- 運営しているクリエイター
2018年6月の記事一覧
「多作は正義だ!」という話
昨日、マンガ新聞の定例会を僕がオーナーを務めるマンガサロン『トリガー』で行っていたのですが、その席で堀江さんやコルクの佐渡島さん、漫画家のこしのりょう先生と話していて、「多作は正義だ!」という話をしました。
曰く、成功しているアーティスト・クリエイターは多作の人が多いと。
AKBグループのプロデューサーである秋元康さんやパブロ・ピカソなどが有名な例ですね。ちなみに堀江さんも超多作です。年間何冊
野安の電子遊戯工房 ~テレビゲームとは「時間を制御する娯楽」のことである(その3)~
テレビゲームは、プレイヤーが時間の流れを停止できたり、時間が流れるスピードを変えたりできるという、独特の特徴を持つ娯楽なんだよね。
――という話を、これまで2回にわたって書いてきましたが、本日はその完結編です。「アクションゲームにおいて、時間の流れを変化させる」という仕組みの先に、ちょっと面白そうなゲームの未来があるんじゃないかなぁという、そういった話です。
野安の電子遊戯工房 ~テレビゲ
野安の電子遊戯工房 ~テレビゲームとは「時間を制御する娯楽」のことである(その2)~
I'm the king of the world!
映画「タイタニック」の中で、ディカプリオが演じる貧乏青年ジャックは、行く手を遮るものなどなにひとつない、見渡す限りの大海原に向かって叫びます。
うん。この気持ち、よくわかるなぁ。
閉塞気味の欧州を出港し、新世界アメリカに向かう船の上。地位もお金もないけれど、希望だけは持っている青年ジャックの、「行く手を阻むものは、なにもない! 世
野安の電子遊戯工房 ~テレビゲームとは「時間を制御する娯楽」のことである(その1)~
というタイトルのお話を、書いてみたいと思います。
むむ。なんか理屈っぽい読み物になりそだぞ――と思った方もいらっしゃるでしょう。大正解です。
わたし、ときおり理屈をこねまわした文章を書きたくなる癖があるのですね。なので、そういうのに付き合ってあげてもいいよ、という方だけ、この先を読んでいただければと思います(笑)。
では、はじめます。
まずは、よくあるRPGのシーンについて考えて
意外と奥が深いゲームサウンドトラックの世界
ゲーム音楽!それは映画の劇伴のようにゲーム作品を影から支える要素でありながら、ゲームそのものがプレイヤーによって能動的に操作されるゆえに他の映像作品にはない独特の音楽体験を私たちにもたらす、最高のエンターテイメント!
今回はゲーム中に流れるBGMとしてではなく、純粋に音楽としてのゲーム音楽について語ろうと思います。つまりゲームのサウンドトラックについてだ。私もそこそこの量のサントラを持っているの