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カラダは話してる

僕は深呼吸を1つした

肩は力を持たず
ただそこにいて

膝からは少し軋む音がしたので
まるで骨が新しい事に
挑戦しているように思えた

細かく連なる体を
結果小さな細胞の集まりだと
誰かが言っていたので


動かす方法を知らなくて
傷だらけになった細胞達に
キスをするように
いたわりを持つ

決まり事の様に
そこにいる全ての僕に
出来る事を考えた

深呼吸をして

あの時、酸素は少しだけ僕らを
守ってくれていたように思う

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