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社長のための「新時代の経営を考える」

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適切な運営をし、事業を成功させたい、という経営者向けのマガジンです。 ビジネスを取り巻く環境の変化が激しい時代、生き残り、発展し続けるために、経営に必要なこと、知っていると便利な…
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人を採用したい、と思ったら考えること

人を採用したい、と思ったら考えること

中小企業の経営者のために、
必要な人材像について考えて見ましょう。

どんな会社にしたいのか?

まず、これから、どんな会社にしていきたいですか?
あなたの会社は、何を売っていて、どんな工程、作業が必要でしょうか。

今は、外部環境、環境が、ずいぶん変わりました。
昔から売っていたものが売れなくなったり、
新しく始めたこと、新しく売れ始めたものがあったり・・・。

顧客自体が、変わっていく、という

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起業した人、事業承継した人が、経営で困ること

起業した人、事業承継した人が、経営で困ること

スタートするのは簡単ですが、事業の継続、存続は、
実はそんなに簡単ではありません。
1円で法人を作って起業できる、と言っていた時代もありましたが、
その後、どれだけの企業が残ったのか・・・

まずは、経営者(社長)が知っておきたいこと、から整理します。

企業の役割とは何か?

中小企業では、事業を行う上で、個人で開業している人、法人を経営している人がいます。

中小企業では、個人事業から法人化し

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顧客は誰か?

顧客は誰か?

外部環境の変化、時代の流れをつかんで、商売、事業をする。
経営者にとって、顧客の役に立つ事業を創り出し、行うことは、
永遠の命題。

そのとき、顧客が誰か、しっかりと見据えているだろうか?

「お客様は、神様だ」
「大量に作れば売れる」

そんな時代は終わりを告げ、
対等に付き合う事の出来る関係を意識してみると、
すべての掛け違えた歯車が、回りだします。

企業にとって、売上、利益を生み出すことは

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地方創生 <事業承継編>

地方創生 <事業承継編>

地方において、事業承継者がいない、という問題は大きい。
そして、それに対する支援策は、行政施策としては、
補助金がいくつかある。
専門家の派遣もあるが、そこは使ってみて、
話がうまく合うか、というところを、吟味しなくてはならない。

どこが主体か、どの省庁の管轄か、という区分けがあって、
見つけにくいと思う。
そして、書類として整えるものも多く、
また、インターネットでの情報公開や、申請と、
中小

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地方創生 <地方ならでは・・・>

地方創生 <地方ならでは・・・>

都市に集中している人口、仕事を、地方に振ってしまおう。
そして、人手不足も、場所を選ばずに働ける環境を作ってしまえば、
余力がある県、都市から、仕事力をもってこられる、
という意図がある。

最低賃金は、毎年上がってきているが、
都会よりも地方のほうが、人件費は安い。
そして、生活にかかるお金も安い。
もちろん、物価が安いという事は、
生活だけでなく、事務所の家賃などの固定費も安くなる。

インタ

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地方創生 <起業編>

地方創生 <起業編>

起業をする上での落とし穴

最近は、副業・兼業などと、国が後押ししているため、
大企業にいる人ほど、支援策は多い。
けれど、中小企業では、副業・兼業を認めていない企業も、
たくさんある。

働く上で、「労働者」として賃金を受ける立場であれば、
もっと収入を増やしたい、と考える人が多く、
副業・兼業をしたい、と考える人も多いだろう。
ここには落とし穴もあり、
労働時間の通算が行われるため、時間外労働

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地方創生

地方創生

経営についての前提

地方から経営についての見解をいくつか述べていきたい。

行政による政策では、さまざまな構想が語られている。
そして、その構想に基づき、法律の整備、DXの整備など、大小もろもろ、
さまざまな改革が着手されている。

働くようになって数十年の間に、多くの経営者に出会い、また、起業家に出会い、
その精神性から、実際の企業経営実務まで、浅く深く、相談に応じることが多かった。
昔は、戦

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