと大人になればなんとなく追憶できるんだと思うしもしかしたら後悔するのかもしれない。でも、大人になってからの自分の感想とか知らねえよ!!今は衝動で行動するんだ!と思った。野田知佑さんの新・放浪記

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屋久島で生きると戯れる旅の話

屋久島で生きると戯れる旅の話

 

こんにちは

 かっきーと呼んで下さい。この度noteを始めることにしました。
 きっかけは屋久島に行ってはじまりの旅に参加したこと。めっちゃ良かった。
その時感じたことや考えたことをどこかに残しておきたくて、Twitterじゃ字数が足りないし、文章書くのは手書きよりも打つ方が言葉にしやすいし、日記としてしまうと毎日続けられないし…ということでnoteを書いてみようと思いたちました。
 誰か

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