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心を閉ざす
真暗闇の中

感じていく
私を

私の半分はよく見える
柔らかく 熱が帯びてる
柔和で 滑らかで
すべての人や物やコトのそれと
繋がっている

もう半分のことはよく見えなかった
固く 冷たい朝のように
固執的で 不動のごとく
すべての人や物やコトのそれを
遮断している

その半分と半分が
ひとつになっては
また離れたりしている

それは周期とも言えるサイクルのように
いつも同じではなく
揺らいでる

まさにすべての瞬間に生まれ変わってる

ためらいがないと言えば
嘘になるが
その時々において
人を傷つけたり 傷ついたりしている

私の半分は
もうひとつの半分を
見てる
ただ見て 聞いている
できる限り
小さなことを
大切にできるようにと

目を閉じて
心を明らかにして
分かち合っては
根っこに帰り

その根から 発芽する魂が
どうぞ半分の真ん中のその真ん中で
ありますようにと

開いた瞼の中に
広がったのは
この地球の煌めきだった

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