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桜街スピカ
2024年2月3日 23:16
青写真を描く。妄想だらけのライフプラン。計画立てただけのテスト期間の過ごし方。さよならを描く。「また会う日まで。」今が、きっとその時だ。シアノタイプの思い出。鮮やかなあの景色も。大好きだったものも全て。過去はやがて私だけの作品になって。気付けば、苦しみも薄れて。また、歩けるようになる。 青空の下で目を開ける。理想にまみれたライフ
2023年11月15日 17:10
何かに触発されて。再び心に火が灯る。心は何かを描きたいと叫ぶ。頭は何かを諦めたようにネタ切れを告げたなら。どんどんやる気が削がれていく。あれやこれやと。やりたいことは多いのに。そのくせ、いつも時間が足りない。最近の冷えた空気が心地いいこと。街がイチョウで染まっていくこと。踏んだらサクサク音が鳴って楽しいこと。その全てを描きたい。諸行無常。
2023年6月3日 21:39
初めて会った時の事を思い出して。貴方の隣で何を話したのかが朧気になっている。貴方の姿が心からも遠ざかっている。貴方が眼鏡を掛けたのは何時からだっただろうか。僕が眼鏡を掛けたのは何時からか忘れないのに。あの時僕を撫でた貴方は。僕の事をどう思ったのだろうか。手すら握り返せなかった僕を。あの日、出張先の神社で僕は何を願っただろうか。色とりどりな言葉の数
2023年6月1日 23:08
嘘を吐いた。少しだけ、嘘を吐いた。それは貴方にではなくて。それは自分に対してであった。横顔が綺麗で鮮やかな貴方のこと。誰よりも笑顔が素敵な貴方のこと。忘れたくて、忘れる訳じゃない。貴方だって人間だ。今が間違っていることくらい分かってる。正直でないことくらい分かっている。気がついた時には、僕はいつも遅かった。貴方と一緒にいたかった。僕は誰も探していない
2023年5月26日 23:37
自分に言い聞かせていた。 痛みを、感情を。 このまま進まなくちゃいけないと決めつけている。気づいた時から、向き合うことが怖くなっていた。どうすればよかったかなんて。きっと、自分の心に答えを持っていた。遅すぎた。自分に言い聞かせていた。感情を。恐怖を。やかでその感情は本物になる。後戻りなんて出来なくなる。辛くても笑おう。道を違えた先の未来で。
2023年3月1日 23:28
どうすればよかったのか。感情線は廻る。目を伏せる。 うずくまって、ずっと。ぶれていく。吐き捨てられて捨てられた想いが反乱を呼ぶ。自分の本当の感情は何処だろう。僕は、まだ何も知らないのだ。綺麗な言葉だけじゃ生きれない。一方的な感情だけじゃ駄目で。言葉が外に薄れる。意味を作るためには、受け止める誰かが必要だ。嫌いな訳はない。幸せを願う気持ちは
2023年2月26日 08:31
お昼休みに窓から外を見た。外は綺麗な青空で包まれていて。不満なんてなかったのに。中は何かに支配されてる気がした。狭い世界から金糸雀が旅立った。青空へ旅立った。きっかけを掴んだ悲しみ。苦しくなって支配に気付いた今に耐えられなかった。苦しくてもよかった。寄りかかる術がなくてもよかった。外に出ることすら確かに少しだけ怖いけど。この中じゃ幸せには
2023年1月23日 22:20
旅の始まりはいつも。好奇心か何かを求めて。ひたすらに歩いている。浸る空は綺麗で。逸る心は命の灯火。幸せを目指す。最期を目指す。鮮やかに笑うために心を捧げよう。赴くまま多くを失い、多くの人を傷つけた。その分だけ、幸せに生きることを誓った。切り取った写真の飛行機雲。雲に隠れた最果ては、きっと見ることはないだろう。ガラクタをデタラメに積
2023年1月18日 22:44
きっと。人間なんてこんなもんで。きっと。自分なんてこんなんで。思い込みと事実が混ざる。心が光彩を放つ。見惑う光は自分か他人か。他人と自分は案外似ている。個人差ってものはあるが、苦しみがある。嬉しさがある。悲しみも楽しさもある。もっとなんかある。感情がないのはきっと寂しい。残るものは何もない気がするんだ。覗く人の一面。大
2023年1月2日 01:23
終わりはいつも突然に。 1日、また1日。僕らは古くなる。後ろめたさは加速する。悩み、悩んで。本当に信じれるのは自分だけなのに自分一人だけはちっぽけだ。だから、疑いながらでも僕らは他人を信じなければいけない。仲良くなって、幸せを噛み締めるたびに。終わりが来るのが、やっぱり苦しくて。(……こんな日常が、続けばいいのに。)言葉が出ない。木簡に描かれ
2022年12月7日 19:20
夕焼けの下、辿り着いた頂上にて。街を見つめた僕は、一体何を見ていたのだろう。空の先?景色?時が過ぎて、感覚も景色も移り変わる。工事中封鎖された道。空き地今は家が建ってる。移り変わらない景色なんてない。変わらない人なんていない。いつかの気持ちと行動の過去といつかは終わることだけが確かだ。心を落ち着けて確かに息を吸って。傷や苦しみを乗り越えた
2022年11月24日 23:35
ある日僕は走り出した。躊躇も遠慮も殴り付けて。ひとりぼっちのESCAPE.汗ばむ身体も、今すぐ泣き出しそうな心も。辛い時もあるさ。悲しくて投げ出したくなる時もあるさ。僕だってヒトなんだ。何者にも変えられぬ一人の人なんだ。「我が儘くらい言わせてくれよ。……臆病なんて、笑うなよ。」loneliness.息を吸った帰り道。死にたくなるような0.1秒
2022年11月14日 17:51
誰かを恨む心とか。誰かを許したくない声とか。振り上げたその手とか。諌めるその理性とか。そんなこんなで満ちた殺意。負の感情が、爆発する。理由はどうあれ、今の自分にはないもので。他人なら、受け入れるつもりもないものだが。「……大切な誰かなら。」そんな風に考えちゃ、また。(……なんかつごうよく、使われちゃうんだろうな。)って、かんがえた。身体を伸ばし
2022年11月6日 16:37
心に雨が降る。いつも降っている。海の水面が揺らめいてる。傷の付いた身体が揺れる。震えて、雫を落とす。砂に足跡付けて笑うような。浮かれすぎの足が止まる。「エス」自分の中の衝動。飼い慣らせなくて、ただ逃げたくて。(……誰かの、せいにしたくなった。)心は藍色に染まる。海岸の塩水が、傷に染みた。凍って。雪の凍(し)みる11月に。……そろそろ、冬が