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知の集積地 - サイクリングプラン 3
建築家でもなく、研究者でもなく、熱烈なマニアでもない、ただのサイクリストが建築史を辿り語るなど烏滸がましいにも程があるのは承知の上で、形振り構わず語らせてもらった。
本郷キャンパスへは春日門からお邪魔した。入ってすぐにダイワユビキタス学術研究館 があり、いかにも隈研吾らしい建築が目に飛び込んでくる。
ユビキタスという世界の実現はどこまで現実的で持続可能なのか?世界の優れた頭脳がそのような未来へ
暁のち日昇 - サイクリングプラン 2
日本にはグローバルな観点から時代の大変革期と捉えられるターニングポイントがいくつかある。
古くは仏教が公伝した古墳時代後期などもあるが、今回は江戸から東京になった明治の大変革期と、戦後復興から高度経済成長へと向かう時期、各国との国交正常化に伴うモダニズムの影響がエンジニアリングにおけるフォーカスポイントになると考えた。しかし、それ以前の江戸時代の名残も必要だ。
ライドのスタートは桜田門。江戸時
始めたら始まる - サイクリングプラン 1
サイクリングをディレクションした。久しぶりだった。
今回は BROMPTON JAPAN からのオファーで、場所は東京、JCMの就任、CEOの来日に合わせ、ユーザーとの交流の機会を設けるという内容だった。
人と何かをするということが久しぶりだったが、社会復帰の予兆な感じもする。できるかどうかなど考える間もなく、始めたら始まった。この感覚も久しぶりだ。
コミュニケーションの軸となるのは何か、考
自分を分析したというか、されたというか
MBTIというのを2回やってみた。
INFPというアルファベットの配列でパーソナル診断の結果が示された。
4月より、9月の方がクセが強くなっている!?
内向的で直感に従う、道理的な気質で、戦術は探索型、アイデンティティは慎重と出ている。これらの傾向は完璧ではないにしても全て当てはまっており、さらにこの 6ヶ月ほどでそれぞれの要素は強まった。一つだけ、気質の道理的要素は下がり、対比される論理的
わたしのページを捲るのは、わたし
確かにそうだ。… しかし …
なんだかよくわからない世界を、わたしはこうだと言って生きていくことは、誰にでもできることではない。という現実の中にいる。
無限に情報が有りふれた世界で、理路整然と相対的にわたし自身を捉えることなど至難の技である。一方で、直感的にわたし自身を捉えることも、今の現状を考えればできていないだろう。
人に言わせれば、強い意志があるように見えたり、拘りが強く見えたりもする
終わり、始まり、繋がり、巡るなにか
仕事を辞め、時間がある内に回れるところは回っておきたいと思っていたが、3月の後半に少し旅をすることができた。
ちょっと振り返りながら、最近の出来事を綴りたいと思う。
この短い期間の間になにが起こっていたかと思い返すと、さまざまな事が同時に起きていて、今の私自身ここから学ぶことが多くある。
その後、私は地域を巡る『RAPHA CARAVAN』を立ち上げた。根底にあるのは『RIDE FOR KU
東京の村、自然と暮らしを守る。
檜原村?キャンプをしたり、登山をしたり、トレイルランニングやサイクリング、モーターサイクルでツーリンング、車でドライブなどなど、自然を求めて山や川、海へ行く人は激増している。
自然と戯れてストレスを発散させることは、グローバルに人気が高まってきていたところに、コロナ禍がそれ等をさらに促進させた。マインドフルネスやメンタルヘルスを意識して美しい自然の中へ身を置く。
あるいはモノが溢れた時代に、体
取りもどせないを取りにいく
窓から陽光が射し込んでくると眩しいが、晴れやかで気持ちが良い。突然暗くなったりもするが、今は電車に乗って西へ西へと向かっている。
友が愛した町、そして彼が人生の幕を閉じた尾道へ。奈良生まれの彼は大人になってからは東京でファッション系の仕事をしていたが、造船に携わるため2016年に尾道へ移住した。
ちょうど同じ年に私は、ラファのPOPUPを尾道でやる事になって、尾道を中心とした瀬戸内のサイクリス