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かすり傷でも色素沈着/サバイバルウェディング
外見的にじゃなく、マインド的に。
こう思っている人が圧倒的多数なんだろうなぁと思う。失敗しないように、道から外れないように。
一方、最近話題のカリスマ編集者箕輪さんのモットーは、「死ぬこと以外かすり傷」。
以前、コルク佐渡島さん×石川善樹さん×箕輪さんの対談イベントでおもしろいことを言っていた。「死ぬこと以外かすり傷、って戦時中だったら普通だよね」。たしかに。
そういう時代を経て、平和な日
まるで予言の書/糸井重里著『インターネット的』(2001年刊)
この本は、インターネットによってもたらされる人間や世の中のさまざま変化を、糸井さんが糸井さんならではのやさしい日本語で言語化したもの。インターネットができてもう随分経つけれど、今なお学ぶべき考え方が盛りだくさんな予言の書的一冊。
「インターネット」と「インターネット的」「インターネットそのものは”情報を伝える仕組み”に過ぎない。もっと大切なのは、”インターネット的”かどうかである。」というのが本
上等な料理にハチミツをブチまけるがごとき思想/グラップラー刃牙 第272話 範馬勇次郎
何事においても余計な尾ひれをつけたがる人は多い。もう伝えたい話は終わっているのに、「ちなみに…」とやたらに関係ないことをちなんでくる人、「この点質問されたら困るから念のため」と不要な情報を資料に詰め込み、本当に伝えたいことを埋もらせてしまう人など、パッと頭に思い浮かぶ人もいることだろう。
多くの場合はそれが逆効果になってしまっていることが多い。そればかりか、そんな尾ヒラーの自己満足と保険によって
446人のオーケストラ/NewsPicksアカデミア猪瀬ゼミ ビブリオバトル番外編
過去類を見ない雨量がもたらした西日本の大雨被害、その少し前には大阪の大地震。自然災害大国日本ということを改めて思い知らされる日々が続いています。
そんなときに、NewsPicksアカデミアの猪瀬ゼミにおいて、ビブリオバトルに参加する機会を得ました。私のバトル本は猪瀬さんの2015年の著作『救出』です。
『救出』は、東日本大震災を取り上げた震災関連本。「偶然の必然」によって命が繋がったドラマを読
豚の安心を買うより 狼の不安を背負う。 見城徹著『読書という荒野』
この本を読んで僕が最初に頭に浮かんだのは、ブルーハーツの『俺は俺の死を死にたい』でした。
豚の安心を買うより 狼の不安を背負う
世界の首根っこ押さえ ギターでぶん殴ってやる
(THE BLUE HEARTS/俺は俺の死を死にたい)
「豚のような時間を過ごしてはいけない」と、読書を通じて自己検証、自己嫌悪、自己否定をひたすら繰り返す様子が、ハスキーボイスで叫び続けるブルーハーツのマーシーと