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桜街スピカ
2024年1月15日 01:19
この目に移る肉体も。心も。傷口なんて見えやしないのに。理解してしまう。少しずつ削られて。再生を繰り返している。どれだけ醜くても。どれだけ傷ついたとしても。気付けば、前に進んでいて。とうとうここまで来てしまった。ただ、死にたくなくて。どれだけ辛くても生きることを諦めたくなかったから。ネガティブな心の毒を吐き出すように。素直な言葉を詠い出した
2023年8月22日 00:19
例えば、幼かったあの頃。誰にも認められずに生きてきたとして。誰かに傷つけられたとして。それが過去の記憶だとしても。どれだけ時間が傷を癒しても。思い込みでも。もう大丈夫なんだと、知っていても。心の底では、怖がっている。出来た傷から、溢れた血。補うことは出来ても、元の血は戻ってこない。いつかの傷は、記憶に残っている。手は動いている。足にも血は巡っている。
2023年6月6日 22:19
溢れた傷から、流れている。包帯から、滲んでく。卑屈になっていく。認めて、その上で自ら傷つける心。水に生けた心の花。雨の中、青色の紫陽花。花言葉は「無常」この世に不変のものなどない。この花だって、散ってしまう。自分の弱さを深く悟る。変われない臆病さを。精一杯、強がっている。それは、明日を生きる為に。きっとどこまでも行けると、そう信じて。心の花と
2023年4月25日 22:49
目立つ傷は心の中。何度泣いても枯れない涙が。僕を僕だと証明してくれている。霧の先は雨で。心を覆う。だんだんと笑えなくなってくる。劣等と劣情。足りないものばかりだ。思考回路すら回らない。曇り空は、些細な時間の経過で晴れるけど。笑顔は辺りに転がっているけど。僕が過去に目を背けるのは、きっと。もうこれ以上、傷つきたくないからなんだろう。後には引けな
2023年4月15日 22:34
心に溢れる言葉を綴って、さらけ出す。傷だらけの夢と恐怖。じわじわと蝕む手前には神社。誰かが自分の目の前に現れる。その瞬間に焦燥を。破滅へと導くファムファタール。手を引いた夕日の海へと沈んでいくイメージ。思い出しては。駅から見える景色此処が始まりのスタートライン。現実から逃げ出しても、すぐに追い付かれてしまうのが。どうしても痛くて、苦しいけれど
2023年4月10日 18:05
過ぎ去った過去はもういない。取り返すことも出来ない程遠く。新たな人生へと進んでいく。失ったものは多くても得たものも多かっただろうから。多分、一生忘れない傷。弱い自分に深く刺さって。治らないだろうけど。それでも。青空の下これからも生きていく。空には羽が舞い雲は相変わらず風に流れていく。これが正しかったかなんて知らない。今が正しいのかなんて分
2023年2月9日 22:23
きっかけは些細なことで。誰かに背中を押されて。僕は天国へも地獄へもいける。手探り寄せた唯一が、誰かに誉められた時。頑張ったことを、誰かに認めて貰えた時。誰かが、自分を必要だと言ってくれた時。僕はそれに打ち込んだ。マフラーから吹き荒れる風。ちぎれたメモを拾う。(……そこに、何が書いてある?)きっかけはほんの些細なことで。何かが背中を押したか
2023年1月26日 22:40
幻覚の中、私は動けない。遠くを見つめるごとに視界が霞む。思考が奪われ、体に空気が滲んでいく。とおくで。アイスみたいな香りがした。冷たくてあまいそんなかんじ。焼き菓子みたいな香りがした。あたたかくてふわふわそんなかんじ。掻き鳴らす自分。理想の中の自分は綺麗で。腕になんか傷はない。心になんか傷はない。絆創膏になんか頼らなくても。包帯な
2023年1月5日 00:25
着飾った心の痛み。精神崩壊に追い詰められた誰かにとっては、どう足掻いても僕は滑稽だ。目の前の他人を傷付ける魔法。呟いた言葉のナイフで知らない人を刺して蔑む。周りの人への態度。自分と相手の違いなんて分からない。他の人がダメで、僕が許されるだけの意味が分からない。「……飽きるまで、僕を刺せよ。」心の深く、ひび割れた傷に痛みが走る。他人の目の前を遮った
2022年12月25日 15:19
わかりたい。心は止まらない。想う度に苦しくなるのは。足だけは止まってしまうのは。きっと傷があるから。きっと生きているから。生きたい死にたい二分されては、皆繰り返している。楽しいこと。 痛いこと。モルヒネじゃ和らぐだけだ。包帯じゃ傷を塞ぐだけの延命だ。根本を覆したい心に青いバラを生ける。水面に揺れる自分に物憂げな表情を見る。白い息を
2022年12月15日 23:13
抱えるもの心と傷と後は全部忘れた。止まらない言葉慕う想いが溢れて。自分の中の衝動収まることを知らない。傷付けて、傷つけられて。繊細な心に嫌気が差した。色んな人の面倒を見ては擦り減るばかりで。自分の事を後回しにする。ダメだと分かっていても止まらないんだ。歪な状態。目の前の人は何を思う?愛してほしいと願うばかりだ。大木に寄り添って目を瞑る。
2022年9月14日 22:53
朝、目が覚めて。窓の外から、覗くセカイはいつまでも綺麗で。一瞬だけ暗く、透明に滲む。この目に移る景色。流れていって。影に隠れて。想い出はとおく、遠く。僕はそおっと、背を向けて。夕日から逃げた。囲う灯りから遠ざかった。走って、走って、繰り返して。……またひとつ、誰かとの関係を失う。暗い部屋の中。後悔したって、寂しく想ったって。わかってい