物理の世界では私たちがあらゆる物質と同じである、素粒子というもので出来ていることが分かっている。 そして実は概念や思い込みや感情すらも、その正体はすべて素粒子で…
最近、私たちは一瞬一瞬の積み重ねでしかないということ、よく思う。 もっと言えば、(私)という存在は幻想であり、不確かであり、存在自体あるのかもわからない。 唯一…
あなたは言った 君はこうだと 私は言った そうじゃないと あなたは言った じゃあなぜ怒るのかと 私は迷わず思った お前のちっぽけな物差しで 私を図るからだよ、と。
心を閉ざす 真暗闇の中 感じていく 私を 私の半分はよく見える 柔らかく 熱が帯びてる 柔和で 滑らかで すべての人や物やコトのそれと 繋がっている もう半分のことは…
星は美しいかけら そこから ひとつぶを取り出す 記憶の果てにあるそれは なまあたたかい かぜがいう 手にあまる喜びだよ ぼくは歌う 手のひらにかかえた かけがえの…
ときめくキラキラの宝箱を思い出す 小さい頃、ママのセカンドバッグが 揺れるのを見てた 目の前の山が紅葉してる あらゆる色がおさめられてる 小さい頃、化粧台の前で …
僕は深呼吸を1つした 肩は力を持たず ただそこにいて 膝からは少し軋む音がしたので まるで骨が新しい事に 挑戦しているように思えた 細かく連なる体を 結果小さな細胞…
触れたくなる 光がたまるところ シルクのような柔らかな存在 撫でるように 奏でたハミング 生きていれば 時にハッとするような 景色に出会うことがある …
砂を踏む感覚は 何か大切なものを踏みしめる感覚と似ていた そこには少しだけの隠匿と 太陽のような明るさがあった 踏みしめるたびに 命を感じ、消滅を味わう ふと見上…
死と自分との狭間には ぼんやりとした雲があって いつでも向こう側を感じられるのだけど 今はこちら側にいるというだけのこと 生の息吹は どこかしこにも溢れていて この…
余すことなく 空がキレイだった 雲と雲は 扇状に広がる 扇子みたいだ その隙間を埋める 青い空間は まるで 悩みごとがなくなった後の 心のように軽く その上…
月の影を追いかけてる スッポリと雲に覆われた満月らしい光が 少しだけ裏側で笑ってる 私は少しだけ裏側の温度のことを想う 月の影が逝く頃に そこに月があっ…
ふと夜中に目が覚めて この世界がひっそりと終わろうとしてたら どうしようかと思う もし外の世界が 全てニセモノで リアルだと思っていた照明もエキストラも 舞台を降り…
音みたいなものが 溢れている それはまるで情報量の多いTVみたいに 本物はなくて 空洞が広がっている スカスカする心が 何かに埋められるのを待つ そんな ちいさな夜…
記憶には 狭間があった 本物の記憶と 知らぬ間にでっちあげた記憶 その狭間はとてもあいまいで きっと手を伸ばしても見つけられない 私は遠くでぬかるんだ泥のように…
愛子先生/感動のメカニズムを世界へ発信🌏
2024年9月24日 21:25
物理の世界では私たちがあらゆる物質と同じである、素粒子というもので出来ていることが分かっている。そして実は概念や思い込みや感情すらも、その正体はすべて素粒子である。え?そんなわけない、なんでこのコップと自分が同じ?もっというと感情すらも自分と同じ物質で出来ているなんておかしい!と思う人もいるだろう。それは否定しない。でも物理学的には事実そうであると言わざる終えない。昨今は量子の世界が
2024年9月5日 12:56
最近、私たちは一瞬一瞬の積み重ねでしかないということ、よく思う。もっと言えば、(私)という存在は幻想であり、不確かであり、存在自体あるのかもわからない。唯一、(私)を確かにしてくれるものがあるとしたら、それはこの今、目の前にある一瞬の中。だけだ。例えば切り取った映画のワンシーン、例えば美しく飾られた一枚の絵。その全ては瞬間を描いているが、そこにはそれら前後の全てが内包されている。
2024年1月8日 11:02
あなたは言った君はこうだと私は言ったそうじゃないとあなたは言ったじゃあなぜ怒るのかと私は迷わず思ったお前のちっぽけな物差しで私を図るからだよ、と。
2023年2月4日 16:55
心を閉ざす真暗闇の中感じていく私を私の半分はよく見える柔らかく 熱が帯びてる柔和で 滑らかですべての人や物やコトのそれと繋がっているもう半分のことはよく見えなかった固く 冷たい朝のように固執的で 不動のごとくすべての人や物やコトのそれを遮断しているその半分と半分がひとつになってはまた離れたりしているそれは周期とも言えるサイクルのようにいつも同じではなく
2023年1月23日 23:44
星は美しいかけらそこからひとつぶを取り出す記憶の果てにあるそれはなまあたたかい かぜがいう手にあまる喜びだよぼくは歌う手のひらにかかえたかけがえのない命のこと例え明日が来なくとも全ての瞬間が 彼女達へ 降り注ぐようにとまつ毛の長い 目じりの吊り上がった嘘つきのいない表情には きっと誰も彼もが虜になるこの冬が終わる頃には 匂いほども残さずに 跡形もな
2023年1月23日 23:36
ときめくキラキラの宝箱を思い出す小さい頃、ママのセカンドバッグが揺れるのを見てた目の前の山が紅葉してるあらゆる色がおさめられてる小さい頃、化粧台の前で紅色のリップと青色のアイシャドウが交わり合うと、ママは美しかった見慣れないママの姿が妙に私をソワソワさせた目の前の山が高揚してるあらゆる色が山を美しくしてるあの時のリップとアイシャドウを変なのとなじった私は本
2023年1月23日 23:18
僕は深呼吸を1つした肩は力を持たずただそこにいて膝からは少し軋む音がしたのでまるで骨が新しい事に挑戦しているように思えた細かく連なる体を結果小さな細胞の集まりだと誰かが言っていたので動かす方法を知らなくて傷だらけになった細胞達にキスをするようにいたわりを持つ決まり事の様にそこにいる全ての僕に出来る事を考えた深呼吸をしてあの時、酸素は少しだけ僕らを守
2023年1月23日 06:33
触れたくなる 光がたまるところ シルクのような柔らかな存在撫でるように 奏でたハミング 生きていれば 時にハッとするような景色に出会うことがある 胸が一気につかまれて、そこに囚われて通り過ぎてもなお 過去に留まっていたくなるような そんな光がたまるところ それは誰かの内部に秘密に そっと触れるような それは急に吹いた風に突風に 輪郭を失うような どうし
2020年4月18日 00:17
砂を踏む感覚は何か大切なものを踏みしめる感覚と似ていたそこには少しだけの隠匿と太陽のような明るさがあった踏みしめるたびに命を感じ、消滅を味わうふと見上げれば風が波が音が光がまつげの間に滑り込んでくる大切なものを踏みしめるたび身長が少し伸びた気がして痛む胸を両手で押さえてたどんな時も ここにはずっと海があった☆EYECOを応援してみる(投げ銭専用ページに飛びま
2020年4月17日 23:56
死と自分との狭間にはぼんやりとした雲があっていつでも向こう側を感じられるのだけど今はこちら側にいるというだけのこと生の息吹はどこかしこにも溢れていてこの寂れた東京を潤しているホームで電車を待つそのとき信号機が青になるそのとき背後にヒヤリとのしかかる死のあまりにもハッキリとした温度が少しだけ心臓の鼓動を早くする死と自分との狭間にはもうまもなく、ぼんやりとした雲がか
2020年4月17日 23:29
余すことなく空がキレイだった 雲と雲は扇状に広がる 扇子みたいだ その隙間を埋める 青い空間はまるで 悩みごとがなくなった後の 心のように軽く その上に広がる粒々の星の子供たちはのちにくる夜を 心待ちにしてる 私は 私だけの仕草で美しさの中にある匂いを嗅いだ鼻の奥がツーンとする ワサビみたいだ美しさはいつも ツーンとして少しだけ痛みがあって なん
2019年10月15日 23:03
月の影を追いかけてる スッポリと雲に覆われた満月らしい光が少しだけ裏側で笑ってる 私は少しだけ裏側の温度のことを想う 月の影が逝く頃に そこに月があったことを示すものは何もない私が目撃した月を、知る者は誰もいない 月の笑い声が今も山をこだまして私の心を突き動かしているのに 匂いさえも残さずに行ってしまうんだ いつも ☆EYECOを応援してみる(
2019年9月27日 11:29
ふと夜中に目が覚めてこの世界がひっそりと終わろうとしてたらどうしようかと思う もし外の世界が 全てニセモノでリアルだと思っていた照明もエキストラも舞台を降りて片付け始めてたらどうしようかと カーテンの隙間からかろうじて街灯が入り込んできて 今は まだ私は真っ暗な部屋の中にいても 外の世界が まだそこにあって 蠢いている様を感じられる もし今この世界が終わろうとして
2019年9月18日 13:41
音みたいなものが 溢れているそれはまるで情報量の多いTVみたいに本物はなくて 空洞が広がっているスカスカする心が 何かに埋められるのを待つそんな ちいさな夜のことつけっぱなしのTVも イヤホンから聞こえる消し忘れたジャズも 夜を埋める星のように完璧ではなくて 寂しさは消えない月は光るのをやめて 星に席をゆずった様だった私は思い出すのを やめたかったゆるす限り 明る
2019年2月1日 18:47
月の影を追いかけてる スッポリと雲に覆われた満月らしい光が少しだけ裏側で笑ってる 私は少しだけ裏側の温度のことを想う 月の影が逝く頃に そこに月があったことを示すものは何もない私が目撃した月を、知る者は誰もいない 月の笑い声が今も山をこだまして私の心を突き動かしているのに 匂いさえも残さずに行ってしまうんだ いつも
2019年1月11日 10:57
記憶には狭間があった 本物の記憶と知らぬ間にでっちあげた記憶 その狭間はとてもあいまいできっと手を伸ばしても見つけられない 私は遠くでぬかるんだ泥のように乾くのを待ってた よく見ると あらゆる記憶は『私』を創っていて この私に影響してる呼応してる 波紋してる 記憶は全てあいまいで不確かで鮮明で本物っぽい 私はいつもそれに踊らされて泳いでる 真っ白な海を