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【映画】 Stand by Me 『スタンド・バイ・ミー』

note.com はじめての投稿です。

はじめましての自己紹介を書こうかと思いましたが...ついさっきみた映画の感想を書いてみようかなと。

で、観た映画は『スタンド・バイ・ミー(Stand by Me)』。懐かしいアメリカの青春映画です。

子供の頃に何度も観たものの、自分の中では不思議と印象に残っていない不思議な映画。本当に不思議。DVDレコーダーに録画されていたのを久々に鑑賞。

改めて観ると、時代を感じる。インターネットなんぞ存在していなかった、携帯電話もない、小さな小さな町の物語。

印象的なのが、物語の最初と最後の言葉だ。


I was living in a small town in Oregon called Castle Rock. There were only 1,281 people. But to me, it was the whole world.

(私はオレゴン州のキャッスルロックと呼ばれる小さな町に住んでいました。 わずか1,281人でした。 しかし、私にとっては、それは全世界でした)

物語の序文だ。12歳の彼らにとっては、この町がすべてでそれ以上でもそれ以下でもなかったのだ。生活のすべてが、いや、人生のすべてがこの町で始まり、終わるように思えたのだろう。


そんな彼らにとっての2日間の物語。それが『Stand by Me』。そして、物語の最後に、



We’d only been gone two days, but somehow the town seemed different, smaller.

(私たちはたった2日間しか行っていませんでしたが、どういうわけか町は小さく、小さく見えました)

彼らにとって、大冒険だったのでしょう。4人で過ごした2日間。そして、



As time went on, we saw less and less of Teddy and Vern until, eventually, they became just two more faces in the halls. Happens sometimes, friends come in and out of your life like busboys in a restaurant. I heard that Vern got married out of high school, had four kids, and is now the forklift operator at the Arseno Lumberyard. Teddy tried several times to get into the Army, but his eyes and his ear kept him out. Last I heard, he had spent some time in jail and was now doing odd jobs around Castle Rock.
・・・

Chris did get out. He enrolled in the college courses with me and, although, it was hard, he gutted it out like he always did. He went on to college and, eventually, became a lawyer. Last week, he entered a fast food restaurant. Just ahead of him, two men got into an argument. One of them pulled a knife. Chris, who had always made the best peace, tried to break it up. He was stabbed in the throat. He died almost instantly.

Although I hadn't seen him in more than ten years, I know I'll miss him forever.

I never had any friends later on like the ones I had when I was 12. Jesus, does anyone?

中学になり、テディとバーンに会う機会は次第に減っていき、クリスが言ったよう時と共に友達も変わり、たまに学校に入口ですれ違うだけとなった。バーンは高校を出た後結婚し5人の父となり製材所で働き、テディは悪い目と耳のせいで憧れの軍隊に入る事が出来ず刑務所暮らしの後、臨時雇いの仕事をしながらキャッスルロックで暮らしている。クリスはその後ゴーディと同じ進学コースに進み、希望通り町を出て大学に入り弁護士にまでなった。ファーストフード店で客達が言い合いを始め、一人の男性客がナイフを抜いたのを見て止めに入り、運悪く喉に刺さりほとんど即死だった。正義感の強いクリスらしい最後だった。

なんというか、、、軍人への夢が断たれたテディ。努力をして弁護士にまでなった正義感の強いクリスは、呆気なく亡くなり。。。

ただ、これが現実味を帯びているというか...。

映画ではなく、現実社会においても、子供の頃からの夢だった職業になれる人はごく僅かだし、勉強して、努力して、やっとなれた職業であっても、一寸先には何があるかわからない。

ただのハッピーエンドに終わらない映画。だからこそ、大人になってから観たら印象深かった。






映画情報

原題:Stand by Me

邦題:スタンド・バイ・ミー

原作:Stephen Edwin King(スティーヴン・キング)『THE BODY』

監督:Robert "Rob" Reiner(ロブ・ライナー)

Actors: Wil Wheaton(ウィル・ウィトン), 
River Phoenix(リヴァー・フェニックス),
Corey Feldman(コリー・フェルドマン),
Jerry O'Connell(ジェリー・オコンネル),
Kiefer Sutherland(キーファー・サザーランド)






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